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仮想通貨マイニング:知らなければいけないこと辞典 ~その3~

仮想通貨マイニング:知らなければいけないこと辞典 ~その3~

2018/08/15 at 5:20 PM 0 comments
今回記事は、仮想通貨マイニングまとめ記事第三弾となります。第一弾、第二弾では、仮想通貨マイニングの基本概要と仮想通貨マイニングを始める上で必要な情報についてまとめました。第三弾の本記事では、仮想通貨マイニングを行うことの利点、難点についての解説をまとめていきます。 事実、多くの方が仮想通貨マイニングを行っています。では、なぜ行うのでしょうか。どのような理由が存在するのでしょうか。 ​仮想通貨マイニングのメリット なぜ人々は仮想通貨マイニングを行うのでしょうか。そこには様々な潜在的なメリットが存在しました。 単純に楽しさを求める 仮想通貨マイニングは楽しいものであると考える人がいます。仮想通貨に興味関心がある人にとっては、仮想通貨マイニングによって仮想通貨についての知識を増やしつつ、報酬としてのコインを獲得できることは確かに楽しいことかもしれません。 仮想通貨の潜在性 自身が早い段階からマイニングを始めていた場合、仮想通貨の技術がより中心的技術となるにつれて、より多くの利益を獲得することになります。マイニングして獲得した仮想通貨は、アメリカドル、日本円、そのほか通貨に対し価格価値を上げ、様々なサービスや商品を購入することを可能にする可能性があります。 もちろん、仮想通貨マイニングはリスクも含みます。仮想通貨市場の動きを誰も予測することはできません。急な価格下落が発生する可能性は未だに排除できません。 経営者への転身 仮想通貨マイニングオペレーションを拡大させ、安定した利益を生み出せるようになれば、仮想通貨マイニングを事業とした経営者になることができます。しかし、これには多くの技術やマイニング際した特別なスキルが求められます。その他には、経験や初期費用等の壁も存在します。 仮想通貨が未来を変える 全てのマイナーがお金を稼ぐことを目的として仮想通貨マイニングを行なっているわけではありません。多くの方は、仮想通貨が成功することに期待し、未来を変えてくれると信じ、トランザクション認証を行なっています。 仮想通貨マイニングのデメリット 高いエナジー消費量 仮想通貨マイニングは多くの電力を必要とします。仮想通貨マイニングに使用されている電力は、現在中国では規制されるほど深刻な問題となっており、年間の消費電力は、スイスの年間の電力消費量を上回るほどです。つまり、一国の年間消費電力量と同等の電力が仮想通貨マイニングにて消費されています。マイニングは今後も規模を拡大することが予想されるため、世界の電力の供給に支障をきたす恐れがあります。この問題を解決するために、PoSやグリーンマイニング等の考えが生まれています。 複雑性 仮想通貨の初期は誰でも容易に行うことができましたが、現在は複雑化が進んでいます。これはビットコインに限らず、その他全仮想通貨に言えます。 例えば、ビットコインに関していえば、より多くのコインがマイニングされることにより、少ない報酬、単純にマイニングが困難になりました。それにより、より多くのエナジー、高性能なコンピューター、多くの時間が求められています。 これは、マイニングプールが人気となっている一つの理由です。 「For example, as more Bitcoin is mined, the formula to mine another BTC will become increasingly more complicated, less rewarding and harder to crack. Therefore, it's becoming more time, energy and resource intensive. This is one of the reasons why mining pools are becoming more popular.」 (引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) 騒音 マイニング時の音はかなり大きく、うるさいです。マンションやアパートで行うには近隣からの苦情が寄せられる可能性があります。 低い利益率 初期費用 ビットコインマイニングのハードウェアASICの値段はかなり高額です。その初期費用を取り返すまでに一年ほどの期間が求められます。また、上述したように多くの電力を必要とするため、電気代等も考慮するとさらに多くの時間がかかるかもしれません。市場価格が下落しても同様のことが言えます。   仮想通貨市場 仮想通貨の価格は不安定です。仮想通貨価格はボラティリティが大きく、かなり不安定なマーケットといえます。マイニングした後にその通貨の価格が下がることで、利益減少の可能性が懸念されます。このことを考慮に入れた計画性のあるマイニング計画が求められます。 仮想通貨マイニングに関する”FAQ” どの仮想通貨をマイニングすべきか? 今回のまとめ記事にて伝えた通り、仮想通貨マイニングの複雑化が進行しています。個人的な見解としても、どの仮想通貨がよいと名指しすることは難しいです。考えるべきことは、自身の投資できる金額、その目的を明確にすることです。身の丈に合った、自身の目的に適当な通貨を選択しましょう。 今後の成長が見込めると、自身が信じることのできる仮想通貨を選択することをお勧めします。 次のリンクから、ハッシュレート、ブロック生成時間、取引レートを参考にしてみてください。リンク なぜ仮想通貨マイニングはGPUを使用するのか? Graphic Processing Units (GPU)は、仮想通貨マイニングの効率性を上昇させることを助けます。現在、仮想通貨マイニングの複雑性が増す中、以前使用していた普通のコンピューターでのマイニングが難しくなっています。そのため、より高性能な、高パワーを持ったGPUを使用しています。 仮想通貨マイニングでいくら儲かるか? マイニングカリュキュレータを使用することで、大まかですが計算可能です。自身の投資額と、利益を比較して、どの機関でいくらの金額のあがりを得られるのか計算します。 仮想通貨マイニングはいつまで続くのか? まさにその仮想通貨次第です。その通貨が、どれだけの流通通貨量を用意しており、現在残っているかによります。 ビットコインを例にすると、ビットコインの流通量は21,000,000BTCと決まっています。マイニング報酬として残っているビットコインの量は今年の4月末時点で4,000,000BTCです。ビットコインに関しては、2140年までビットコインマイニングは継続されると考えられています。 「So there are 21 million Bitcoins, and (at the end of April) there were only 4 million left to mine. The last Bitcoin is estimated to be mined by 2140.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/)   今回の三つの記事を参考にし、仮想通貨マイニングに対する見聞を深めて頂けたら幸いです。
仮想通貨マイニング:知らなければいけないことまとめ ~その2~

仮想通貨マイニング:知らなければいけないことまとめ ~その2~

2018/07/19 at 10:51 AM 0 comments
本記事は、前回記事の仮想通貨マイニングの概要の続編となります。前回記事では、ビットコインを例に、マイニングとは何なのか、どのようにしてコインを獲得するすることができるのかをまとめて説明しました。今回の記事では、実際にマイニングを行うにあたり、用意しなければならないもの、マイニングの流れを解説していきます。 仮想通貨マイニングに必要なもの コインウォレット 仮想通貨のマイニングに成功した場合、そのブロック報酬としてのコインを保存するための財布(コインウォレット)が必要になります。前回記事に引き続きビットコインを例に解説していきます。 ビットコインのウォレットは多くの種類が存在します。たとえば、Webウォレット、Mobileウォレット、デスクトップウォレット、ハードウェアウォレット、そしてペーパーウォレットがあります。   詳しい解説は同サイト::(https://consensysmediajapan.com/3823.html)参照 (引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) マイニングソフトウェア 仮想通貨を保存するためのウォレットを一度選んだら、次にマイニングするために必要なソフトウェアを選ぶ必要があります。ASICのようなマイニングハードウェアは、PoWのために必要な、実際のコンピューティングを実行する役割を担っています。一方のマイニングソフトウェアは、そのハードウェアと、ビットコインのブロックチェーンを繋げる役割を持ちます。もし、マイニングプール(複数のマイナーが協力してマイニングを行うグループのようなもの)に属している場合、マイニングソフトウェアはそのマイニングプールとの結び付けを行います。 「Once you’ve picked a wallet for storing your mined cryptocurrency, you need to decide on mining software. While mining hardware, such as Bitcoin ASICs, are responsible for performing the actual computing needed for proof of work, mining software is what connects hardware to the Bitcoin blockchain (and mining pool if you are part of one).」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) また、マイニングソフトウェアはハードウェアのハッシュレート、ファンスピード、温度、仮想通貨ネットワーク上における平均のマイナーハッシュレート、etc...等の様々な計算、統計結果を表示する役割もあります。 「Mining software may also display various statistics like your hardware’s hashrate, fan speed, temperature, and average miner’s hashrate on the cryptocurrency’s network.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) マイニングプールのメンバーシップ マイニングを行うユーザー達は、彼らのコンピューターパワーを共同出資することで、マイニングを行うことができます。それによって得た利益は、そのマイニングに出資したメンバー間で山分けされます。ハッシュレートを合わせることで、マイニングプールはより多くのハッシュレートを得ることになります。→より多くの”nonce”を導き出す機会が増えます。 個人に関しては、マイニングプールに参加することによって、より一貫した少ない支払いから利益(利益も少ないが)を獲得することが可能です。プールのメンバー間で利益を分けなければいけないため、自身が獲得する利益は小さくなりますが、”nonce”を発見する機会が増えるため、安定した利益を獲得できます。 「As for the individual, by joining a pool, a miner gains to benefit from more consistent (but smaller) payouts. It's consistent because a pool finds more nonces but also smaller, because block rewards are split amongst members of the pool.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) オンライン取引所 マイニングによって獲得した仮想通貨を売却したい場合、最も簡単な方法は仮想通貨取引所に登録することです。それ以外にも、個人間での相互合意による取引方法も選択できます。 「If you want to sell your mined cryptocurrency, the easiest way to do that is by joining an cryptocurrency exchange.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) 信頼のおけるインターネット環境 ブロックチェーン上にリアルタイムでアクセスするためには、ネット速度の速い環境が求められます。さらに、ハッキング等の問題もあるため、信頼のおける、セキュリティが保護確保されたネットワークを使用することが望ましいです。 マイニングハードウェア 仮想通貨次第ではあるが、その仮想通貨のタイプ(種類)によって違ったタイプのマイニングソフトウェアが必要となります。 ビットコインは以前から述べているASICが、その他の仮想通貨は大抵自身のコンピューターからマイニングが可能です。 「For Bitcoin, you’ll need an ASIC (to be anywhere near profitable). For other cryptocurrencies, you might be able to mine using your own computer.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) マイニングを行う場所 ビットコインの場合、ASICはヒートアップし、大きなノイズを発生させます。そのため、どこに設置して、どのように管理するのかが重要となります。例えば、以前の記事で述べたような寒い土地に設置することで、メンテナンス費用を削減させたり、自身の住まいとは離れた場所に設置することで、騒音に悩まされずに済みます。 寒い土地でない場合は、冷房によってヒートアップを防ぐ等のケアも必要となってきます。 (ASIC工場の画像 引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) 冷却装置 上述したように、マイニング装置のヒートアップのケアが重要になります。そのため、風を送るファンのような装置であったり、何かしらの冷却装置が必要になります。 知識 仮想通貨マイニングの背景にあるコンセプトを学ぶ事は容易ではありますが、実際のオペレーション(仮想通貨をマイニングするという一連の過程)は若干の困難が生じます。始める前に、どのようにマイニングを行うのか、マイニングに必要な機具、機械のセットアップ方法、マイニングにおける一連の過程の管理方法を知っておく必要があります。また、最新の仮想通貨技術の進展にキャッチアップし、効率性を高めるために、自身の機具の設定を変更して行く必要があります。 「Learning the concepts behind mining cryptocurrency is easy, but in practice it's actually quite a difficult operation. Before going in, you should know how to mine, setup your equipment, and manage the mining process. You’ll also need to stay on top of the latest cryptocurrency developments and habitually tinker with your setup to maximize efficiency.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/)
仮想通貨マイニング:知らなければいけないことまとめ ~その1~

