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【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part27 ~月間30%の上昇~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part27 ~月間30%の上昇~

2018/07/26 at 5:44 PM 0 comments
7月26日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は一週間を通して常に右肩上がりでした。BTC価格はついに90万円を突破し、久しぶりの100万円の大台にあと一歩と迫っています。   今回焦点を当てる期間は2018年7月19日〜2018年7月26日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (7月19日~7月26日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.cokm/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安819,800 - 最高936,198(JPY) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は、先々週から強気傾向を長期的に維持しており、安定した価格の上昇を見せています。この二週間で、約30%の価格上昇となりました。アルトコイン価格が軒並み下がっている状況もありましたが、ビットコイン価格だけは上昇し続けました。そのほか主要アルトコインとビットコイン価格の推移が真逆になったことが話題となりました。 (引用:Coin360) 「23日の仮想通貨相場は、16日に始まった上昇相場の流れに乗って推移したものの、ビットコイン(BTC)と主要アルトコインとのパフォーマンスに乖離が見えた。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-builds-on-recent-gains-pushing-7-750-while-major-altcoins-see-losses) 今回の記事では、安定した価格上昇に関しての考察と、今後の予想について言及します。 価格上昇 ビットコインのETF申請 米国証券取引委員会(SEC)によるビットコインETF(仮想通貨上場投資信託)承認が可決されるか決まるのが、今年の9月に延期されました。しかし、多くの投資家は、今後数種間以内でのETF承認が可決するのではないかと期待を高めています。この話題が今回のビットコイン価格の安定した上昇を下支えした一因と考えられます。 「機関投資家の参入と、米証券取引委員会(SEC)による仮想通貨上場投資信託(ETF)の承認は、仮想通貨の回復を促す可能性のある2つのトリガーだ。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-tron-price-analysis-july-25) 日韓の影響力 上述したETFが、今回の上昇の最大の要因と考えるアナリストたちに対して、幾つかのアナリストは、日本と韓国の資金流入が原因であると考えています。 「24日にビットコイン(BTC)が8000ドルを突破した背景に、日本と韓国からの資金流入があったのではないかとする分析を米仮想通貨投資プラットフォームeToroのシニアアナリストであるマティ・グリーンスパン氏が発表した。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/metamask-browser-extension-pulled-from-google-chrome-store-for-5-hours-unsure-of-cause) その理由は、日本と韓国の取引高が一時急上昇しており、対するアメリカの取引高は上昇はしているものの、日韓の取引高と比べて微々たるものでした。このことから、日韓から莫大な資金がビットコインに投資されたと考えられます。   更に、今年の2月以来の取引高水準を見せています。 「またグリーンスパン氏は、ビットコイン取引高の平均が今年の2月以来初めて一秒間に2.5回を超えたことにも言及。そもそも仮想通貨相場に勢いが出ているという見立てを示した。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/metamask-browser-extension-pulled-from-google-chrome-store-for-5-hours-unsure-of-cause) 今後の予測 現在のビットコイン価格は未だに上昇傾向にあります。この上昇傾向の発端はビットコインETFへの期待がやはり大きいと考えられます。しかし、そのETFが承認されることはないといった予測がされており、ETF承認を得られないことが確定した場合、ビットコイン価格の下落が生じるかもしれません。 「CNBCは23日、米国証券取引委員会(SEC)のクレイトン委員長とのインタビューなどを根拠に、SECがビットコインETFを承認する可能性は低いと伝えた。ビットコインETFはビットコインが8000ドルを突破した原動力と一部で考えられている。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/sec-unlikely-to-approve-bitcoin-etf-cnbc) チャートから、上方8,500USDにてレジスタンスが存在します。数セッション前に、8,500USDレベルへ到達しましたが、ブレイクすることができず、現在はそのレジスタンスと、下方にある8,000USDサポートの間を推移しています。 また、今回の価格上昇を生んだ強気トレンドラインの上部に位置しており、未だに上昇傾向にはありますが、近いターム内で再度上昇することができなければ、若干の弱気トレンドへと移る可能性が考えられます。しかし、上述の8,500USDレジスタンスをブレイクすることができれば、10,000USDレベルへの上昇が期待されます。 「逆に、強気筋が8500ドルを超えさせれば、ビットコインは1万ドルまでラリーする可能性がある。したがって、トレーダーは、6650ドルで開始された残りのロングポジションを維持し、そのストップを7200ドル以上にすることができるだろう。これはトレードをリスクフリーにし、未回収の利益の一部を確定させる。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-tron-price-analysis-july-25) 今後のビットコイン動向に注目が集まります。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part26 ~超えられない壁~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part26 ~超えられない壁~

2018/07/12 at 1:18 PM 0 comments
