【CND】Cindicator(シンジケーター)のICO(トークンセール)が終了

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    9月12日に開始したCindicator(シンジケーター)のICO(仮想通貨CNDのトークンセール)が、9月25日に終了しました。https://cindicator.com/

     

    トークンセールは無事終了しましたが、10月か11月にはDEX等で売買/トレードが可能になることを見越して、本記事ではプロジェクトの概要、CNDトークンの性質、価格の推移について分析します。

     

    Cindicator(シンジケーター)とは?

    ロシア出身のエンジニア達が仕掛ける金融特化型プロジェクト、Cindicator(シンジケーター)は「Hybrid Intelligence for Effective Asset Management」というキーワードを掲げ、効果的な資産運用/投資を行うために「人間とAIによるハイブリッド型の知能」を活用して、正しい投資判断が出来るようユーザー/投資家達をサポートするプラットフォームを構築しています。

     

    一言で表現すると「人間×AIの力で市場の値動きを予測するサービス」です。世界中のアナリストによる投資予測を集約し金融市場のデータを集め、AI解析(ビックデータ解析)することによって、金融市場のエコシステムを加速させます。人々の予測を活用して将来への意思決定をサポートするモデルは、Gnosisの構想とも近く、非中央集権/分散型のエコシステム思想を表したサービスと言うことができるでしょう。

     

    マーケットが成熟しインフラが整備された金融市場では、トレーダーや投資家はビッグデータを活用して市場のニーズを洗い出し、投資判断を下します。暗号通貨市場は規模が小さいためボラティリティが激しく未熟な市場ですが、このような不確実性の高い市場においても、投資判断を行うためのツールやデータを提供できるのがCindicatorの優位性です。

     

    またCindicatorは既にサービスとして稼働しており、アプリ上で投資予測を行うことが可能です。2017年11月にはWeb版のリリースも控えています。殆どのICOプロジェクトがサービスローンチ前に資金調達を行う一方、既に使用できるプラットフォームが整っていることは、その後トークンをすぐに活用できることも想像でき、トークンホルダーにとっては安全材料でしかありません。

    さらに今年9月にモスクワ証券取引所とのパイロットプロジェクトが実施され、実験的に年間47%の利回りを達成したと報告されています。

    Cindictorは、ヘッジファンドと機関投資家に正確な予測を提供するため、15,000人のアナリストとAIメカニックの分析データを組み合わせ、投資予測をしています。

    このパイロットプロジェクトでは、毎日4種類の先物取引について863人の独立した非専門アナリストの予測価格情報を集積しました。56の質問に対する回答に基づいて、約100件の取引を行い、そのうちの80%以上が収益を上げています。モデルポートフォリオは15日後に2.81%増加し、年間収率は47%になります。興味深いことに、AIのみで予測したモデルポートフォリオの利益は、ハイブリッド型のポートフォリオよりずっと低くなっていたと声明で述べていました。

    http://www.ibtimes.co.uk/ai-platform-cindicator-drives-47-per-annum-yield-moscow-stock-exchange-pilot-1637868 より抜粋引用)

     

    CNDトークンの性質について

    CNDトークンの設計や役割については、HP上で図解されています。

    ホワイトペーパーの記述内容をまとめると下記4点が主要な役割となります。(ホワイトペーパー内第4章)

    https://cindicator.com/Cindicator_WhitePaper_en.pdf

     

    1. CNDホルダーはCindicatorのサービス/プロダクトを利用することが可能
    2. Cindicatorのサービス/プロダクトの一部は、CND保有量に応じてアクセスレベルが設定され、限定的に使用できる
    3. Cindicatorのサービス/プロダクトの一部は、CNDを支払うことにより利用できる
    4. CNDプールが形成され、投資予測を行ったアナリストや他の貢献者へCNDの報酬が与えられる

     

    またCNDプールとは別に、ETH/BTCプールが形成され、エコシステムへの知的投資を促すため、「ETH/BTCが投資予測を行ったアナリストやCindicator運営チームへ褒賞として与えられる」と記述されています。(ホワイトペーパー内第4章)

     

    トークンセール(ICO)終了後の価格推移について

    Cindicator(シンジケーター)のトークンセールは、9月25日に最終ステージのTier4が終了し、合計1,500,000,003.4559CNDトークンを売却したことを発表しています。

    私たちはトークンセールのTier4でCNDトークン1,500,000,003.4559を売却しました。4057人がCNDトークンホルダーとなりました。 我々は55,569.45ETHを調達し、首尾よく$ 15,000,000 USDのハードキャップを達成しました。

    (Cindicator運営チームより、トークン購入者へ届いたメールより抜粋)

     

    なお、CNDトークンは「10月12日まで送金/移動できない」と運営チームより届いたニュースレターに記載されています。

    まだ動かせない状態ではあるものの、HitBTCのIOUマーケットでは、既に約4倍の値段が付いています。(0.000138ETH=約0.04USD 2017年9月29日12:00時点)

    HitBTCは、トークンの正式上場前に先行して取引することができる、プレマーケットが人気の取引所です。このCNDの場合、まだトークンは動かせないため、現物取引ではなく、IOUという言葉を一般的に使用します。IOUとはIOU=I Owe Youの略で、日本語では「借用証書」を意味し、「将来的に現物と交換できる権利の取引」と表現できるでしょう。期限が設定されていないため、先物取引とは異なるものと理解できます。

     

    CNDのDEX等への上場の情報や、今後の値動きについては目が離せません。引き続きConsenSys Media JapanはCindicatorに関する情報をお届けしていきます。

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