仮想通貨マイニング:知らなければいけないことまとめ ~その1~

2018/07/18 at 2:25 PM 0 comments
仮想通貨マイニングを行うことを考えたとき、知っておかなければならないことがあります。どのようにマイニングが行われているのか、何が必要なのか、始めるにあたっての準備が必要不可欠です。 今回は連載記事として、本記事ではマイニングの概要をビットコイン/Bitcoinマイニングの例を参考に説明します。全記事を通して、マイニングを始めるにあたって知っておかなければならないことをまとめて紹介します。 仮想通貨マイニングとは 本来マイニングとは、鉱山等で発掘することですが、ここでいうマイニングとは少しニュアンスが異なります。仮想通貨においてのマイニングとは、ブロックチェーン上のトランザクションを有効化することです。 「Mining is a way of validating transactions on the blockchain.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) 銀行で働く人は金銭のトランザクションが合法に行われているか確認する必要があります。仮想通貨上では、その確認を、マイニングソフトウェアを使用している人(マイナー)に代わりに行ってもらうことを指します。銀行員はそのトランザクションを処理することの対価として給料を取得し、マイナーは同様に仮想通貨コインを報酬として獲得します。 「Instead of someone at a bank or a clearing house making sure transactions are legitimate, people who run mining software (miners) do this job instead. While someone at a bank might get paid a salary, miners are rewarded for their work in the form of cryptocurrency.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) Proof Of Work(PoW)とは? マイナーはPoW(PoWのアルゴリズムを採用している仮想通貨に対して)のプロセスの元、仮想通貨トランザクションを認証する必要があります。詳しい解説は同サイト:(https://consensysmediajapan.com/3614.html)を参考にしてください。 例:ビットコイン / Bitcoin のマイニング ハッシュレート ビットコインが初めて登場した時代、自身のパーソナルコンピューターでのマイニングが可能でした。しかし、現在の状況は大きく変わり、ある特定のマイニングハードウェア:application-specific integrated circuits (ASICs)を使用しなければならなくなりました。というのも、ビットコインのマイニングに求められるコンピューティングパワー(ハッシュレート)が膨大となったためです。そのため、PCや携帯(スマホ)、その他のapplication-specific integrated circuits (ASICs)ではないツールではマイニングはできません。 新規ブロックをマイニング ビットコイン上のトランザクションは、グループ化され、ブロックに記録されます。このトランザクションの保管場所であるブロックをブロックチェーンに加えるか否かは、マイナー次第となります。 ハッシュの計算 ASICが必要な理由は、ハッシュレートが高い場合の処理のためであるのは先述しました。ハッシュレートが高いツールを所持していれば、より多くのハッシュの処理が可能になります。のです。その対価として、仮想通貨に形成されているシステムから、その通貨を受け取ることになります。 ハッシュとはブロック生成のための”nonce”と考えられています。”nonce”とはnumber used onceの略であり、一度のみ使用される数字といった意味です。これは、適当な数字のひものようなもので、一度決定されることで、ブロックチェーンに追加される前のブロックに加えられることが許されます。”nonce”の複製は困難ですが、その数字が何なのか認識することは容易です。 より多くのハッシュレートを保持していれば、より多くの適切な”nonce”を発見することができます。正しい”nonce”を新たなブロックに紐づけたマイナーは、その新たなブロックをブロックチェーンに加えることで、報酬としてのビットコインを獲得することができます。 「The miner that finds the correct nonce adds the new block to the blockchain and is rewarded with Bitcoin for their efforts.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) ビットコインブロック生成報酬の推移 上述したようにビットコインでは、作成した新規ブロックをブロックチェーンに加えることで、報酬を獲得します。この報酬は、時間とともに変化していきます。 まず初めに、ビットコインが創設者であるサトシ・ナカモトによって作成されたとき、そのブロック報酬は50BTCに設定されていました。(1ブロックに対し)その報酬額で210,000ブロックが生成されました。 その後の210,001ブロック以降、報酬が25BTCに変更になりました。更に、420,000ブロック以降は12.5BTCとなりました。 それらのブロックは毎10分程度の時間で作成され、一日約144ブロックが生成されます。年化にすると52,560ブロックが生成されることになります。つまり、210,000ブロックは四年間で生成され、報酬の半減が起こりました。 仮想通貨マイニングの今 仮想通貨のマイニングには制限があります。PoWとマイニングには強力なコンピューティングハードウェアとエナジーが求められます。ビットコインに関しては、ハッシュレートの処理にかかるコストが膨大です。1つのAISC使用にかかるコストは、数百から数千USDになります。 (マイニング工場画像 引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) 唯一の理由というわけではないですが、ビットコイン価格の上昇が上がるにつれて、マイニングのオペレーションが次第に複雑になっています。また、個人でのマイニングの乗用は縮小しています。というのも、上部画像のようなマイニング工場がいくつも誕生しています。これらの工場は同時に数百から数千のASICを同時に稼働しています。 個人マイニングのチャンスはほとんどないのが現状です。自身でマイニング工場のような設備を整える、もしくは、これらの工場にジョインする以外難しいと考えられます。さらに、これらのASICを稼働するのにかかる電力もまた膨大です。そのため、電力の安い中国でのマイニング(工場)が活発に行われる傾向にあります。*マイニングに使用する電力が非常に多く、政府による規制が発生するほどです。 「Moreover, all of this computing requires tons of electricity, which can of course be expensive. Because of high electricity costs, Bitcoin mining, for example, is largely done in places with cheap electricity like China.」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/) また、ASICがヒートアップすることを防ぐためのクーリングコストも発生します。そのため、アイスランドのような寒い地域でのマイニングはその費用削減に効率的です。 「Also, unless you are mining in a naturally cool locale, such as Iceland, which also benefits fromcheap geothermal and hydroelectric energy, you also need to account for cooling costs, as ASICs run hot!」(引用:https://kingpassive.com/mining-cryptocurrency/)   次回の記事では、実際に仮想通貨マイニングを行う上で必要な道具や知識を紹介していきます。  
Cosmosの可能性

Cosmosの可能性

2018/06/21 at 10:40 AM 0 comments
はじめに こんにちは! 今回も前回に引き続きクロスチェーンのCosmosについて書いていきます。今回は、特にCosmosがどのように使われて、どのような可能性があるのかについて解説していきます。   公式HP:cosmos.network ホワイトペーパー:github.com Cosmosの可能性 相互運用性(Interoperability)とは 相互運用性とは、異なるブロックチェーン同士の機能を掛け合わせて利用したり、取引所などの第三者を介さずに、様々な仮想通貨・トークンを交換したりすることができることです。   ここでは、イーサリアム・ゾーンとジーキャッシュ(Zcash)・ゾーンがHUBに接続している場合を考えましょう。これらの仮想通貨はHUBのおかげで相互運用ができて、取引を秘匿したままイーサリアムのスマートコントラクトを実行することが可能になります。 このように、相互に利用できることは非常にメリットで、いくつかのトークンや仮想通貨の特徴を掛け合わせて使うことができるので、様々な可能性を秘めています。   Cosmosの基盤技術Tendermintとは   Cosmosのブロックチェーンは、Tendermintと呼ばれるジェネリックエンジンで動いています。CosmosはTendermintをベースに作られているため、上記で述べた相互運用が可能になります(詳しくは後述)。そこで、この節では、Cosmosを支えているTendermintがどのようなものなのか解説します。 Tendermintの特徴   Tendermintは次のような特徴を持っています。 コンポーネント化された設計 ABCI後述)によって様々な言語で開発可能 以上の設計によって独自ブロックチェーンを容易に実装可能 Proof of Stakeによるコンセンサスのためトランザクションの処理速度が早い フォークしない ファイナリティを得られる(フォークが起きないので後からブロックチェーンに刻まれた事実が覆らない。) コンソーシアムチェーン、パブリックチェーンどちらも作成可能。   Tendermintのアーキテクチャ   Tendermintについて知るために、はじめにブロックチェーンのアーキテクチャについて確認しましょう。ブロックチェーンは、複数人が検証し、承認されたデータを送受信し合い、同じ台帳を共有するという特徴から以下の三つの要素が必要になります。   ・ ネットワーキング(networking) ・ コンセンサス(consensus) ・ アプリケーション(Application)   ネットワーキングのレイヤーでは、全てのノードがユーザーによって発行されたトランザクションを受け取れるように設計されています。ノードは、トランザクションを受け取ったら、そのデータを用いてlocalのstateを変更するかどうか合意を取る必要があります。この部分がコンセンサスレイヤーです。合意が取れれば、実際にstateを更新します。この部分をアプリケーションレイヤーが担当します。このようにして、ブロックチェーンが機能します。   そのため、分散型アプリケーションを開発者したい者にとってこれらを全て一から作ることは、骨が折れる仕事です。   そこで、Tendermintはとても役にたちます。Tendermintを使うことでブロックチェーンのネットワーキングやコンセンサスアルゴリズムにリソースを割くことなくアプリケーションレイヤー層のみに集中して開発を行うことができるからです。Tendermintでは、PoS型のコンセンサスエンジンを備えたコンセンサスレイヤーとネットワーキングレイヤーが誰でも使える形で提供されています。(簡単なアプリであればすぐに動かせます。) したがって、Tendermintは、独自ブロックチェーンを作る時に必要な要素のうちアプリケーションレイヤー以外を提供する、ジェネリックエンジンです。Tendermintではこのように、ブロックチェーンに必要な各レイヤーがコンポーネント化されているため、より開発者が使いやすいような設計になっています。   ABCI (Application Blockchain interface Interface)   図のブロックチェーンのコンセンサスエンジンとアプリケーションロジックを繋ぐ役割をするのがABCIです。ABCIは、アプリケーションをあらゆるプログラミング言語で構築、処理することができるAPI、server socket提供します。   Consensus   前回の記事のCosmosでも紹介したように、Tendermintで構築したブロックチェーンはProof of Stakeアルゴリズムでコンセンサスをとります。PoSを用いるメリットは、Proof of Workアルゴリズムで発生する膨大な計算による電力消費を削減することです。 Tendermintでは、誰がブロックを提案し承認するかを事前に決めることができます。Tendermintはブロックの伝搬とそのブロックをどのようなプロセスで承認するかを決めているに過ぎません。このときブロックを承認する人たちをバリデーターと呼びましたが, このバリデータをどのように構成するかは、アプリケーションレイヤーで決めることができます。そのため、どの程度のトークン保有者をバリデーターとして承認するか, バリデーターの選定を事前承認性にするかなどは、ブロックチェーンごとに決めることができます。すなわち、Tendermintは PoSとしてもPoA(Proof of Authority: 承認された人のみがブロックの追加をできるコンセンサスアルゴリズム)としても使うことができます。   例えば、はじめに特定の人にトークンを渡しておき、コンソーシアムブロックチェーンとして作成し、徐々にそのトークンを外部の利用者に解放していくことで、アルゴリズムを変更せずにブロックチェーンをよりパブリックに変更していくことも可能になります。   また、Tendermintのアルゴリズムは、処理能力に優れていて1秒当たり数千トランザクションを扱えます。   さらに、tendermintにおけるコンセンサスではブロックの生成後すぐにファイナリティを得られます。(一度承認されたトランザクションは覆らないようになっています。)。これは、コンセンサスの方法が工夫されていて、選出されたプロポーザーが提案してブロックを二回の投票によって承認します。具体的には。バリデータの2/3が正しいブロックであるということを投票することで承認されます。もし投票が2/3以上集まらない場合や、設定された制限時間になっても承認が終わらない場合は、もう一度やり直すことになります。このようにして、ブロックチェーンは、フォークせずファイナリティーがすぐに得らる仕組みになっています。   プロポーザーとバリデーターについては、Cosmosの記事を参考にしてください。   また以下のサイトでは、Tendermintを用いて進行しているプロジェクトがまとまっています。 https://forum。cosmos。network/t/list-of-projects-in-cosmos-tendermint-ecosystem/243 異なるブロックチェーン同士をつなぐIBC(Inter Blockchain Communication)   異なるブロックチェーン繋げることをブリッジングと言います。IBCは、このときブリッジとしてブロックチェーン同士が情報を容易に交換でき、相互に運用できるように機能します。このような相互運用を可能にするためにIBCでは、IBC Packetと呼ばれる統一された通信用プロトコルが定義されており, ブロックチェーンのデータはこのIBC Packet形式に準拠する必要があります。 しかし、どのようなブロックチェーンでもデータ形式を変換してIBCを利用した通信ができるわけではありません。   Tendermintは、先ほど述べたように、ネットワーキング、コンセンサスレイヤーを提供します。そのため、Tendermintを使うと異なるアプリケーションであるが、 ネットワーキング、コンセンサスレイヤーが同じであるブロックチェーンがいくつか生まれるわけです。IBCは、これらのTendermintを用いて作成されたブロックチェーン同士の通信を行うためのルールです。   これらのブロックチェーンは同じ規格を使って作られているので、お互いに通信するのが容易です、さらに、ファイナリティーがすぐ得られるため後から取引が覆らず、以前に他のブロックチェーンに送った情報が覆ることがおきないので、相互運用に適しています。 また、特筆すべき点としてプライベートチェーンとパブリックチェーンを繋げることも挙げられます。 また, 既存のイーサリアムやビットコインを相互運用できるのかどうかが気になりますが, これも可能です。すぐにファイナリティーが得られるように、新しくイーサリアム専用のブロックチェーンを作ることによってうまくいきます。これについては後ほど説明します。   異種のチェーンの接続による問題点   様々なブロックチェーンが接続されることによって発生する問題もあります。その一つとして考えられるのが二重支払いです。例えば、ブロックチェーンAとBの間で通信を行いトークンAとBを交換する場合を考えます。このとき、取引に用いられるトークン AがブロックチェーンAと接続している他のブロックチェーンでは使われていないかを確かめる必要があります。   具体例として100個のブロックチェーンがそれぞれ相互に接続された場合を考えます。この時に存在する接続の組み合わせは、100C2=4950個 になります。非常に多くの接続が行われることになり、これらを全てチェックするのはとても時間がかかり非効率です。そこで考え出されたのがCosmosHUBです。Cosmosを間に入れることで、100個のブロックチェーンは全てCosmosHUBを介した接続がされるので、接続数は全部で100個に収まります。また、このHUBであるCosmosのブロックチェーンで異なるブロックチェーン間でのトークン交換や、相互運用の記録を残すことによってより安全で不正が起きないシステムが実現されます。取引などの二重支払いがないかどうかは、Cosmosのブロックチェーン1つだけを調べればいいことになります。   ETGate はじめに述べたとおり、既存のブロックチェーンを繋げるには、まずゾーンに繋げる(ブリッジする)必要があります。 イーサリアムの場合、ETGateと呼ばれる技術を用いることによってイーサリアムブロックチェーンとTendermintゾーンの間で双方向のやりとりができるようになります。 この仕組みは、簡単には以下のようになっています。 まず、イーサリアムは、ブロックがよくフォークするのでブロックが途中から覆る場合があります。もし、他のブロックチェーンとトークンの交換をしてからブロックチェーンが覆ると、二重支払いが可能になってしまいます。そのため、取引が覆らないことを保証するためのブロックチェーンを作る必要があります。それがPeg-Zoneです。   Peg-zoneでは、オリジナルのチェーンのファイナリティーを決める閾値を設定します。 例えば、イーサリアムの場合は、トランザクションを行ってから100ブロックが承認されれば、ブロックチェーンが覆る確率は、ほとんどないので100ブロックという閾値を設定するわけです。この閾値に達したら、イーサリアムのスマートコントラクトによって, Peg-Zone上に同量のイーサリアムに対応するトークンが露出します。もちろん、Peg-Zoneはtendermintによって作られているので、IBCを用いて他のトークンと交換可能になるわけです。   HUBとZone   前節で説明したようにCosmosでは、異なるブロッックチェーン(Zone)をつなげるためにCosmosHUBを用いてトランザクションの管理を行います。この様子を図解すると以下のようになります。 異なるアプリケーションがABCIによってTendermintと通信をしながら、Tendermintは、異なるブロックチェーンとIBCを通して通信を行う。これがCosmosの全容です。   問題点 当然ですが、課題もあリます。CosmosはTendermintを用いたProof of Stateを採用しているため、少数の組織が莫大な資金を投じることによってネットワークを攻撃する可能性があります。その影響はCosmosだけでなく、接続されている他の全てのブロチェーンに影響が出る恐れがあります。また、Cosmosには懲罰制度としてスラッシャーという機能が実装されています。スラッシャーは、バリデーターが不正な行為をしたり、バリデーターノードが6時間以上ダウンした場合、バリデーターおよび、当該のバリデーターに委託していたデリゲーターのステークトークンを没収するアルゴリズムです。そのため、大規模な通信障害や、故障等でマシーンが動かなくなりステークしていたトークンを失う可能性があるので、バリデーターになるには、現状かなりのハードルがあります。 まとめ   今回と前回では、クロスチェーンを実現しようとしているCosmosのプロジェクトについて取り上げました。ブロックチェーンのインターネットがどのように実現され、どのように活用されるか期待が高まります。 reference https://cosmos.network/ https://blog.cosmos.network/
クロスチェーンは新しい時代を作るか?