7月12日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は7月10日に下落を見せました。先月の18日頃以来、不振な状況にある仮想通貨市場は未だにその弱気傾向を抜け出せずにいます。   今回焦点を当てる期間は2018年7月5日〜2018年7月12日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (7月5日~7月12日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.cokm/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安717,151 - 最高763,834(JPY) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は、先週の底値と比較すると約10%の価格上昇を見せましたが、二日前の下落により5%ほどの上昇に留まっています。ビットコインの扱いを行っている保有量上位6位までの仮想通貨取引所(Bitflyer, Bigone, Fcoin, Binance, Bitfinexを含む)は軒並み6%の価格後退を強いられました。 今回の記事では、価格下落要因と、今後の予測に焦点を当てます。 価格下落要因 ビットコイン価格は10日の下落以降、約6,400USD付近にて取引されています。10日の下落は24時間で約6%の価格下落を生じることとなりました。 「Bitcoin (BTC) is trading at around $6,417 point at press time. The top cryptocurrency is down almost 6 percent over the past 24 hours and 2.9 percent over the past week, even after pushingclose to the $7,000 price point July 8.」(引用:https://cointelegraph.com/news/crypto-markets-take-deep-plunge-market-cap-back-to-monthly-lows) 今回の下落は、以前から形成されている6,950USDレジスタンスをブレイクすることに失敗したことで、売り圧に拍車がかかり、大きな価格下落を呼び込んだと考えられます。以前も今回と似たような現象が起こっています。先述した先月18日頃からのBTC推移の不振は、このレジスタンスをブレイクしきれないことで生じていると考えられます。 「Bitcoin turned down from the overhead resistance of $6,953.38 on July 9 and slipped below the 20-day EMA. 」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-tron-price-analysis-july-11) 今後の予測 現在のビットコイン価格は価格下落後、横ばいに推移しています。 上方に推移を行う場合は、直近のレジスタンスである6,500USDレベルを超えることがまず重要になってきます。その後、上方に長期的に存在している6,950USDレジスタンスを超えることが、ビットコイン価格を10,000USDにまで引き上げる最初のボーダーラインとなるでしょう。 「The bullish setup will complete on a breakout and close above $6,953.38. The pattern target of such a break out is $7,996.11. Once the BTC/USD pair breaks out of the downtrend line, it will become positive and might climb to $8,560 and thereafter to $10,000.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-tron-price-analysis-july-11) 一方、下方では、6,250USDを維持することに失敗し、価格が6,075USDにまで下落する可能性があります。5,900USDサポートを下回る場合、次の重要サポートは5,400USDです。 「Conversely, if the bulls fail to hold $6,250, a fall to $6,075 is probable. Below $5,900, the next support is at $5,450, hence, the stops for the long positions initiated at $6,650 should be kept at $5,900.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-tron-price-analysis-july-11) 長期的な見解では、ビットコインの消失や、トム・リー氏の二度目の発言(2018年末までに1BTCが22,000から25,000USDに到達する)等、ビットコイン価格の上昇は強く期待されています。ビットコインは元々制限枚数が決まっていたが、今回の消失発覚により、更に少ない枚数しか存在しないと分かり、1BTC当たりの価値が最終的に上昇すると見込まれています。 「BitGooの前リードエンジニアで、現在はCasaHODLを開発中のジェムソン・ロップ氏は、推定で400万BTCが失われ、200万BTCが盗まれたと述べた。2018年7月現在、計600万BTCがアクセス不可能になっている。失われたビットコインを回復するためにハードフォークを実施するのは不可能であり、ビットコイン供給量2100万BTCのうち28.5%が永遠に失われた。CCNが4日伝えた。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/6mil-btc-lost-foreve-will-it-drive-the-price-of-btc) 今後のビットコイン動向に注目が集まります。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part25 ~一瞬での上昇~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part25 ~一瞬での上昇~

2018/07/05 at 4:12 PM 0 comments
