仮想通貨マイニング:知らなければいけないことまとめ ~その1~

目次

    仮想通貨マイニングを行うことを考えたとき、知っておかなければならないことがあります。どのようにマイニングが行われているのか、何が必要なのか、始めるにあたっての準備が必要不可欠です。

    今回は連載記事として、本記事ではマイニングの概要をビットコイン/Bitcoinマイニングの例を参考に説明します。全記事を通して、マイニングを始めるにあたって知っておかなければならないことをまとめて紹介します。

    仮想通貨マイニングとは

    本来マイニングとは、鉱山等で発掘することですが、ここでいうマイニングとは少しニュアンスが異なります。仮想通貨においてのマイニングとは、ブロックチェーン上のトランザクションを有効化することです。

    「Mining is a way of validating transactions on the blockchain.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/)

    銀行で働く人は金銭のトランザクションが合法に行われているか確認する必要があります。仮想通貨上では、その確認を、マイニングソフトウェアを使用している人(マイナー)に代わりに行ってもらうことを指します。銀行員はそのトランザクションを処理することの対価として給料を取得し、マイナーは同様に仮想通貨コインを報酬として獲得します。

    「Instead of someone at a bank or a clearing house making sure transactions are legitimate, people who run mining software (miners) do this job instead. While someone at a bank might get paid a salary, miners are rewarded for their work in the form of cryptocurrency.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/

    Proof Of Work(PoW)とは?

    マイナーはPoW(PoWのアルゴリズムを採用している仮想通貨に対して)のプロセスの元、仮想通貨トランザクションを認証する必要があります。詳しい解説は同サイト:(https://consensysmediajapan.com/3614.html)を参考にしてください。

    例:ビットコイン / Bitcoin のマイニング

    ハッシュレート

    ビットコインが初めて登場した時代、自身のパーソナルコンピューターでのマイニングが可能でした。しかし、現在の状況は大きく変わり、ある特定のマイニングハードウェア:application-specific integrated circuits (ASICs)を使用しなければならなくなりました。というのも、ビットコインのマイニングに求められるコンピューティングパワー(ハッシュレート)が膨大となったためです。そのため、PCや携帯(スマホ)、その他のapplication-specific integrated circuits (ASICs)ではないツールではマイニングはできません。

    新規ブロックをマイニング

    ビットコイン上のトランザクションは、グループ化され、ブロックに記録されます。このトランザクションの保管場所であるブロックをブロックチェーンに加えるか否かは、マイナー次第となります。

    ハッシュの計算

    ASICが必要な理由は、ハッシュレートが高い場合の処理のためであるのは先述しました。ハッシュレートが高いツールを所持していれば、より多くのハッシュの処理が可能になります。のです。その対価として、仮想通貨に形成されているシステムから、その通貨を受け取ることになります。

    ハッシュとはブロック生成のための”nonce”と考えられています。”nonce”とはnumber used onceの略であり、一度のみ使用される数字といった意味です。これは、適当な数字のひものようなもので、一度決定されることで、ブロックチェーンに追加される前のブロックに加えられることが許されます。”nonce”の複製は困難ですが、その数字が何なのか認識することは容易です。

    より多くのハッシュレートを保持していれば、より多くの適切な”nonce”を発見することができます。正しい”nonce”を新たなブロックに紐づけたマイナーは、その新たなブロックをブロックチェーンに加えることで、報酬としてのビットコインを獲得することができます。

    「The miner that finds the correct nonce adds the new block to the blockchain and is rewarded with Bitcoin for their efforts.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/

    ビットコインブロック生成報酬の推移

    上述したようにビットコインでは、作成した新規ブロックをブロックチェーンに加えることで、報酬を獲得します。この報酬は、時間とともに変化していきます。

    まず初めに、ビットコインが創設者であるサトシ・ナカモトによって作成されたとき、そのブロック報酬は50BTCに設定されていました。(1ブロックに対し)その報酬額で210,000ブロックが生成されました。

    その後の210,001ブロック以降、報酬が25BTCに変更になりました。更に、420,000ブロック以降は12.5BTCとなりました。

    それらのブロックは毎10分程度の時間で作成され、一日約144ブロックが生成されます。年化にすると52,560ブロックが生成されることになります。つまり、210,000ブロックは四年間で生成され、報酬の半減が起こりました。

    仮想通貨マイニングの今

    仮想通貨のマイニングには制限があります。PoWとマイニングには強力なコンピューティングハードウェアとエナジーが求められます。ビットコインに関しては、ハッシュレートの処理にかかるコストが膨大です。1つのAISC使用にかかるコストは、数百から数千USDになります。

    (マイニング工場画像 引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/

    唯一の理由というわけではないですが、ビットコイン価格の上昇が上がるにつれて、マイニングのオペレーションが次第に複雑になっています。また、個人でのマイニングの乗用は縮小しています。というのも、上部画像のようなマイニング工場がいくつも誕生しています。これらの工場は同時に数百から数千のASICを同時に稼働しています。

    個人マイニングのチャンスはほとんどないのが現状です。自身でマイニング工場のような設備を整える、もしくは、これらの工場にジョインする以外難しいと考えられます。さらに、これらのASICを稼働するのにかかる電力もまた膨大です。そのため、電力の安い中国でのマイニング(工場)が活発に行われる傾向にあります。*マイニングに使用する電力が非常に多く、政府による規制が発生するほどです。

    「Moreover, all of this computing requires tons of electricity, which can of course be expensive. Because of high electricity costs, Bitcoin mining, for example, is largely done in places with cheap electricity like China.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/

    また、ASICがヒートアップすることを防ぐためのクーリングコストも発生します。そのため、アイスランドのような寒い地域でのマイニングはその費用削減に効率的です。

    「Also, unless you are mining in a naturally cool locale, such as Iceland, which also benefits fromcheap geothermal and hydroelectric energy, you also need to account for cooling costs, as ASICs run hot!」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/

     

    次回の記事では、実際に仮想通貨マイニングを行う上で必要な道具や知識を紹介していきます。

     

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