クロスチェーンは新しい時代を作るか?

2018/06/21 at 10:19 AM 0 comments
はじめに こんにちは! 暑くなったり寒くなったり、仮想通貨の価格も安定したと思ったらまた急に下がったりですね、、 今回は、最近注目度と期待度が上がってきているクロスチェーンを実現するCosmosについて3回の連載を通して解説していこうと思います。このプロジェクトは今年2018年の4月にICOを行い、17,000,000USDの調達目標がわずか27分で達成しました。このことからも期待されていることは確かです. 今回の記事ではCosmosの構成要素や用語について解説し、次回はその利用と詳しい仕組みについて解説していきます。   公式HP:cosmos.network ホワイトペーパー:github.com Building an “Internet of Blockchains” Cosmosはブロックチェーンのインターネットを作るプロジェクトです。 Cosmosはブロックチェーンのネットワークを作り、長年の仮想通貨やブロックチエーンの課題であったスケーラビリティの問題、取引所のハッキング問題を解決する目的で開発されています。さらに、ブロックチェーン同士の相互の運用や利用をできるような仕組みも提供してくれます。 Cosmosの最終的な目的は、ブロックチェーンを簡単に開発でき、スケールしやすく、コイン・トークン同士が相互に接続されたブロックチェーンのインターネットを作ることです。 Cosmos のアーキテクチャー Cosmosは最近よく叫ばれているブロックチェーンの問題を一気に解決する可能性を持っています。 クロスチェーン クロスチェーンとは、異なるブロックチェーン間の橋渡しをして、相互に運用できることを実現するブロックチェーンのことです。このクロスチェーン取引が実現すれば、取引所などの第三者を仲介させずとも、低リスクで仮想通貨の交換や、特定のコイン同士の機能を掛け合わせて使うことができます。しかし。現状では、異なるブロックチェーンにおける仮想通貨の交換は、取引所などに依存し、クロスチェーンによる運用は行われていません。   相互運用(Interoperable) Cosmosにおいてインターオペラブル(Interoperable)という概念はとても重要です。これは、異なるブロックチェーンを双方向に運用できることを表し、Cosmosのブロックチェーンはこれらの橋渡しとなるクロスチェーンとして機能します。 この相互運用は、zoneと呼ばれる複数のブロックチェーンによって可能になります。 相互運用のためにzoneを作成することで、ブロックチェーンシステムをCosmosのHUBに接続し、仲介業者を必要とせずに、これらのzone間でトークンの交換ができるようになります。 たとえば、ビットコインをGolemに交換したい場合について考えていきましょう。ほとんどの取引所でGolemと交換できる仮想通貨はイーサリアムです。 なので、日本の取引所でまずビットコインをイーサリアムに交換し、このイーサリアムを海外の中央集権的な取引所に送金しそこでGolemと交換する必要があります。しかし、この方法は手間もかかる上に、ハッキング、盗難などのリスクもあります。CosmosのHUBを通すことで、このようなからGolemへの交換も、取引所を介さず、すぐに、より安全に行うことが可能になります。   Golemについては、【β版公開】Golemの仕組みと展望〜次世代のビジネスモデル〜を参考にしてください。   スケーリングソリューション スケーリングはブロックチェーンの未解決の問題の一つです。現在のトランザクションのスピードだとイーサリアムとビットコインは、VisaやMastercardなどの決済ネットワークのトランザクションのほんの一部のみしか支えることができません。 対照的に、Cosmosの基盤技術であるTenderminとIBCは、Cosmosのブロックチェーンを無限にスケーリングすることを可能にします。Tendermintの上に構築されたzoneは、1秒間に何千ものトランザクションを処理できます。しかし複数の人々がzoneを使用すると、今まで同様、多くのトランザクションを処理しなくてはいけなくなり、トランザクションが処理しきれなくなり溢れてしまいます。 スケーリングソリューションは様々ありますが、Cosmosではシャーディングと呼ばれる手法がスケーリングソリューションとして提供されています。シャーディングでは、別の同一のzoneをHUBに追加しトランザクションを分散して処理することで、トランザクションの処理速度を倍増させます。 分散処理ではトランザクションによって処理するzoneは異なりますが、Cosmos HUBに接続されることで接続されているzone同士の同期が保証されます。   シャーディングに関しては、イーサリアムのスケーラビリティ問題とその解決策 を参考にしてください。   Cosmosは、Tendermintを通して新しい仮装通貨の設計、既存の仮想通貨を相互運用できる形へアップグレード、分散型取引所のための手段、スケーラブルスマートコントラクトのプラットフォームとして多くのユーザーに利用されるようになります。 Hub Cosmosネットワークにおける最初のブロックチェーンは、Cosmos HUBです。 Cosmos HUBは、IBC(Inter Blockchain Communication)と呼ばれるブロック間通信のプロトコルによってzoneに接続し、各zoneのトークンの交換などを記録します。すべてのzone間転送はCosmos HUBを経由するため、zone間での流動性の高い交換や信頼できる第三者を必要としないトークン転送を迅速かつ安全に実行できます。 Cosmos HUBは、各zoneがIBCプロトコルを実装している限り、さまざまな種類のzoneに接続できます。例えば、プライベートチェーンのトークンAからのパブリックチェーンのトークンBにも交換できます。   Cosmosは、ビットコイン、イーサリアム、ZCashなどの多種多様な通貨とスクリプト言語を使用することができます。 Cosmosは単なる分散台帳ではなく、Cosmos HUBを通して様々なトークンが相互に交換できたり運用することができるプラットホームです。また、このプラットホームとなるHUBは誰か一人が作れるわけでなく、誰でも独自のHUBを作れるような設計になっています。   Proof-of-Stake Cosmosのブロックチェーンネットワークは、新しいブロックを検証しブロックチェーンに追加するバリデータたちによって構成されています。 ビットコインなどのProof-of-Workシステムでは、バリデータはマイナーと呼ばれ、マイナーが次のブロックを生成する確率は、その計算能力に比例します。 対照的に、Cosmos HUBは、Proof-of-Stakeというアルゴリズムを採用しています。これはバリデータの保有するトークンの量に依存するコンセンサス・アルゴリズムの一種です。   Cosmos Hubで使用される2つのトークン Atom Cosmosネットワークにおいて主に用いられるトークンは、Atomと呼ばれるトークンです。Comos HUBの場合、バリデータが次のブロックを生成するためのProposerに選出される確率は、バリデータがロックアップした(すなわちステークした)Atomトークンの割合によって決まります。 これらのAtomは、バリデータ自身でロックするか、デリゲータと呼ばれる検証作業をしたくない人や、検証作業を実行できない人が、Atomをバリデータに委託することでロックされます。 バリデータのロックしたAtomと委託されたAtomの合計をステークと呼びます。バリデータとデリゲーターは、Atomをロックアップし検証作業に参加することで、報酬としてAtomトや、Photon(後述)、そしてホワイトリストに記載された各種のコイン・トークン建てで取引手数料を受け取ります。 もし、ロックアップしたAtomを回収したい場合は、3週間のロックアップ解除期間を待つ必要があります。(ホワイトリストは,Atomの斬新な特徴の一つです.Atomでは,バリデーターが指定したホワイトリストにのっているトークンであれば手数料として支払いができます.そのため,イーサリアムの送金の手数料としてビットコインを使うこともできます.)   また、Atomをバリデータに委託したデリゲーターは,バリデータに対して手数料を払う必要があります。この手数料はバリデータが決められます。そこで、デリゲータはこの手数料や、安全性を考慮してバリデータを選び委託します。 まとめると、Atomは以下に示す役割を持っています。   Cosmos上でのステークに用いられる。 このステークの全体に対する割合に応じて、新規ブロック生成の提案権(Proposer)、新規ブロック生成の提案に対する投票権(Validator)が得られる。 ステークされているAtomは不正などを行うと没収される。 Cosmos内(ZoneやHub)での手数料として用いられる。   Photon AtomはCosmos HUBでのロックアップ用に設計されています。 これは、Atomが手数料を支払うことやCosmos エコシステムで他のzoneに送金されるようなことは想定していないといことです。 このことがPhotonトークンを導入する理由です。 PhotonトークンははAtomよりもはるかに大きな流動性と速度を持つ手数料支払い用のトークンです。 Photonは、Atomの後にHUB上で二番目にホワイトリストに追加されて、手数料として使うことができるトークンです。そのため、PhotonはHUBに接続されているすべてのzone間を流動性高く移動するようなトークンです。 このようにすることで、Atomの流動性を下げて価格をあげ、Atomの買い占めによる不正を防ぐ役割を担っています。   Cosmos内(ZoneやHub)での手数料   最近では、このように一つのシステムの中で使えるネイティブトークンが複数あるようなモデルをマルチトークンモデルと言ったりもします。    ホワイトリスト ここまで二つのトークンについて述べてきました。その中で少し触れましたが、CosmosHUBでは、AtomとPhoton以外にも他のコインやトークンでトランザクション手数料を支払うことができます。これは、Cosmosの利点の一つでCosmos HUBを使うユーザーはAtomなどのトークンを持たなくてもビットコインやイーサリアムで手数料を支払うことができます。どの通貨が手数料として使うことが出来るかはホワイトリストに記載されています。また、このホワイトリストへの新しいトークンの追加はHUBに参加しているバリデータの投票によって決まり決まります。   Cosmos Hubの参加者 Cosmos HubにはValidatorとDelegatorの2者がいます。それぞれの役割を解説します。 Validator Cosmos HUBのバリデータは、ブロックチェーンに追加される新しいトランザクションブロックを作成する責任があります。 しかしバリデータになることは簡単ではありません、技術的な知識とハードウェアへの投資が必要だからです。 また、バリデータになるには、多くのAtomを持っている必要があります。メインネットローンチ時には、バリデータの数は100に固定されています。実際、バリデータになる意思があり、かつ最も多くのステークを持つTop100 に入っているアドレスだけがバリデータとなることができます。(ネットワークではTendermintのProof of Stakeベースの合意形成の性質上、バリデーターの数が増えると合意形成時のコミュニケーションが複雑になりネットワークが遅くなってしまうことから、バリデーターの数は当初の100から300を上限に毎年13%ずつ増やす計画だとしています。)そのため、このランキングの上位に入らないほとんどの人はバリデータになれず、代わりにデリゲーターになり、バリデータ候補のうちの誰かにAtomを委託することになります。。またこのバリデータ選出のランキングでは自分のAtomのstakeのみではなく、自分に委託されたデリゲーターからのstake分を合計した総Atom量(stake)が計算に用いられます。   また、バリデータが二重に署名したり、頻繁にオフラインになったり、ガバナンスに参加していない場合、そのステークしたAtom(委任されたユーザーのAtomを含む)は削除できます。このようなペナルティの度合いは違反の重大性に依存して決定されます。 Delegator 十分なAtomを保有していないために、バリデータとして検証を実行できない、または十分Atomを保有しているがバリデータを担いたくない人は、引き続きデリゲーターとして検証プロセスに参加できます。 デリゲーターの役割は、バリデータの報酬条件や安全性を考慮してAtomの委託先を選ぶことです。 まとめ Cosmosの登場人物について理解することで次の記事がずっと読みやすくなると思います! 次回は、Cosmosでどのようなことができて、それがどのような仕組みで実現できるかについて書いていきます。   reference https://cosmos.network/   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ICOとトークナイゼーションの未来