7月5日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は今週に入り、価格上昇が発生しました。先週の下落に対しての回復と考えられます。   今回焦点を当てる期間は2018年6月28日〜2018年7月5日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (6月28日~7月5日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.cokm/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安664,300 - 最高760,240(JPY) 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は、先週の弱気傾向から一転して、価格の上昇を見せました。日本時間の30日の上昇の後、BTC価格は安定して推移しています。しかし、未だ80万円の水準に到達するには至っていません。 今回の記事では、価格上昇・安定要因と、今後の予測に焦点を当てます。 価格上昇・安定要因 ビットコイン価格は30日の30分にも満たない時間で、6.4%もの上昇を果たしました。更に、その後も約15分ほどで4.5%の上昇を引き起こしました。これらの急上昇の甲斐あって、この1週間のビットコイン価格は好調を維持することに至りました。 「At approximately 22:00 UTC, June 29th, the BTC markets suddenly saw an influx of buying pressure, driving the markets up 6.4% from $5920 USD to nearly $6300 in less than an hour. At approximately 01:30, June 30th, the markets produced a secondary break-out that saw the price of BTC gain a further 4.5% up to nearly $6550 in under fifteen minutes. Over the course of the last 48 hours, the BTC markets have consolidated between approximately $6300 and $6450.」(引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-coinex-dominates-volume-rankings-amid-post-bounce-consolidation/) 確実な要因は明らかではありませんが、今年3度目の1BTC=6,000USDの価格帯に下落したことで、多くの買いが入ったと考えられます。米投資コンサルティング会社TradingAnalysisの創設者であるトッド・ゴードン氏等、いくつかの有名人がビットコイン価格の年末価格予想をしており、その予想が10,000USDレベルに到達するといったものが多いことも、購入者の買い欲を膨らませた理由の一つかもしれません。 上昇後に価格が安定した理由として、長期的チャート上での弱気トレンドラインをブレイクしたことで強気傾向に向かったことが考えられます。 (引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-coinex-dominates-volume-rankings-amid-post-bounce-consolidation/) 今後の予測 現在のビットコイン価格は強気傾向にあり、更なる上昇が見込めそうです。 直近のレジスタンスである6800USDレベルを超えることがまず重要になってきます。 「Bitcoin held the 20-day EMA support on July 03, which is a bullish sign. The immediate resistance on the upside is at $6,877.36, which is the intraday high of June 19. The bears will defend the zone between $6,877.36 and the 50-day SMA aggressively, but we expect it to be crossed.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-trx-price-analysis-july-04) また、今回のチャートの動きはテクニカルに見て様々なポジティブ要素を含んでいます。 「相場が上昇局面の中で我々は買いを勧めている。なぜならBTC/USDが20日間EMAを突破したのが5月10日以来のことだからだ。さらにRSI(相対力指数)と相場の間にポジティブ・ダイバージェンスがみられた後での回復だったことも理由の一つだ。今後、少なくとも7500ドルか8000ドルに到達する兆候が見られる。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-trx-price-analysis-july-04) 上記のように相場が動いてくれる場合は、引用のように7,500USDから8,000USDレベルへの価格上昇も期待できるかもしれません。 一方で、弱気傾向に何らかの形で入ってしまった場合、上昇傾向が一転してしまうことも考慮すると、6,000USDレベルへの再三にわたる下落の可能性も排除しきれません。 今後のビットコインの次の動きに注目が集まります。 (BTC売り買い圧情報:https://www.tradingview.com/symbols/BTCUSD/)  
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part24 ~不安の募り~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part24 ~不安の募り~

2018/06/28 at 2:27 PM 0 comments
6月28日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は今週に入り、大きく下落する事となりました。一度大きく下落したのち、現在は横ばいに推移しています。   今回焦点を当てる期間は2018年6月21日〜2018年6月28日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (6月21日~6月28日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.cokm/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安655,000 - 最高766,164(JPY) 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は先週、先々週とハッキングの話題から、人々の深層心理に大きな不安を植え付ける事となりましたが、先週は上昇傾向を示し、ハッキングの影響を感じさせない価格推移を見せ、80万円付近を推移していました。転じて、今週に入ると大きな価格下落を引き起こし、現在は70万円以下にて価格推移を行っています。 今回の記事では、その大幅な価格下落要因と、今後の予測に焦点を当てます。 価格下落要因 業務改善命令の再来 日本金融庁が日本最大の仮想通貨取引所であるBitFlyerに対して、業務改善命令を下しました。約ひと月前にも、金融庁はマネーロータリングやテロ資金の供与の対策として、聞くつかの仮想通貨取引所に二度目の業務改善命令、さらに今月頭、1つの取引所FSHOに対しては、二度もの業務改善命令を受けたにも関わらず、その後の改善が見られないとして、事業の強制撤退要請を考えています。 今回は日本最大の仮想通貨取引所BitFlyerに対する業務改善命令という事もあり、多くの仮想通貨所有者に不安を与える事となりました。今回の価格下落はそのことが一要因となっていると考えられます。 