ICOとトークナイゼーションの未来

2018/03/19 at 8:13 PM 0 comments
2017年から盛んに行われるようになったビットコインやイーサリアム等の仮想通貨を活用したICOですが、投資するにはリスクがとても高く、詐欺も多いため、中国、ベトナムなど多くの国から規制されています。このようなことからメディアの報道でも良いニュースは聞かず、悪い印象を持っている人が多数を占めていることが現状です。 しかし、ICOはまだ黎明期にあり、大きなポテンシャルを秘めているとも言われています。トークナイゼーションには全てのものをトークン化することにより、価値の流動性を実現するという考えが根底にありますが、ICOはトークナイゼーションの形の1つとして考えられます。この記事ではICOによって生み出されるトークン、トークナイゼーションの実現により、もたらされるメリットについて言及します。 ICOとトークンの種類 ICOで発行されるトークンはユーティリティー・トークン、投資トークン、株式トークン(エクイティ・トークン)と大きく3つに分けられます。投資トークンとは、保持をしても株式のような機能はなく、またユーティリティ機能もないため、市場におけるキャピタルゲインのみが期待できるトークンです。株式トークンとは名前の通り、保持することで配当を受け取る権利を得る等、発行元企業の株を保持するのと近い機能を持つことができるトークンです。 ユーティリティー・トークンのメリット ユーティリティー・トークンとはトークン発行元の企業のサービスを利用する際に、トークンを利用、保持することで何かしらの利益がもたらされるものです。ユーティリティー・トークンは「投資トークン」(投機対象のトークンであり、サービスを利用する上でのメリット、株式は付与されない)、「株式トークン」(株式、共有持分の付与を保証)と違い資産・株式として認識されない為、規制されない可能性が高いというメリットがあります。 “What is the definition of Utility? Utility means the total satisfaction that is received by the consumption of the goods or services. Most of the ICOs do not maximize their token utility. The tokens should be absolutely integral to the ICO and must increase the overall value of your final product.”ーAmeer Rosic 「ユーティリティーの定義とは何か?ユーティリティーとは、ものかサービスを消費、利用することにより得られる、総合的な利益である。ほとんどのICOはトークンのユーティリティーを最大限に引き出せていない。しかしトークンはICOにとって不可欠なものであり、完成したプロダクトの価値を高めるようなものでなくてはならない。」 (引用:https://blockgeeks.com/guides/why-most-icos-will-fail/ ) 上記のRosic氏の文章から分かるようにユーティリティ・トークンを作成することは考慮しなければならない事柄が多く難しいものです。しかし、「完成したプロダクトの価値を高める」ようなユーティリティ・トークンの作成に成功すれば、トークナイゼーションのメリットを最大限に引き出すことができるでしょう。 これに対し、投資トークン、株式トークンはICOを行う必要性があるとは言い切れません。これらのトークンを発行している企業は、手軽な資金調達手段としてICOを利用している傾向が強いと見てとることができます。トークナイゼーションが社会に一般化してない現状を考慮すると、ICOを行う明確な理由がなければICOを使わない手段で資金調達をすることが望ましいかもしれません。 ユーティリティ・トークン作成の条件 ユーティリティートークンを作成する場合、「投資トークン」「株式トークン」と違い、トークンを保持することでシステムを利用する時に利益が生まれる条件を考える必要があります。 その際、考えるポイントとして下記の4つがあります。 誰が買い、保持したがるか なぜ人々は発行されたトークンを使用するのか どのような流れででトークンが必要となるのか トークンを発行するよりも効率の良い選択肢はないのか 1~3のポイントが深く思索されていないと長期的に保持する必要がなくなり、価格のボラティリティーが高くなり、投機対象となる可能性が高くなります(投資トークン)。また4のポイントも先に述べたように、ICOの必要性があるかどうか考える上で重要なポイントです。利用者に十分メリットをもたらし、コストを削減するようなユーティリティ性の高いトークンを生み出せなければ、トークン自体がユーザー獲得の障壁となり、ICOが失敗する可能性が高くなります。 ICOは以前までは、人の興味を引くようなホワイトペーパーを書ければ、簡単に資金を集めることが可能なものでした。しかし仮想通貨バブルが弾け、グーグルがICO・仮想通貨に関する広告規制を開始するなど、仮想通貨業界にとって好ましくない状況が続いていることから、本質的に価値のあるトークンを作り出さなければ、ICOが成功する可能性は低いと考えられます。 「投資トークン」「株式トークン」などトークナイゼーションのメリットを引き出すシステムを持っていない、先を見通したビジネスプランがない、その計画を実現する開発チームを保有していないICOは、現状では資金調達の段階で失敗するでしょう。実際に先週の記事でも取り上げたように、2017年にTokendataでリストアップされたICOは既に59%が失敗しています。 ユーティリティ・トークンの例 Bancor protocol トークンの種類が増えることにより、知名度の低い買手の見つからないトークンも生まれました。これは流動性リスクと呼ばれるものですがBancor protocolはスマートトークンを発行することにより、これを解決しています。 The DAO 数百万イーサがハッキングにより盗難されたことで有名なDAOは、イーサリアムネットワークをベースに稼働する自律分散型ファンドでした。ユーザーがDAOcoinを保持することで、どのプロジェクトに投資するか決める投票権を得ることになっていました。イーサリアムプラットフォームに実装されているスマートコイントラクトにより、ファンドの管理人がいなくても自動で投資対象が定められるシステムが構築されていました。 Golem Golemとは、パソコンの利用していない領域を計算資源として、プロバイダーがその計算資源をリクエスターに提供するシステムです。プロバイダーの数が多ければ、その分計算処理能力も上がり、スーパーコンピュータ並のコンピューティングが安価で実現できます。この“Golem supercomputer”にアクセスする際に必要となってくるのがGolem Tokenです。リクエスターはGolem Tokenを購入し、Golem supercomputerを利用する際にプロバイダーに支払います。 トークナイゼーションによる流動性の実現 トークナイゼーションの可能性 上記で述べたように、ICOで発行されるトークンが、ユーティリティー・トークンの場合は様々なサービスをトークン化することでトークナイゼーションのメリットを最大限に生かしています。現時点では、ICOでのみトークナイゼーションが行われており、ごく一部の人しか、その恩恵を受けることができていない状況があります。 しかし、ブロックチェーン技術がより洗練され、その適用がより一般的になれば、将来的には身の回りにある資産、能力全てのトークナイゼーションが可能になることが考えられます。 「In the future, you’ll be able to tokenize the value of unused bedrooms and backyards in your home. You’ll be able to tokenize use of your vehicle for Uber driving while you’re away on travel. You’ll even be able to tokenize access to your phone so marketers have to pay you tokens in order to gain access to your attention. Yes, this will happen.」ーChris McCoy 「将来的には使用されていない寝室や裏庭をトークン化し価値として提供できるようになる。旅行中に自身の車の使用を価値としてトークン化することも可能になる。さらに言うと、市場が宣伝費として各個人のスマートフォンにアクセスする際、料金を払う必要も出てくるだろう。」 (引用:https://techcrunch.com/2017/08/20/yesterdays-plastics-are-todays-crypto-tokens/) Chris McCoy氏の予想が現実化すればトークナイゼーションにより、市場から隔離されていた人々も実世界の資産・能力などを細分化し様々な方法で収入を生み出すことが可能になります。トークナイゼーションが一般化することによって、既存のシステムでは達成できなかった社会の豊かさ、貧富の差の是正に繋がることが期待できます。 「Tokens will make it possible for people of all economic levels to buy into investments that so far have been out of their reach.」ーChris McCoy 「トークンは全ての経済力レベルの人たちに、今まで手の届かなかった、金融商品を手に入れる機会を与える」 (引用:https://techcrunch.com/2017/08/20/yesterdays-plastics-are-todays-crypto-tokens/) トークナイゼーションの障壁 トークナイゼーションの一般化を実現できるレベルまで技術が進展するのは近いでしょう。しかし、技術面以外でも様々な障壁があります。 銀行システムとの統合 トークナイゼーションの障壁としてはまず、既存の銀行システムとの統合の必要性が挙げられます。既存の銀行システムは長い歴史があり保守的な傾向が見られることから、トークナイゼーションのような新しい技術と統合化することはかなり難しいと考えられます。 しかし、一方でブロックチェーン技術を銀行のシステムに取り入れようとする動きが、各国で見られ、ブロックチェーン技術のポテンシャルを最大限に引き出しているトークナイゼーションもいずれ銀行システムに取り入れられる可能性が考えられます 。 国家による規制 もう1つは国家による規制です。ICOはホワイトペーパーを公表するだけで、比較的容易に資金調達できることはメリットとしても考えられますが、ずさんな計画しか立てられていない、ホワイトペーパーに記載されている計画を実現できる開発チームを所持していない、詐欺の対象となっていることから、中国ではすでに規制されており、EU、ロシアなども規制を行う方針を取っています。 大衆からの信用 最後に大衆からの信用を得られていない現状があるという問題があります。 トークナイゼーションにより価値を流動化させるという考えは、今までにないものであったため、理解し難いものであると考えられますが、ICOやトークンという考え方がより一般的になればトークナイゼーションへの抵抗も薄れるでしょう。 現在ICOには投機目的で投資する人々が多く見られ、市場全体がバブルとなっています。大衆の信用を得るには現在の仮想通貨、ICOバブルが収まり、価格が安定する必要があると考えられます。 (参考:http://reinhard.one/blog/2017/11/icos-the-token-economy-what-is-your-token-about/, https://techcrunch.com/2017/08/20/yesterdays-plastics-are-todays-crypto-tokens/) 最後に 2017年から盛んに行われるようになったICOは、トークナイゼーションが一般に浸透する第一歩として考えても良いでしょう。しかしそのICOも、詐欺や十分思索されていない計画により、その多くが失敗に終わることが予想されています。 トークナイゼーションが社会の一部として機能するには、様々な障壁があり、まだ長い時間が必要だと予想されます。まだ身の回りにある細分化された価値を市場で取引できるようになるトークン・エコノミーの実現は難しいですが、現実化すれば現在の経済システムは予想をはるかに上回るレベルで改善されるでしょう。
【Leverj】イーサリアムを用いたハイスピード且つ分別管理トレーディング

【Leverj】イーサリアムを用いたハイスピード且つ分別管理トレーディング

2017/10/25 at 5:27 PM 0 comments
ConsenSys社が暗号通貨(仮想通貨)トークンセール(ICO)をサポートする、分散型DEX(分散型取引所システム=Decentralized Exchange)プロジェクト、「Leverj」は2017年11月7日AM9時(日本時間:11月8日AM2時)トークンセール開始予定です。 Leverjは、暗号通貨の先物取引やレバレッジトレーディングを可能にします。 プロトコルによる制約で、口座の所有者だけに預金/引き出しを許可する   分散化における競争は、実際にはユーザーエクスペリエンスか安全のどちらを優先するかの問題となっています。0xprojectやAirswapなどの分散型プロトコルは安全面で問題を抱えていますが、セントライズ型型取引所はユーザビリティと経済性の面で劣ります。一方、分散化プロトコルは限定的な量しか扱えていないため、市場はセントライズ型取引所を支持しています。   オンチェーンのオーダーブック(注文板)や注文マッチングに関する技術的問題は、多くの所で主張されています。しかし、本当の問題は経済的なものです。オン・チェイン・マッチングを用いた取引は、多くの理由から失敗します。例えば、注文取消にオン・チェーン取引を必要とするシステムは、マーケットメイキングには適しません。価格変動が激しい場合、甚大な不利益を被ることを避けるために、注文をミリ秒単位でキャンセルし、繰り返し移動させる必要があります。マーケットメイキングは、わずかなマージンを生む数え切れないトランザクションが累積し利益になることによって、初めて可能になります。ブロックチェーン上に発生するイベントや、トランザクションが混雑しライムラグが発生すると、1日で何ヶ月分もの利益を失う可能性があります。   私たちは分散型取引におけるこの問題と、他の問題を分析し、集中型アプローチと分散型アプローチの両方のメリットを最大限に活用したプロトコルを提示します。   Leverjプロトコルは、スピードが重要な機能を集中型で管理し、安全性が重要な機能を分散型で管理します。 ユーザーはfraud-proofsを使用して不正や違反を検出し、ユーザー資金を保管するスマートコントラクトに知らせることができます。   私たちはパブリックコミュニティや暗号通貨に精通している人々と共に、プロトコルを分析し、可能な限りセキュアなプロトコルを構築します。   (ソース元記事:https://blog.leverj.io/announcing-high-speed-non-custodial-trading-with-ethereum-a0e9159e96cd)
【Blockmason】とは?複数プロジェクトの相関性について