「However, the prices have failed to respond to this improvement in fundamentals, and the virtual currencies continue to lose ground on every adverse news. The latest drop has been attributed to the order by the Japanese Financial regulator, which has asked the cryptocurrency exchanges to improve their practices against money laundering and terrorist financing.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-price-analysis-june-22) ビットコインだけでなく、多くの種類の仮想通貨が価格下落を起こし、市場を縮小する事に至りました。 「ファインダー・ドット・コムの週間調査によると、1586の仮想通貨の80%余りが25日までの1週間に値下がりした。下落率は平均で19%に達した。」(引用:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-06-27/PAYFMT6JTSEI01) 今後の予測 先週には上昇傾向を維持していた事もあり、さらに今後、ステイブルコインであるテザーがトークンを発行する事で上昇傾向を維持すると予想されていましたが、予想は外れてしまいました。 「ステーブルコインのテザーが25日、2億5000万ドル分のトークンを発行したことで、ツイッターではビットコインが上昇するとの予測があったが上昇しなかった。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/crypto-markets-see-more-red-as-prices-slump-downwards) 現在のビットコイン/Bitcoin(BTC)は、6,000USD付近のサポートをテストしています。このサポートは重要なサポートであり、もし下回る事があれば、5,450USDから5,000USDレベルへの下落が考えられます。しかし、現在の弱気傾向の中で、そのサポートは下回る事はないと予想されています。 「The bears will now attempt to break below $6,000 once again. If successful, the digital currency can slide to $5,450 and below that to $5,000.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-trx-price-analysis-june-27) 一方で、米投資コンサルティング会社TradingAnalysisの創設者であるトッド・ゴードン氏の予想では、今後ビットコイン価格は4,000USDにまで落ち込みを見せると考えられています。しかし、今年の終わりには価格は回復し、10.000USDレベルにまで再度到達するとしています。現在の価格帯で投資をするのは、賢明な判断なのかもしれません。 「米投資コンサルティング会社TradingAnalysisの創設者であるトッド・ゴードン氏は、ビットコインは4000ドルまで下落した後、2018年末には1万ドルまで回復すると予想している。Global Coinが報じた。」(引用:http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1806/27/news067.html) (参考:https://cointelegraph.com/news/analyst-predicts-bitcoin-price-rebound-above-10-000-by-2019) 事実、ヨーロッパでのビットコインに対する投資ボリュームは約二倍に増加するという予測が、ある調査で報じられました。特に賃金の低いヨーロッパの国では、ビットコインによる投資で収入を得ようと考えているようです。 「People hear and know more about cryptocurrencies with every passing day, and according to a new survey, interest in Bitcoin is expected to increase twofold in Europe. The poll gauges the awareness of cryptocurrencies and the expectations for their future. The research covers over a dozen European nations, but also the United States and Australia, presenting some unexpected findings.  」(引用:https://news.bitcoin.com/interest-in-bitcoin-set-to-double-in-europe-new-survey-suggests/) 多くのホルダーが増え、仮想通貨取引ボリュームが増える事で、確かに10,000USDに再度返り咲くのは信憑性がある事なのかもしれません。 今後のビットコインの次の動きに注目が集まります。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part23 ~再度ハッキング。しかし…~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part23 ~再度ハッキング。しかし…~

2018/06/21 at 2:55 PM 0 comments
6月21日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は徐々に回復の兆しを見せています。しかし、再度発生したハッキングの影響により、伸び悩んでいます。 今回焦点を当てる期間は2018年6月14日〜2018年6月21日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (6月14日~6月21日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.cokm/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安721,088 - 最高766,164(JPY) 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は先週の価格暴落の影響を受けており、引き続き価格帯は落ち込んだままです。今週の終盤に回復の兆しを見せたものの、先週とは別の韓国仮想通貨取引所Bithumbで起こったハッキングにより、上昇傾向は維持しているものの、伸び悩んでいます。 今回の記事では、度重なるハッキングの話題に関して言及したのち、今後の予想を記していきます。 連発するハッキング事件 Bithumb(ビットサム)のハッキング 先週のCoinrail(コインレール)でのハッキング被害に引き続き、Bithumbでもハッキングが発生しました。しかし、今回のハッキングによる大幅な仮想通貨市場価格下落の影響はありませんでした。確かに、ビットコインを含む仮想通貨市場が強気傾向を迎えたタイミングに起こった事で、大きな上昇を阻む要因とはなったかもしれませんが、下落を引き起こすには至りませんでした。これに対してLitecoinのFounderであるチャーリー・リー氏は、「ハッキングは銀行強盗と同じようなものであり、それが金の価格に変動を及ぼさないように、ビットコインの価格も影響されるようなものではない」と主張しました。 「According to Lee, the price drop is a typical reaction of the market to the news about the hack, and “it happens all the time,” because people get scared. According to Lee, the hack of a crypto exchange does not affect Bitcoin’s (BTC) fundamentals just in the same way as a bank robbery should not affect the price of gold:“If the exchange does not protect the coins well enough and gets hacked, it doesn’t really change the fundamentals of the coin they are protecting.”」(引用:https://cointelegraph.com/news/bithumb-hack-does-not-change-bitcoin-fundamentals-says-litecoin-founder-charlie-lee) ハッキングされるという恐れから、多くの人は仮想通貨を持つといった事に恐れを抱き、マーケットにネガティブな影響を与える事につながっていましたが、根本的な考え方はリー氏の見解が正しいのかもしれません。 今後の予測 現在のビットコイン/Bitcoin(BTC)は、6,800USD付近のレジスタンスをテストしようとしています。下方には、以前の底値6,200USDからの上昇トレンドラインが形成されており、BTC価格が強気傾向にある事が伺えます。 (引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-price-analysis-june-20) 長期的なチャートを見ると、以前から継続する弱気トレンドラインが現在7,100USD付近に形成されています。5月から続くこの弱気トレンドラインをブレイクする事が、今後のビットコイン価格の上昇のカギとなるでしょう。また、ブレイクする事ができれば7,700USDレベルへの回復も期待できます。 「If the bulls manage to break out of the 20-day EMA, the BTC/USD pair should rally to $7,700 levels. The 20-day EMA is flattening out, which shows that the selling pressure is waning.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-iota-price-analysis-june-20) 今後のビットコインの次の動きに注目が集まります。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part22 ~ハッキング再来~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part22 ~ハッキング再来~

2018/06/14 at 1:48 PM 0 comments
6月14日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は一週間を通して右肩下がりでした。現在も弱気傾向が続いています。ビットコインに限らず、仮想通貨市場全体が落ち込むこととなりました。 今回焦点を当てる期間は2018年6月7日〜2018年6月14日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (6月7日~6月14日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.cokm/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安701,706 - 最高977,963(JPY) 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は韓国の仮想通貨取引所で起こったハッキング被害からの仮想通貨に対する不信感が募り、大暴落しました。仮想通貨全体市場規模も約3兆円の縮小を記録し、現在もネガティブな状況は続いています。今回記事は、下落要因と、今後のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格推移を考察していきます。 長期的な弱気傾向 Coinrail(コインレール)のハッキング 上述したように、韓国での仮想通貨取引所でのハッキングが今回の弱気傾向に拍車をかけています。先の24時間で、マーケットキャップ上位10番以内の仮想通貨は 全て、USDに対して約10%の価格下落を起こしています。 この事件により、仮想通貨に対する疑心感が増し、強大な売り圧が発生しました。 今後の予測 現在のビットコイン/Bitcoin(BTC)は、6,000USD付近のサポートエリアをテストしています。これは2017年の11月と同じほどの価格帯であり、年始に大きく価格上昇を果たしたビットコインの価格が、一年越しに戻ってしまいました。さらに、去年の7月から形成されていた長期的な上昇トレンドラインをついに下回ることとなりました。そのトレンドラインと以前ビットコインが記録した$20,000と$10,000のシンメトリカルトライアングルも崩壊することになりました。 「It has been a rough week for the BTC market so far, with the price of bitcoin having lost roughly 15% in the last four days. The accelerating selling pressure can be attributed to bitcoin’s failure to break above the long-term symmetrical triangle comprised of an ascending trendline running from July 2017, and a descending trendline connecting the all-time of $20,000 to the local high of $10,000.」(引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-crypto-markets-tests-key-support-levels/) 以前のサポートであった$6,600USDレベルに回復することが、この弱気傾向に終止符を打つポイントとなるでしょう。