【Blockmason】とは?複数プロジェクトの相関性について

2017/10/15 at 9:22 PM 0 comments
Blockmasonチームが手掛けるプロトコルプロジェクト「The Credit Protocol(クレジットプロトコル)」は現在トークンセール(ICO)の最中です。トークンセールの期間は10月1日〜11月1日ですが、10月15日時点で総販売27,000ETH相当分の内、既に約82%が売却済みで、残り約4671ETH相当分のセールが現在も続いています。   本記事ではBlockmasonチームが開発を手掛ける複数のプロジェクト、Credit Protocolや他プロジェクトの関係性について、相関的に説明をしていきたいと思います。 https://blockmason.io/   Blockmasonとは?複数プロジェクトの相関性について Blockmasonはイーサリアムブロックチェーンのテクノロジーを駆使し、複数のプロジェクトを立ち上げ、相互的に連携し合うプロトコル/システムを開発しているチームです。主に貸借/信用に関する情報を、イーサリアム上に記録し取引できるよう目指しています。   今までの「送金=価値の移動」から「権利の取引」へ、本来イーサリアムが目指しているスマートコントラクトの概念を具現化するプロジェクトです。単なるキャッシュフローに留まらず、企業/個人はより大きな経済活動を行うことが可能になる仕組みと考えられます。   現在公開されている4プロジェクト(2017/10/15現在) https://blockmason.io/projects/   4つのプロジェクトを概略表現すると下記のように言えます。 Credit Protocol:イーサリアムベースの貸借情報の記録/管理に特化したプロトコル Foundation:複数イーサリアムアドレスの管理を容易にするマスターID管理ツール Friend In Debt:友人間で債務/債権の発行や決済を可能にしたプラットフォーム Giftchain:ギフトカードをイーサリアム上の使用権に変換したアプリケーション   基軸となるのは、現在トークンセール中のThe Credit Protocol(CP)です。このCPによってイーサリアムブロックチェーン上に債務/債権が発行され、貸借情報がスマートコントラクト内に記録されます。   CPをプロトコルとして機能的に実装したアプリ/プラットフォームが、「Friend In Debt」と「Giftchain」です。「Foundation」のAPIは各Dappsに接続可能で、イーサリアムエコシステム全体に寄与する便利な機能と言えるでしょう。では個別具体的に見ていきます。   The Credit Protocol(CP)について https://blockmason.io/projects/creditprotocol/index.html     CPは、イーサリアムベースの債務/債権の発行や、貸借情報の記録/管理に特化したプロトコルです。債権/債務の発行だけでなく、将来的には与信審査やレンディングへの応用可能性も推察されます。 CP内に含まれるUCAC(Use Case Authority Contract)というコントラクトにも着目が必要です。UCACのコントラクト上で、取引相手や許容取引高等の条件を定め、最適な債務を決定し記録します。これはユーザーの借りすぎ/債務不履行を、プログラミングで防止可能にする仕組みです。   現在トークンセール中のCPT(Credit Protocol Token)は、CPを動かすために支払うトークンとして使われます。これはFriend In Debt 使用時にも消費することを意味します。 「最も基本的なレベルでは、クレジット・プロトコルは、Ethereumブロックチェーン上のエンティティ間の債務/クレジットを記録するシステムです。あるエンティティが別のユーザーに債務または与信要求を送信し、クレジット・プロトコルのスマート・コントラクト内に記録され格納されている債務または与信を確認します。 「この単純な相互作用と、プロトコル上に構築されたユースケース・オーソリティ・コントラクト(UCAC)を組み合わせると、強力なトランザクションの複雑配列が可能になります。各UCACには、記録する債務の種類、記録する時期、受け入れる債務の種類に関する独自ルールがあります。例えば、UCACは特定の認証されたユーザのみからの取引を許可します。」 (ホワイトペーパーより上記引用 https://blockmason.io/cp-whitepaper/Introduction-amp-Features/)   Foundationについて Foundationとは、複数イーサリアムアドレスの管理を容易にするマスターID管理ツール、と上述しました。アプリケーション上でマスターIDを発行することで、複数ウォレットにアクセス可能となり、複数ウォレット/Dapps使用時のアドレス管理の煩雑さを解決します。   複数アドレスをマスタIDに紐づけ、様々なウォレット/Dappsをシームレスに使うことが可能になります。イーサリアム全体のエコシステムを加速させる機能で、マスタID作成の新たなアプローチと言えるでしょう。   Foudationプロジェクトは下記4つの課題を解決するため、開発が続けられています。 特定のウォレットに紐づけられたイーサリアムアドレスを、他のウォレットで使うことは難しい/ほぼ不可能。 特定のアドレスを使うとき、アドレスを生成したウォレットかキーマネージャを使わねばならない。(例:MetamaskアドレスではStatusにサインインできない) あるイーサリアムアドレスのデータを、別のアドレスに移転させることができない。 1つのアドレスを使用して特定のDAppにサインインすると、そのDAppは同じ人が所有する別のアドレスの元帳に保存されている情報を操作できない。 (ホワイトペーパーから引用:https://blockmason.io/foundation_whitepaper.pdf?)   Blockmasonチームメンバーについて Jared Bowie / Co-Founder ジャレッド・ボーウィは、システムデザインを手がけ、分散型データベースとpeer-to-peerネットワークのインテグレーション業務に10年以上取り組んできました。ビットコインのアーリーアダプターで、複数のアルトコインマイニングに投資をし、イーサリアム・ブロックチェーンのプログラミングを始めるやいなや、イーサリアムの魅力にとりつかれ、イーサリアムが世界の中心になると確信しています。   Timothy Galebach / Co-Founder ティモシーは、スタートアップ企業の創設者であるだけでなく、テクニカルエキスパート、事業拡大スペシャリストでもあります。eコマースとディスプレイ広告のテクノロジーコンサルティングファームであるAlmond Media Solutionsのオーナー兼創設者です。彼はハーバード大学で、コンピューター科学の博士号を取得して2007年に卒業。複数のスタートアップ企業を渡り歩いたのち、幾度も独立/起業しました。彼が最も注目するのは、大量のデータを可視化して大幅な適正化とデータの自動連携が可能になり、コストを削減、セールス担当者や内勤メンバーが利用できるようにすることです。   Michael Chin / Co-Founder マイケルは、アメリカのセントルイス州にあるワシントン大学を、ファイナンスと会計を専攻して卒業。これまで彼は、クレジット業界にて経験を積んできました。JPモルガンに在籍中、同社のDCM部門を香港で立ち上げました。その後、Intermediate Capital Groupに参画し(ヨーロッパのメザニンファイナンス界のパイオニア)、BlockMasonの共同創始者に就任しました。   ANTHONY DI IORIO/ Adviser / Co-Founder of Ethereum, Founder of JAXX アンソニーは、ブロックチェーン業界で知らない人はいないほどのビッグネームです。彼はEthereumの共同創始者であり、Jaxxの生みの親でもあります。彼はBlockMasonに、プロジェクトのアドバイザーとして就任しました。   Frind in Debt / Giftchain 現在ベータ版までリリースされている「Freind in Debt」や「Giftchain」については、次回の記事で解説していきます。お楽しみに!   参照元 Credit Protocol Web:https://blockmason.io/projects/creditprotocol/index.html Credit Protocol ホワイトペーパー:https://blockmason.io/cp-whitepaper/Introduction-amp-Features/ Foundation Web:https://blockmason.io/projects/foundation/index.html Foundation ホワイトペーパー:https://blockmason.io/foundation_whitepaper.pdf
【CND】Cindicator(シンジケーター)のICO(トークンセール)が終了

【CND】Cindicator(シンジケーター)のICO(トークンセール)が終了

2017/09/29 at 5:41 PM 0 comments
9月12日に開始したCindicator(シンジケーター)のICO(仮想通貨CNDのトークンセール)が、9月25日に終了しました。https://cindicator.com/   トークンセールは無事終了しましたが、10月か11月にはDEX等で売買/トレードが可能になることを見越して、本記事ではプロジェクトの概要、CNDトークンの性質、価格の推移について分析します。   Cindicator(シンジケーター)とは? ロシア出身のエンジニア達が仕掛ける金融特化型プロジェクト、Cindicator(シンジケーター)は「Hybrid Intelligence for Effective Asset Management」というキーワードを掲げ、効果的な資産運用/投資を行うために「人間とAIによるハイブリッド型の知能」を活用して、正しい投資判断が出来るようユーザー/投資家達をサポートするプラットフォームを構築しています。   一言で表現すると「人間×AIの力で市場の値動きを予測するサービス」です。世界中のアナリストによる投資予測を集約し金融市場のデータを集め、AI解析(ビックデータ解析)することによって、金融市場のエコシステムを加速させます。人々の予測を活用して将来への意思決定をサポートするモデルは、Gnosisの構想とも近く、非中央集権/分散型のエコシステム思想を表したサービスと言うことができるでしょう。   マーケットが成熟しインフラが整備された金融市場では、トレーダーや投資家はビッグデータを活用して市場のニーズを洗い出し、投資判断を下します。暗号通貨市場は規模が小さいためボラティリティが激しく未熟な市場ですが、このような不確実性の高い市場においても、投資判断を行うためのツールやデータを提供できるのがCindicatorの優位性です。   またCindicatorは既にサービスとして稼働しており、アプリ上で投資予測を行うことが可能です。2017年11月にはWeb版のリリースも控えています。殆どのICOプロジェクトがサービスローンチ前に資金調達を行う一方、既に使用できるプラットフォームが整っていることは、その後トークンをすぐに活用できることも想像でき、トークンホルダーにとっては安全材料でしかありません。 さらに今年9月にモスクワ証券取引所とのパイロットプロジェクトが実施され、実験的に年間47%の利回りを達成したと報告されています。 Cindictorは、ヘッジファンドと機関投資家に正確な予測を提供するため、15,000人のアナリストとAIメカニックの分析データを組み合わせ、投資予測をしています。 このパイロットプロジェクトでは、毎日4種類の先物取引について863人の独立した非専門アナリストの予測価格情報を集積しました。56の質問に対する回答に基づいて、約100件の取引を行い、そのうちの80%以上が収益を上げています。モデルポートフォリオは15日後に2.81%増加し、年間収率は47%になります。興味深いことに、AIのみで予測したモデルポートフォリオの利益は、ハイブリッド型のポートフォリオよりずっと低くなっていたと声明で述べていました。 (http://www.ibtimes.co.uk/ai-platform-cindicator-drives-47-per-annum-yield-moscow-stock-exchange-pilot-1637868 より抜粋引用)   CNDトークンの性質について CNDトークンの設計や役割については、HP上で図解されています。 ホワイトペーパーの記述内容をまとめると下記4点が主要な役割となります。(ホワイトペーパー内第4章) https://cindicator.com/Cindicator_WhitePaper_en.pdf   CNDホルダーはCindicatorのサービス/プロダクトを利用することが可能 Cindicatorのサービス/プロダクトの一部は、CND保有量に応じてアクセスレベルが設定され、限定的に使用できる Cindicatorのサービス/プロダクトの一部は、CNDを支払うことにより利用できる CNDプールが形成され、投資予測を行ったアナリストや他の貢献者へCNDの報酬が与えられる   またCNDプールとは別に、ETH/BTCプールが形成され、エコシステムへの知的投資を促すため、「ETH/BTCが投資予測を行ったアナリストやCindicator運営チームへ褒賞として与えられる」と記述されています。(ホワイトペーパー内第4章)   トークンセール(ICO)終了後の価格推移について Cindicator(シンジケーター)のトークンセールは、9月25日に最終ステージのTier4が終了し、合計1,500,000,003.4559CNDトークンを売却したことを発表しています。 私たちはトークンセールのTier4でCNDトークン1,500,000,003.4559を売却しました。4057人がCNDトークンホルダーとなりました。 我々は55,569.45ETHを調達し、首尾よく$ 15,000,000 USDのハードキャップを達成しました。 (Cindicator運営チームより、トークン購入者へ届いたメールより抜粋)   なお、CNDトークンは「10月12日まで送金/移動できない」と運営チームより届いたニュースレターに記載されています。 まだ動かせない状態ではあるものの、HitBTCのIOUマーケットでは、既に約4倍の値段が付いています。(0.000138ETH=約0.04USD 2017年9月29日12:00時点) HitBTCは、トークンの正式上場前に先行して取引することができる、プレマーケットが人気の取引所です。このCNDの場合、まだトークンは動かせないため、現物取引ではなく、IOUという言葉を一般的に使用します。IOUとはIOU=I Owe Youの略で、日本語では「借用証書」を意味し、「将来的に現物と交換できる権利の取引」と表現できるでしょう。期限が設定されていないため、先物取引とは異なるものと理解できます。   CNDのDEX等への上場の情報や、今後の値動きについては目が離せません。引き続きConsenSys Media JapanはCindicatorに関する情報をお届けしていきます。
【AirSwap】ICOを10月に控えるAirSwapのCo-Founderへスペシャルインタビュー