現状は$6,000USDのサポートをテストしており、これを割ってしまえば、更なる価格の下落を引き起こす可能性があります。 「As of this writing, the immediate price action shows BTC trading for approximately $6,300 after producing a small bounce following a sharp drop down to $6,100. The bitcoin markets are yet to retest the prior local support area of roughly $6,600. In breaking below the symmetrical triangle, BTC has formed a descending triangle, with current price action testing the $6,000 resistance area for the third time this year.」(引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-crypto-markets-tests-key-support-levels/) 今後のビットコインの次の動きに注目が集まります。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part21 ~弱気脱出~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part21 ~弱気脱出~

2018/06/07 at 4:46 PM 0 comments
6月7日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は不安定ではありましたが、現在は価格を約85万円付近に位置付けています。先週と比較すると約5%の上昇です。長きに渡る弱気トレンドラインを超える事に成功した事で、BTC価格に回復の兆しが見えています。今回焦点を当てる期間は2018年5月31日〜2018年6月7日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (5月31日~6月7日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.cokm/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安811,278 - 最高851,801(JPY) 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は大きな変動はないものの、弱気トレンドを抜け、強気テリトリーにて勢いをつけようとしています。今回記事は、弱気トレンド抜け出すに至った要因と、今後のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格推移を考察していきます。 弱気トレンド脱出 ビットコイン等多くの仮想通貨が先月に大幅な価格の下落を起こして以来、ビットコイン価格は弱気トレンドラインを抜け出せずにいました。しかし、ついにそのラインを超え、強気トレンドに入りつつあります。もちろん、未だに価格は伸びきれてはいませんが、強気テリトリーにペアは存在しています。 ビットコインが仮想通貨の中で唯一の通貨 AppleのCo-FounderであるSteve Wozniak氏が、アムステルダムで行われたMoney20/20の会議の中で、”仮想通貨の中でビットコインが唯一の仮想通貨である”と主張しました。TwitterのCEOであるJack Dorsey氏のビットコインが10年後に世界的通貨となるといった事に同調を示す事となりました。 Bitcoin (BTC) broke $7,500 and is trading at $7,610.49, up 2.84 percent over a 24 hour period at press time. Earlier this week, Apple co-founder Steve Wozniak said at the Money20/20 conference in Amsterdam that “only Bitcoin is pure digital gold.” Wozniak echoed the sentiments of Twitter CEO Jack Dorsey, who believes that in the next decade, Bitcoin will become a global currency.」(引用:https://cointelegraph.com/news/market-update-crypto-markets-show-slight-growth-btc-rises-above-7-500-eth-above-600) これら大物の発言、考えが公に広まる事で、ビットコイン、仮想通貨に対する安心感は確実に上昇したと考えられます。こういった事実の元、ビットコインは弱気トレンドを抜け出し、今のビットコインの価格帯は買うにはこれ以上にない良いタイミングと言われています。それにより、今後強い買い圧が発生する可能性があります。 「As prices of both Bitcoin and major altcoins remain suppressed in June, Bitcoin having lost around 20% last month, some sources claim that current conditions present a good opportunityfor buyers.」(引用:https://cointelegraph.com/news/steve-wozniak-bitcoin-is-the-only-digital-gold) 今後の予測 現在のビットコイン/Bitcoin(BTC)は、7,700USD付近を推移しています。直近のレジスタンスである7,800USDレベルを越える事が強気傾向を強くさせるトリガーとなるでしょう。一方で、下方7,500USDレベルは維持していかないと、下落の可能性が不安視されます。 直近の予測ではないですが、株式分析会社であるTrefisがビットコインの今年の末のビットコイン価格の予測を作成した事をブログにて公開しました。その価格はUSDにて$15,000から$12,500です。この予測は、ユーザー数、トランザクション回数から需要を、ビットコインの使用可能場所数を供給として計算しています。 「Stock analytics firm Trefis has recently lowered their Bitcoin (BTC) year-end price forecast from $15,000 to $12,500, according to a blog post June 5.」(引用:https://cointelegraph.com/news/stock-analytics-firm-lowers-btc-year-end-price-prediction-by-nearly-17) この予測が確かなら、上述したように、現在の価格は買い時なのかもしれません。今後のビットコインの次の動きに注目が集まります。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part20 ~今月の最安値~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part20 ~今月の最安値~

2018/05/31 at 2:45 PM 0 comments
5月31日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は先週の大幅な下落から引き続き、弱気傾向にあります。その結果、今月の最安値を記録し、現在は約80万円付近にて価格の推移を行っています。右肩下がりの推移を続けているビットコイン価格ですが、安定した様相を見せています。 今回焦点を当てる期間は2018年5月24日〜2018年5月31日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (5月24日~5月31日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.cokm/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安778,038 - 最高855,551(JPY) 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は大きな変動はないものの、弱気トレンドの中、若干の価格下落を見せました。今回記事は、弱気トレンドを抜け出せずにいる要因と、今後のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格推移を考察していきます。 未だに弱気トレンド 先週の51%攻撃等の話題により、仮想通貨市場の価格は大幅に後退してしまいました。今週も引き続きその影響を受け、未だに弱気傾向を抜け出せずにいます。弱気傾向が続く要因として51%攻撃ともう1つ別の話題が要因と考えられています。 韓国取引所での問題 先週の出来事である、韓国の取引所アップビット(Upbit)が詐欺の疑いによって、家宅捜索を受けたことが第2の要因とされています。アップビットが賃借対照表を偽造し、投資家を騙していた疑いが懸念されたことが原因です。この韓国取引所は世界中の取引所の中でも最大級の取引量を保持しており、その結果、ビットコイン価格、仮想通貨価格に大きな影響をもたらしたとされています。 「The market slump could likely be attributed the news that the U.S. Department of Justice has opened a criminal probe into crypto market price manipulation, as well as a holdover of the FUD reported about the accusation of fraud last week against South Korean crypto exchange Upbit - a claim the exchange has refuted by conducting an internal audit.」(引用:https://cointelegraph.com/news/crypto-market-see-some-green-after-week-of-lows-bitcoin-price-hovering-around-7500) 「朝鮮日報によれば、検察当局はアップビットが賃借対照表を偽造し、投資家を騙していたとみているという。韓国の金融委員会(FSC)もアップビット本社に調査官を派遣し、同社のコンピューターシステムにアクセスし、取引所の仮想通貨の保有状況を監査すると伝えられている。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/s-koreas-largest-crypto-exchange-upbit-investigated-by-police-markets-react)   アメリカ・ニューヨークで行われたブロックチェーンウィーク(Blockchain Week)の影響により、仮想通貨の価格に上昇傾向をもたらすと予測されていましたが、残念ながら上昇傾向とはなりませんでした。 今後の予測 現在のビットコイン/Bitcoin(BTC)は、7,500USD付近を維持しています。上方の7,600USDレジスタンスをブレイクすることが、今後の強気傾向を生み出すきっかけとなりそうです。 今月の最安値を叩き出した後、一時大きな上昇を見せましたが、継続したトレンドとはなりませんでした。 「After hitting monthly lows yesterday, Bitcoin (BTC) is slightly up 3.94 percent over the past 24 hours, trading at $7,513 at press time.」(引用:https://cointelegraph.com/news/crypto-markets-make-slight-rebound-after-bitcoin-touched-monthly-lows) しかし、今後の予測はポジティブな側面が多くハイライトされています。それも、多くの企業が(ソフトバンクやアメリカンエクスプレス等)ブロックチェーン技術を活用した新たな取り組みのニュースが、仮想通貨のポテンシャルを再認識させたことが考えられます。 上述したレジスタンスをブレイクした後、重要となるレジスタンス8,100USDの壁を越えることが長期的な回復に必要不可欠となりそうです。 一方で、6,900以下へ下落する可能性もゼロとは言い切れません。 「Right now order books on the upside have heavy resistance from the current price level to $8,100, and after that things are a bit smoother. On the back side, books show that bears will see resistance around $6,900 to $6,300, and if the market goes below that then things will look uglier.」(引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-slight-comeback-shows-cryptocurrencies-press-forward/) 低迷している仮想通貨、ビットコインの次の動きに注目が集まります。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part19 ~51%攻撃~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part19 ~51%攻撃~

2018/05/24 at 1:51 PM 0 comments