【AirSwap】ICOを10月に控えるAirSwapのCo-Founderへスペシャルインタビュー

2017/09/26 at 5:59 PM 1 comment
10月10日にICO(仮想通貨トークンセール)を控えるAirSwapプロジェクト。 https://www.airswap.io/ ConsenSys社がバックアップし、世界的に注目が高まっている中、ConsenSys Media Japan エディターチームは、Co-FounderのMichael OvedとDon Mositesの2人にスペシャルインタビューを実施しました。本記事ではインタビュー内容を踏まえ、AirSwapを解説していきます。     AirSwap Co-Founderについて Michael Oved / Founder ロサンゼルス出身、ペンシルベニア州ピッツバーグに本部を置く米国屈指の名門私立カーネギーメロン大学の卒業生です。その後、世界有数のアルゴリズムトレード企業、米国Virtu Financialに在籍し、トレーダーとして経験を積み、またアジア企業への投資においても数百万ドル規模の事業に発展させました。 Don Mosites / Founder ピッツバーグ出身、Michaelと同じくカーネギーメロン大学の卒業生です。Donはフルスタックエンジニア、アントレプレナー、プロダクトデザイナーとして複数の顔を持ち、マルチなキャリアを有しています。GoogleやZyngaをはじめとする大企業や中小企業で、10年以上プロダクト開発のキャリアを積んできました。   AirSwapとは? AirSwapは一言でいうと、「分散型のERC20トークン交換プラットフォーム」です。この分散型交換システムは、英文表記するとDecentralized Exchangeとなり一般的に「DEX」と呼ばれます。ERC20トークンとは、ERC20という規格/基準に則って発行されたイーサリアムベースの仮想通貨で、この規格は9月12日にEthereum Foundationのエンジニアよって正式に制定されました。 AirSwapは、Ethereumブロックチェーン上で、ERC20トークンを交換するための分散型ピアツーピアプロトコルであるSwapプロトコルを実装したサービスです。要約すると、Swapはプロトコルで、Swapを使ったサービスがAirSwapということです。(https://blog.airswap.io/introducing-airswap-62d40cec9301)   ではこのAirSwapというサービスを使って、何が出来るようになるのでしょうか。 端的に表現すると「取引所を介さずに、個人対個人で直接ERC20トークンの交換(売買)」が可能になります。更にこのDEXのAPI連携が実現すれば、あらゆるサービス上で他のアプリケーションを立ち上げることなく、トークン購入が可能な将来さえ想像できるでしょう。   例えば、メルカリのように考えれば、更にわかりやすいかもしれません。商品はトークンです。トークンを売りたい人買いたい人をマッチングし、売買の価格についても当事者間が合意すれば成立します。その商品の価格情報は、インターネット上の情報を参照すれば、自ずと適正な価格がみえてきます。AirSwapではオプション機能として、トークンの適正価格を世界中のマーケットから引っ張り出し、取引する際に参照することができます。この価格情報源のことをAirSwapではOracle(オラクル)と呼びます。 またAirSwapでは、基本的にERC20トークンであれば、取引所に上場していないトークンでも原則トレードが可能です。「但し、利用者保護の観点から、悪意のあるトークンやコントラクトは予め除外することが望ましい」とDonは語っています。   ー取引所にリストされていないトークンは、AirSwapを使って取引できるのでしょうか? (Don) ERC20トークンであればどのトークンでもかまわない。重要なのは、私たちがインデクサーのためにトークンのホワイトリストを作り、悪意のあるコントラクトなどからユーザーを保護することだ。私たちが特定のトークンをインデクサーにリストする方針である。もしかするとブラックリストが良いかもしれない。   AirSwapにおけるオラクルとは? 上述したオラクルについて、インタビュー内でMichaelとDonは下記のように回答しています。 ーオラクルはどのようにして適切な市場価格を表示するのですか? (Don)私たちは適正価格の提案をしているが、それらを参考にするかは利用者の自由だ。価格の付け方がわからない人は、オラクルに尋ねることができるし、受取人は注文価格が適切かどうかをチェックしたい場合にオラクルを参考にすることができる。つまり双方の取引価格の決断のサポートしている。 (Michael) 外部のデータソースを提供しているが、メーカーとテイカーがこれを参考にするかは自由であり義務ではない。利用者にとって、透明で信頼できるオラクルの確立に最も重要なことの一つは、どの価格情報をオラクルとするか利用者に開示することだと思う。 オラクルの決め方については2つ選択肢を考えている。 一つはスマートコントラクトの内容、つまり過去のトレード履歴を参考にすることだ。これは人々がオラクルを信頼できるものにするために非常にいい考えだと思う。 もう一つの選択肢は、他の取引のオファーの入札価格をシステムに公開して、利用者が他の市場の取引を参照できるようにすることだ。 これらは私たちの主な2つのアイデアで、他のオプションも考慮している。   例として、「今オラクルにより表示されている価格情報はpoloniexのいつの価格である」というような表示をすることも、検討すべきアイディアであるという回答も得られました。   他DEXとの違いや優位性 DEXと呼ばれるシステムは、他にもEtherDelta、0x、Omega Oneなどが挙げられますがす、AirSwapは他DEXとどう違うのでしょうか。   インタビューによる回答をまとめると、AirSwapは下記3点をサービスデザインの主軸として捉え、細かな仕様については、鋭意開発中であるとのことでした。これはOmega Oneのように多数の取引所のトランザクションを集積させるデザイン(アグリゲート型)や、EtherDeltaのように相手が見えない状態でオーダーブック(注文板)の情報主導でトレードをする設計とは明確に異なります。オーダーブックがないp2p設計では、取引と情報記録の間に発生するデータ転送のレイテンシー(遅延)も存在しないことを意味します。 厳密なp2p設計 オーダーブックはなく、価格情報はp2pであり、すべてが当事者間で起こる 上述により公正な取引が実現できる(フロントランニング“価格の先回り”が起こらない)   上記については、AdobeのGroup Product Managerであり、DogecoinのFounderであるJackson Palmerがyoutube上で詳しく説明しています。 (what is a decentralized exchange? / https://www.youtube.com/watch?v=lx6rq0dbcDE)   またMichaelは、ブロックチェーンでオーダーブックを構築することは困難であることの理由を、プレゼンで詳細に説明しています。 (Why Order Books on the Blockchain are Hard / https://www.youtube.com/watch?v=0Bzwayom_iA)   下記はインタビューによる回答内容です。 ー他DEXとの違いについて教えてください。(EtherDelta、0x、Omega One、Waves など) (Michael) Airswapの最もユニークなところは、厳密なp2p設計であるということだ。オーダーブックはなく、オーダーのやり取りは中央管理部ではなく取引当事者間で行われ、このシステムがサービスの鍵となる。たいていのシステムではオーダーブックが必要であり、オーダーブックを更新するのにコストがかかる。それに比べ私たちのサービスは、スケーラブルでプライベートにコミュニケーションを取れるようにすることを重視しており、公共のオーダーブックはないので、すべてのユーザーが注文の価格情報をプライベートにやり取りできるシステムになっている。 (Michael) もう一つのポイントは、我々の公正さである。私たちのサービスはフロントランニング(価格の先回り)の対象にならないようにデザインされている。中央管理された取引の主な課題の1つは、取引の途中でマイナーに取引を閲覧され、フロントランニングされてしまう可能性があることだが、私たちのデザインはその問題の対象にならない。 (Don) コンビニでコーヒーを買うときに自分と店員によってコーヒーの取引が成立するように、他の人と何かを交換したり自動販売機や会社から何かを購入する行為は一対一のトランザクションで行なわれている。そう考えるとp2pでであるというシステムはとても身近に感じやすいはずだ。私たちが他と異なる点はトランザクションが厳密なp2pのことであり、それをベースにそれをサポートするシステムを作っている。そのうちの1つはディスカバリー、つまりどのように取引する相手を見つけるのか、である。これはインデクサーであり、システムの非常に重要な部分だ。もう一つは、どのように価格を設定するかを知るシステム、オラクルである。これら二つのことを可能にすることでp2pの取引をサポートできると考えている。   ※AirSwapにおけるインデクサーとは、オフチェーン上でメイカーとテイカーの取引オファーを集積させマッチングさせるp2p機能のことを指します。(ホワイトペーパー内p.6を参照 https://swap.tech/pdfs/SwapWhitepaperJapanese.pdf)   ASTトークンとは? AirSwapがどのようなプロジェクトで、何を目指しているか、概要は上述で把握できたかと思います。その上で、今回AirSwapがICOを行うASTトークンが担っている役割とは何か?質問しました。回答をまとめると大きく2点挙げられます。 ASTトークンを保有することでAirSwap上でトレードが可能になる 保有量に応じた付加サービスや機能については検討中 ーASTトークンはAirSwap上でどのように使われますか? (Don) ASTトークンは会員カードや免許のようなもので、AirSwapのサービスを使うためにASTトークンが必要になる。このデザインには確信があるが、トークンを保持することによって使用できる特別機能やサービスなどはまだリリースしておらず、詳細はこれから公開していく予定である。   AirSwapが社会に与えうるインパクトとは? ーAirSwapの将来のビジョン、AirSwapがDEXを通して世界にどのような変化をもたらすと思いますか? (Don) p2pは様々なモデルをサポートすることができる。店頭販売のようにトークンの大量保有者に人が集まって直接購入する場合、逆にトークンを入札したいと公表アナウンスしてオーダーを提供してもらう場合、格安航空券を探すサーチエンジンのように複数同士の取引で最終的にはp2pのトレードになる場合がある。たいていのビジネスは最終的にはp2pのトランザクションであり、AirSwapはインデクサーとオラクルを使ってこれを円滑にしている。他のモデルがトレード指向なのに対して、AirSwapは他のモデルよりビジネス向けであり、オープンでフレキシブルな環境になっている。そのため、様々なタイプのトランザクション/ビジネスをサポートできると考えている。 (Don) あらゆるものがトークン化された世界では、セントラルエンジンとなるものがとても大きな役割を持つようになる。私たちはそのエンジンになるようなオープンでハッピーなシステムを最終的に作り上げ、インデクサーを通してアセットを表示し、それらをトレードするp2pのやり取りを容易にする手伝いができたら嬉しい。様々なポテンシャルを秘めており、将来性と伸びしろのあるサービスに携わることができてとてもわくわくしている。細かいことは近々発表する予定である。 (Michael) もう一つ私たちが計画しているのは、香港に、規制に従った証券取引所を作ることである。クリプトユーティリティトークンはまだ普及していないが、ブロックチェーン上で既存の証券取引を行うことは理にかなっていて非常に大きなビジネスチャンスだと考えている。 シンジケート・ローン市場や第三者割当など、ライセンスが必要とされるトレードはすべてp2pで行われている。近い未来で様々なものがトークン化されたとき、私たちはこれを是非サポートしたいと思っている。   10/10のICOについて 今回インタビューを通してASTトークンの価値についても定義することができます。「ASTトークンがサービスを使用するのに必要である」ということは、AirSwapのユーザーが増え、プラットフォームとしての価値が向上するにつれ、ASTトークンの価値が上昇することが予想されます。10月10日に予定されているASTトークンのICO、皆さんも参加されてはいかがでしょうか。
Gnosis(ノーシス)とは?EthereumベースのICOプロジェクト

Gnosis(ノーシス)とは?EthereumベースのICOプロジェクト

2017/09/04 at 12:05 PM 0 comments
    Gnosis(ノーシス)は、イーサリアム(Ethereum)ベースの分散型予測市場プロジェクトです。ICO史上最速でトークンセールを終了し、数分で約1,200万ドルの資金調達を成功させ話題を集めましたが、プロジェクト全体像についてはあまり国内で解説されていません。本記事ではそもそも予測市場とはどういうもので、どんなインパクトを社会にもたらすのか、具体的に解説を行なっていきます。   ■Gnosis(ノーシス)とは? https://gnosis.pm/ Gnosis(ノーシス)はイーサリアム上に構築された分散型予測市場プラットフォームです。Gnosisは誰でもあらゆるイベントの結果を予測できるオープンなプラットフォームを提供し、予測市場アプリケーションの作成やカスタマイズを劇的に単純化させることを計画しています。   GnosisはConsenSys社が支持するプロジェクトで、マーティン・コッペルマンとステファン・ジョージによって創業、2015年1月よりプロジェクトが始動しています。このFounderの2名は2013年に、ビットコインブロックチェーン上に予測市場プラットフォーム「Fairlay.com」を創業しています。   ■そもそも予測市場とは? 予測市場とはあまり聞きなれない言葉かもしれません。 説明すると、予測市場とは株式市場のような市場システムを用いて"将来の出来事を予測する"という先物取引のような仕組みです。アメリカでは既にこの仕組みの活用が進んでいて、大統領選挙の結果やアカデミー賞受賞作品を見事に的中させたりといった事例が出始めています。   簡単に言うと、予測市場とはクラウド(群衆)の知恵で将来に起こることを予想するという手法です。   基本的に予測市場は「このイベントは発生するか?」というYes/Noで答えられる質問を投げかけられることから始まります。例えば、「Gnosisは5万円を超えるか?」といった具合です。これはまず、予測市場ユーザーに対して「あるイベントが発生する可能性がある」(今回の場合、「Gnosisは5万円を超える可能性がある」)ということを知らせることになります。そしてユーザーは任意のイベントの結果について、YESかNO(バイナリーポジション)の購入とトレードが可能となります。 予測市場上でクラウドパワーを利用して様々な数字の計算や数理的な仕事をこなすことで、潜在的により正確な「オラクル(神託・予言)」(=未来のイベントの結果)をもたらすことが可能になります。   予測市場、あるいは情報市場、アイデア・フューチャー市場と知られる市場のパイオニアである経済学者ロビン・ハンソンは下記のように言及しています。 「多くの経済学と金融の専門家によると、投機市場は典型的な情報機関です。別の言い方をすれば、活況な投機市場は、人々が情報を取得し、トレードを通じて共有し、その情報をより多くのオーディエンスを説得する合意価格に織り込むよう誘導するのを非常に上手に行います」 (フュターキー:私達は価値観に投票するが信念には賭けるべきか?2013  "Shall We Vote on Values, But Bet on Beliefs? - Robin Hanson." http://hanson.gmu.edu/futarchy2013.pdf)   Gnosisのまとめ まとめるとGnosisとは、イーサリアムという世界中のユーザーと接続できるパブリックネットワーク上で、将来起こる何かについて予想を行うアプリケーションをつくることができるプラットフォームで、その予想が適正な未来を予測し、人々の意思決定を助ける結果になるということです。 これまで組織が重要な決定を下す際には、その決定を裏付ける根拠を元に限られた人材が意思決定(中央集権型意思決定)を行いますが、広く世界中の群衆からその根拠を得て意思決定(分散型意思決定)できる、というのが最大の特徴です。   これに対しGnosisのCTO/Stefan Georgeは、「私たちは、予測市場プラットフォームがあらゆる分野においてプロセスを最適化し、世界中のユーザーに膨大な量の情報提供を行い、また利用される未来をビジョンとしています。ConsenSysの協力を受けることにより、私達はこの野心的なビジョンを実行するための最高のポジションに位置しています。このような統計を元にした、オープンかつ分散型の予測市場アプリケーションが、イノベーションを起こす時が熟したと考えています。」と語っています。   Gnosisを利用した具体例 ここからは具体的な例えを使ってGnosisがどう機能するのかを説明します。 メディア、読者、政府の意思決定、に例えてみましょう。 舞台は2003年のイラク戦争、開戦の根拠になった大量破壊兵器(WMD)について、メディアは高い可能性でイラクが大量破壊兵器を所持していると報道しました。人々の恐怖心から、このニュースはクリック数を稼ぎますが、結果としてイラクがそのような兵器を持っていた可能性は低いものでした。 もしあの当時、「イラクは大量破壊兵器を持っているか」という形式の予測市場があれば、読者を導く助けになり不合理な心配を緩和し、開戦を決定させた強硬な外交政策への支持を減らすことができたかもしれません。もし予測市場内で人々に対しこのように知らせることができたならば、政府は恐怖に突き動かされた政策から、定量的で事実に基づいた世論から生まれる政策へ舵を切ることが出来たかもしれません。   ■Gnosisが破壊する3つの巨大なビジネスモデル Gnosisアプリケーションレイヤーで今後生まれていくアプリケーションは、代表的なカテゴリーとして、「Insurance=保険」「Information Sales=情報販売」「Financial Markets=金融市場」の3分野が想定されています。 https://gnosis.pm/   それでは具体的にひとつずつ見て行きましょう。   ①保険市場〜既存のビジネスモデルに与えるインパクト〜 gnosisは、新しく且つ効率的な保険形態を創出するために使用することができます。損害やリスクを推定するために様々な予測市場が作成されるでしょう。例えば、「この家は洪水の被害を受けるのか?」という予測市場が立ち上がった場合、YES/NOのポジションを購入することが出来ます。群衆は自らの責任でポジションを購入する=賭けをすることになるので、慎重に数理的な根拠の元、判断する人が多いと考えられます。プロのアナリストが複雑なモデルを使用して予測に参加するケースもあるでしょう。そうして集まった投票結果を用いて、gnosis上で自動的に保険料が算定され、保険情報に関するデータベースが構築されていくことになるのです。この仲介者を必要としなくなるプロセスは、従来の保険金のコストを大幅に削減する可能性があります。   ②インフォメーションセールス〜IoTとAIとの組み合わせでパワフルな予測が可能に〜 インフォメーションセールスの予測市場アプリケーションは、「インサイダー情報の販売」と「デバイスデータの販売」という2つの主要カテゴリが予想されます。前者は信じられないほど高い有用性を持っていますが、合法性が懸念されます。後者の「デバイスデータの販売」は、効率的なIoT事業の最適化をもたらすことができるでしょう。例えば、あるスマートカーが、「今、渋滞していない最も最適なルートは?」という予測市場を立ち上げた場合、AIを用いてマシン間の相互会話が発生する可能性もあり(これは非常にWaze https://www.waze.com/ja/ に似ています) 、IoT演算を直接最適化し、マシン間のやりとりやAIに関する予測市場の魅力的な未来を想像することが出来ます。   ③金融市場〜現状モデルでは生まれ得なかった市場インパクトを生み出す〜 予測市場の登場は、金融市場全般に対して真の意味で変革をもたらす可能性があります。例えば「Aというトークンの値段がBまで上がるか?」という予測市場が立ち上がった場合、プロのアナリストや世界中の投資家達がこの予測市場に参加し、あらゆる条件を考慮してYES/NOのバイナリーポジションをとることになるでしょう。   このように予測市場の金融分野アプリケーション上で、取引所や金融市場に対する適正なフィードバックや予測が起きることにより、金融市場は新世代の扉を開き、より効率的な市場形成と、過度なボラティリティを防ぐことが可能になります。   ■Gnosis Teamメンバーの紹介 MARTIN KÖPPELMANN @koeppelmann Co-Founder, CEO Prediction market expert making conceptional design decisions.    2015年1月にConsenSys社へ参加し、GnosisプロジェクトをStefan Georgeと共に立ち上げ、gnosis社CEOとして予測市場のコンセプト設計や意思決定を行なっています。MARTINは2010年にハッソ・プラットナー・インスティテュート(Hasso Plattner Institute)にて学士号を取得、2013年に修士号を取得、専攻はITシステムエンジニアリング。   “ハッソ・プラットナー・インスティテュート(以下、HPI)は、世界的ソフトウェア企業SAP AGの創設者の1人、ハッソ・プラットナー教授が設立した官民共同の研究施設。SAP AGの研究開発施設、SAPイノベーション・センターと同じくポツダム大学の敷地内にあり、世界各国から学生を集め、デザイン・シンキングを教えています。” (WORKSIGHTより転載 http://www.worksight.jp/issues/192.html ) STEFAN GEORGE @StefanDGeorge Co-Founder, CTO Leads development and architectural design of Gnosis.    2015年1月にConsenSys社へ参加し、MARTINと共にGnosisプロジェクトを立ち上げた共同創設者。gnosis社ではCTOとして、開発を指揮し主にアーキテクチャ設計を行なっています。STEFANは2010年にポツダム大学で学士を取得し、2013年にはMARTINと同じくハッソ・プラットナー・インスティテュート(Hasso Plattner Institute)にて修士号を取得、専攻はITシステムエンジニアリング。  在学中にSAP Labsにてipadアプリケーション開発を行うほか、SEOキーワード重複検出アルゴリズムの開発や、Python等の複数の言語を使用して分散型スケーラブルクローラの開発、検索エンジン開発など、多数の開発経歴を持ちます。 MATT LISTON @malloc8 Chief Strategist Advances strategy, communications, and business development.    2016年5月にConsenSys社に参加し、gnosis社ではCSOとして主にビジネス面で戦略立案を担当。MATTはアメリカ合衆国カリフォルニア州のオクシデンタル大学を卒業後、自身で起業を経て、Augurプロジェクトを設立し、Founder/CEOとして$5.3Mを調達しています。その後もEthereum FoundationにおいてCommunity Evangelism and Communications Consultantとして活躍し、EnlightedのIoTブロックチェーンソリューション設計にも携わっています。   ■Gnosisプロジェクトに興味をもった方へ ERC20に準拠しているGNOトークンは、アメリカ最大の取引所「poloniex」にて入手または取引することが可能です。https://poloniex.com/  
【PAY】ICO:TenX(テネックス)トークンオファリングの結果が判明

【PAY】ICO:TenX(テネックス)トークンオファリングの結果が判明

2017/06/27 at 10:00 AM 0 comments
PAYトークン熱に浮かされた投資家達が7分間のTenXトークンオファリングに殺到   2017年6月24日に立ち上がったTenXは週末にトークンオファリングを行いました。ERC20やアルトコインから換金された計245,832イーサ(ETH)を受け取り、1イーサあたり350PAYのレート、それに加えて20%のボーナスでPAYトークンと交換されたと報道されています。本稿執筆時点で、評価額は約5800万ドルです。 TenXのトークオファリングアドレスに取引を送信するのに投資家達に与えられたのはほんの数分でした。オファリングは6月24日の午後1:00(GMT)にオープンし、コントラクトのクローズは午後1:07。 TenXは合計2,892イーサと1,112アルトコインが成功裏に受信、入金されたとしています。 合わせて、TenXは次の一連のERC20トークンを受け取りました:Aragon (ANT)、 Augur (REP)、 Basic Attention (BAT)、 Blockchain Capital (BCAP)、 DigixDAO (DGD)、First Blood (1ST)、Gnosis (GNO)、 Golem (GNT)、 HumanIQ (HMQ)、 Iconomi (ICN)、 iExec RLC (RLC)、 Matchpool (GUP)、 Melonport (MLN)、 SingularDTV (SNGLS)、Swarm City (SWT)、 Tokencard (TKN)、 WeTrust (TRST)、 そしてWings (WINGS)がークンオファリングのアドレスに、PAYトークンと交換に送信されました。Dash、ビットコイン、そしてライトコインも受け付けられました。 TenXはトークンオファリングより10日前にプレセールを行い、125イーサの最低額の入金に同意した投資家から100,000イーサを集めました。プレセールに投資した投資家はまた、参加の見返りに追加で20%のボーナスを受け取りました。プレセールは、「クジラ投資家」が小規模な個人をトークオファリングから押し出すのを防ぐ措置として行われ、TenXは一定の成功を達成したとしています。 オファリング中、TenXはイーサリアムネットワークへの負荷を低く保つための予防措置を取りました。セールの15分前までアドレスを公開しなかったことにより、TenXは初めの、不要なトランザクションのスパムを低減しました。迂回方法を知っている人々が有利になるため、トランザクションの制限は行われませんでした。TenXによると、「この自己規制の選択肢」で、4,000人以上(中国とヨーロッパを含む)がPAYトークンを獲得できたとしています。彼らの多くが10ETH以下の貢献でした。   TenXは当初ホワイトペーパーで受取を予定していた分に加えて45,000ETHを集めました。越えた分を返金するよりも、TenXは全ての貢献の引受けに同意しました。またTenXは「私達は追加の45,000ETHを引出さず、私達のホワイトペーパーに概説されている『分散化されたTenX』を支えるため、むしろ暗号通貨のエコシステムにおける追加の流動性として残しておきます。これは実際の所、トークン保持者と 会社の双方にとってウィン・ウィンです」と述べました。この結論は、越えた分の45,000イーサを返金すると、3,000人近くの人々がトークンをキャンセルされるという計算を受けて出たものです。TenXはコミュニティに対してそれを望みませんでした。TenXは、この取り決めに不満な場合、全額返金を受けるため2017年6月27日までに連絡するよう呼びかけました。また、プレセールとトークンオファリングの後、一切新たにPAYトークンを発行しない立場にコミットしました。   TenXの次のステップはホワイトペーパーで明確に示されています:   2017年9月 各取引所と追加の提携、TenXウォレットで追加の通貨対応 2017年第4四半期    分散型セキュアスマートコントラクト(DSS)を運用 2017年第4四半期 COMITの最初のライブ版をローンチ 2018年第1四半期  COMITネットワークのセキュリティの包括的テストと監査 2018年第2四半期 COMITネットワークの完全な統合 2018年第3四半期 COMIT]ネットワークが開発者によってアクセス可能に 2018年第4四半期 ETF(上場投資信託)、デリバティブ、その他の投資商品のような他のブロックチェーン資産の受け入れ   TenXのホワイトペーパーはまた、資金の内訳を提供しています: (資金の割当:COMIT統合,マーケティングと販売,マルチプラットフォーム統合,管理と運営,開発資金,法務,バグバウンティプログラム)   サービス稼働開始次第、TenXは、デジタル通貨を使って日々の買い物の支払いを行いたいカード保持者向けに流動性を提供します。 ライター:ジェレミー・ネーション/JEREMY NATION ジェレミー・ネーションはロサンゼルスに住む、テクノロジー、人権問題、そして料理に関心を持つライターです。ETHNewsのフルタイムスタッフライターで、ETHホルダー。   ETHNewsは自らの編集方針にコミットしています。 読んで面白かったですか?@ETHNews_で私達をフォローして、起業家、投資、またはその他のイーサリアムのオピニオンニュースの最新情報を受け取りましょう。 (ソース元記事:https://www.ethnews.com/tenx-token-offering-results-are-in)
【Swap】ICO間近コンセンシス(ConsenSys)の新プロジェクト「Swap」のベータに参加しよう

【Swap】ICO間近コンセンシス(ConsenSys)の新プロジェクト「Swap」のベータに参加しよう

2017/06/22 at 7:03 PM 0 comments
  分散型トークン取引のエコシステムの構築 私達コンセンシス(ConsenSys)は、Swapトークンとベータリリースプログラムを紹介できることを誇らしく思います。 Swapはイーサリアムブロックチェーン上での分散型でピア・ツー・ピアのトークン取引に関する必要性に触発されたプロジェクトです。分散化は人々が「トラストレス」に、仲介業者を介さず価値を交換するのを可能にします。ピア・ツー・ピアでユーザー同士が直接取引するのを可能にすることで、ブロックチェーンベースの注文台帳の限界問題を効果的に回避します。 この問題を解決するために、私達はトークンを見つけて、価格を設定し、トレードを行うための各サービスを開発しています。Swapトークンをそれらのサービス上で利用することで、シンプルで流動性の高いトーク取引体験ができる各サービスへのアクセスが可能になります。Swapトークンは今年後半にローンチされる予定です。 ベータに参加される最初の500人の方々は、報酬としてSwapトークンの配分への独占的アクセスを得られます。   更新:ベータグループの募集は既に埋まって、登録は終了しました。参加者の皆様ありがとうございます。現在もSwapの更新情報をお求めなら、メーリングリストへの参加をお願いいたします:   コミュニティでの素晴らしい議論とフィードバックに基づき、私達はプロトコルを拡大して、更新されたホワイトペーパーを公開しました。   こちらは、Statusで動いており新しいプロトコルを利用しているシンプルなトークンショッピングアプリのデモです。     いつでもteam@swap.techで質問や、コメント、関心などについて私達に連絡できます。もしあなたが挑戦を求めている経験豊富なエンジニアなら、https://swap.tech/jobsをチェックしてください。Swapの最新情報はhttps://swap.tech/   免責事項:上で著者によって表明された意見は必ずしもConsensys AGの意見を代表するものではありません。ConsenSysはは分散型コミュニティで、ConsenSysメディアはメンバーが自由に多様なアイデアと視点を表明するプラットフォームです。ConsenSysとイーサリアムについてもっと詳しく知るには、私達のウェブサイトをご覧下さい。 (ソース元記事:https://media.consensys.net/join-the-swap-beta-fafae498b915)  
【OMT】ICO計画中のオメガワン(Omega One)とは何か?

【OMT】ICO計画中のオメガワン(Omega One)とは何か?

2017/06/09 at 6:31 PM 0 comments
オメガワン(Omega One):より安く安全にイーサリアム等の仮想通貨やトークンをトレードする方法 ICOが次々と発表され驚異の成長率にも関わらず、仮想通貨市場は流動的を欠き、分断され、ハッキングにさらされています。今年の後半登場するオメガワン(Omega One)は世界中の暗号通貨取引所を通じてトレードを行う分散型の自動実行プラットフォームを提供することによって、メンバーをリスクから保護しトレードのコストを低減することにより、これらの問題を解決します。 暗号通貨市場は時価総額が大きく増加し、去年平均の一日の取引高は10倍増加しました。しかしこの成長は、まだ成熟しておらず流動性と信頼性の問題を持つ暗号通貨市場に負荷をかけています。暗号通貨市場の流動性と信頼性を高めることが、Omega Oneが解決しようとしている課題です。   ■なぜ流動性が重要か もし市場に流動性があれば、ポジションを取ることも解消することも容易です。そのため、価格を大きく動かすことなく大きな取引高をトレードさせることができます。これはトレーダーにとって良いだけでなく、好況・不況の波を緩和し市場の成熟を促すので市場全体にとっても好ましいものです。しかし、流動性コストが従来の市場と比べ何桁も多い(100万米ドルで、USD/EURが0.01%動く一方でBTC/ETHは10%動く)暗号通貨市場は、急いで成熟しないと流入する資本の重みに耐えきれず崩れるリスクにさらされます。   ■Omega Oneはこの問題をどのように解決するか 幸運にもこの問題は解決可能です。まず従来の市場では、代理ブローカーの仲介によってこの問題は解決されてきました。具体的には、彼らは大きな注文を小さく分け複数の取引所に時間を置いて注文したり、流動性コストを最小にするため複雑なゲーム理論を実装することによって、クライアントに流動性を提供できるようにしてきました。 Omega Oneは、クライアントを取引所リスクから保護する信頼仲介レイヤーを追加することによって、各暗号通貨市場で従来市場の代理ブローカーの役割を担うことを可能にしました。Omega Oneの取引システムは、イーサリアムや他のブロックチェーンと統合され、疑われることなく資金をトレードすることを可能にします。例えばイーサリアムブロックチェーン上の2つのERC20トークン間で取引を望む時、Omega Oneメンバーが、トークンAの一部を私達のスマートコントラクトにロックし、私達に一定の時間と価格の制約のもとトークンBへトレードする注文を送ったとします。Omega Oneは次に私達の取引口座と資金を用いて市場でトークンBのポジションを取り、そしてスマートコントラクトでトークン間のアトミック(同時)スワップとしてメンバーと直接取引します。これにより、Omega Oneのアルゴリズムを用いて流動性から得られるトレード収益も、メンバーの資金をブロックチェーン上に置いておく信頼上の利点も得られ、メンバーは取引所のカウンターパーティーリスクから保護されます。   表:取引所/Omega One 信頼 取引所に資金を置いておく必要があり、トレーダーはハッキングにさらされる トレーダーの資金は分散型スマートコントラクトを用いて自身でコントロールする 流動性 その取引所の流動性に制限される 全ての取引所を横断して流動性を集約 洗練さ シンプルな指値と成行き注文に限定、金額が大きいと高く付く 注文を細かく分け、それらを取引する最適な取引所と時期を特定し、ゲーム理論ロジックを適用しトレード結果を最適化する コスト 取引所手数料、高い流動性コスト より安い取引所手数料、より低い流動性コスト、私達の手数料は大きな注文において90%のコスト低減   ■オメガ・トークン The Omega Token Omega Oneトレーディングプロトコルは、暗号通貨トークン「オメガ・トークン」を通じて仲介されます。メンバーはトークンを用いて手数料を払い、手数料の割引を受け、私達のプライベートダークプールで好条件で取引できます。手数料は、流動性を高めるアクセス数の増加、トレーディングインテリジェンスのアップグレード、そして分散化の拡大のために再投資されます。Omega Oneは、トレードを安価にし、全体の流動性を増加させ、そしてさらなる市場の進化を可能にするので、暗号通貨市場にとって有用なサービスとなります。 オメガ・トークンは2017年後半にローンチ予定です。   ■Omega Oneの使命 セキュアで効率的、分散型でデジタルネイティブのグローバル金融システムがブロックチェーン上で生まれようとしています。世界の力学を再構築し、明日の世界を根本から変えるでしょう。Omega Oneの使命はこの新しい金融システムの誕生を促進し、公益のために形成することです。 その方向への最初のステップとして、Omega Oneは近日中に行われるトークンセールの一部を、影響力のある投資プロジェクトに提供することを約束します。そしてまず市場の成熟を助ける、あるいはその他の社会的及び環境への明確な利点を持つイーサリアムエコシステムプロジェクトに注力します。   ■Omega Oneチーム Omega Oneの創業者達は、複数のスタートアップ企業を立ち上げ、世界最大のプライベート暗号通貨ファンドを取引し、従来の通貨市場で数百万ドル規模の取引システムを設計してきました。Omega OneはConsenSysのメッシュカンパニーで、世界トップのブロックチェーン人材とテクノロジーの恩恵を受けています。 近日中に提供予定のホワイトペーパーでは、Omegaのトラストデザイン、流動性集約、投資ロジック、そしてトークンモデルが詳説されます。追加の情報をお探しの方は、http://omega.one からメーリングリストにご登録下さい。   免責事項:上で著者によって表明された意見は必ずしもConsensys AGの意見を代表するものではありません。ConsenSysはは分散型コミュニティで、ConsenSysメディアはメンバーが自由に多様なアイデアと視点を表明するプラットフォームです。ConsenSysとイーサリアムについてもっと詳しく知るには、私達のウェブサイトをご覧下さい。 (ソース元記事:https://media.consensys.net/introducing-omega-one-a-cheaper-and-safer-way-to-trade-cryptocurrencies-and-tokens-b59b9ccf29c4 )
TokenCardのICOがERC20トークンデビットカード向けに数百万ドルを集める

TokenCardのICOがERC20トークンデビットカード向けに数百万ドルを集める

2017/05/03 at 11:50 PM 0 comments
誰でもVisa端末でERC20トークンを消費できる新たなデビットカードをお披露目した会社がICOで成功、1270万ドルの投資ラウンドを享受 Monolith Studioと手を組むTokenCardが、成功裏にICOのキックオフを行い、ほんの数時間で1270万ドルを集め4320万のTKNコインをジェネレートしました。   Monolith Studio はMediumの投稿記事で、投資家に向け、イニシャルオファリングから始まってTKNコインの発行に達するまでの一連のイベントについて詳述したICOへのガイドを提供しました。投稿記事によると「トップ500のコントリビューターのアドレスはコントリビューターTokenCardを取得する権利がある」とされ、主要な投資家は参加の見返りを得ます。   グリニッジ標準時の午後4時にキックオフしたICOの間、TokenCardのウォレットアドレスが受け取った一連の電子通貨にはEther (ETH)、 Augur (REP)、 DigixDAO (DGD)、 Golem (GNT)、 Melon (MLN)、 Swarm City (SWT)、 Maker (MKR)、そしてSingularDTV (SNGLS)が含まれました。イーサ(ETH)が集まった通貨の大勢を占め、合わせて16万6700ETHでした。これは開発側が集まると予想した額の2.5倍よりやや多い金額です。イーサが期待を2倍上回る唯一の仮想通貨として際立ち、残りは資金集めの目標を大きく割り、これは投資ツールとしてのイーサへの信用が他の仮想通貨を引き離していることを示唆しています。   ICOをガバナンスしたコントラクトはコンサルティンググループのNew Alchemyが準備しました。TokenCardはクリエーション期間をオープンにしておくため最後の24時間の間、ETH建てで450万ドルを集める必要があり、ETH建てで1250万ドル集まるとICOはクローズしました。   ETHNewが2月に報道したように、TokenCardは資産の法定通貨への変換を強制するよりもデジタルの形で保持できる機能を提供します。Visa端末で受け入れられ管理アプリケーションのToken Appと連動するこのカードは、誰でも自身のコントラクトウォレットにアクセスし、銀行口座なしに財やサービスと交換にトークンを消費するのに利用できます。   TokenCardとMonolith Studioは、それぞれ4月のトークンオファリングで数百万ドルを集めたGnosisやブロックチェーン・キャピタルを含む、成功した今年のICOの一群に加わりました。   ジェレミー・ネーション/JEREMY NATION ジェレミー・ネーションはロサンゼルスに住む、テクノロジー、人権問題、そして料理に関心を持つライターです。ETHNewsのフルタイムスタッフライターで、ETHホルダー。   ETHNewsは自らの編集方針にコミットしています。 読んで面白かったですか?@ETHNews_で私達をフォローして、TokenCard、イーサまたはその他のイーサリアムビジネスと金融のニュースの最新情報を受け取りましょう。   (ソース元記事:https://www.ethnews.com/tokencard-ico-nets-millions-for-erc20-token-debit-card)