5月24日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は安定した傾向を見せており、約90万円付近を推移していましたが、昨日から今日にかけて大幅な価格下落を生じました。現在はその価格下落も落ち着きを見せています。 今回焦点を当てる期間は2018年5月17日〜2018年5月24日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (5月17日~5月24日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.cokm/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安830,500 - 最高948,974(JPY) 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は昨日から今日にかけ大幅に下落することとなりました。現在は84万円付近にて下落を一時ストップしています。さらに、昨日はビットコイン以外、イーサリアム等の仮想通貨も大幅な下落を見せています。今回記事は、昨日の大幅下落の要因と、今後のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格推移を考察していきます。 大幅下落要因 先々週は100万円付近で価格推移を行っていたビットコイン/Bitcoin(BTC)価格でしたが、今週の大幅下落と、先週の徐々な下落により、価格を15万円以上下げています。この大幅な下落要因には1つの理由が考えられます。 仮想通貨の51%攻撃の警戒 先々週にモナコイン(MONA:日本発の仮想通貨)が51%攻撃を受けたことで、価格の下落を引き起こしました。更に今週はビットコインゴールド(BTG)までも51%攻撃を受けました。これら2つの実例により、51%攻撃が今後その他の仮想通貨にも向けられるのではないかといった不安が募っています。 51%攻撃とは、ハッカー(悪質なマイナー)が50%以上のコンピューティングパワー(ハッシュパワー)をコントロールすることで適切なトランザクションを行うことを妨げることです。 「An attacker that controls more than 50% of the network’s computing power can, for the time that he is in control, exclude and modify the ordering of transactions.」(引用:https://forum.bitcoingold.org/t/double-spend-attack-on-exchanges/1362/2) モナコインの場合は33%で行うことができると言われています。今回の手法はセルフィッシュマイニングと呼ばれ、公開しないブロックチェーンを自身で生成し、長く連ねたのちに公開することで、既存の(本来存在する)ブロックに取って代わる手法です。 「PoWでは、長い2つのブロックチェーンが併存した場合に、長いブロックチェーンを採用するルールが存在しています。」(引用:http://infofreestyle.com/monacoin-reorg-attack-miner-selfish-mining) これにより、自身の送金したコインのトランザクションを無効化します。 「先日、5月13日から15日にかけてモナコインに対する攻撃(セルフィッシュマイニング)が行われました。非常に簡潔に説明するならば、悪意のあるマイナーがブロードキャストをしないブロックチェーンを作成し、自身が取引所に送った送金を意図的に無効にしました。」(引用:https://coinchoice.net/mona-bitcoingold-attack/) ビットコインゴールドの場合は51%攻撃(上記での33%ではない)と推測されます。 しかし、ビットコインやイーサリアムのような仮想通貨はハッシュパワーが強いことで、51%攻撃を受けることはまずないと考えられます。そのため、現状不安視されている観点は問題ないと言えます。 今後の予測 現在のビットコイン/Bitcoin(BTC)は、7,500USD-7,400USD付近の重要なサポートを形成しています。このラインは以前にビットコインのバブルが崩壊し、急な上昇を迎えた際の調整ラインです。もし、このサポートをブレイクすることがあるならば、バブル崩壊以来の大幅な下落が発生する可能性が考えられます。 現状は売り圧が買い圧を圧倒しており、今後さらなる下落の可能性が不安視されています。 (ビットコインの売り買い状況 引用:https://www.tradingview.com/symbols/BTCUSD/technicals/) 数日前のForecastでは、7,900USDのサポートを下回った場合、7,000USDレベルまで下落の可能性があると示唆されていました。 「Another possibility is that prices breakdown of $7,900 and slide to $7,000.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-ripple-bitcoin-cash-eos-litecoin-cardano-stellar-tron-price-analysis-may-23) そのため、今後の更なる下落は起こり得ると言えるでしょう。 重要なサポートを維持することで上昇傾向に向かえるか、今後のビットコイン価格推移に注目が集まります。
イーサリアム(Ethereum)における手数料Gasとは?

イーサリアム(Ethereum)における手数料Gasとは?

2018/05/15 at 6:58 PM 0 comments
はじめに 今回と次回の記事で、イーサリアム(Ethereum)上での様々なトランザクションについて解説します。トランザクションは、誰かに仮想通貨を送金をしたり、コントラクトを実行するときに発生します。このようなトランザクションは、マイナーによって承認され、ブロックに記録されます。 その際、ユーザーはマイナーに対してインセンティブとなる報酬として、手数料を払う必要があります。イーサリアムではスマートコントラクトという複雑処理が実行可能であるがゆえに、手数料の算出方法がビットコイン等のシンプルなトランザクションのみ実行するシステムとは異なります。つまり、少々複雑なのです。 そこで今回は、この手数料がどのようにして決まるのかについて解説します。 イーサリアム(Ethereum)の手数料 ~Gas~ ユーザーは、イーサリアム(Ethereum)上で、送金や(スマート)コントラクトといったトランザクションを実行します。それらは、マイナーによって処理され検証されます。このとき、それぞれの操作に使われたマシーンパワー、すなわちマイナーの作業コストに対する対価が手数料として支払われます。手数料はGasという考え方で計算され、ETHで支払われます。 Gasの概念を理解するために、車の運転に必要なガソリンのアナロジーから考えて見ましょう。 長い距離を走ったり、より速い速度で走るには、それに応じた燃料が必要になります。そのため、ガソリンという燃料が必要で、ガソリンを燃やして車を動かします。 イーサリアムでも同様で、マイナーがマシーンを動かして計算をするための燃料が、Gasです。ユーザーは送金やイーサリアム上でトランザクションを発行したとき、マイナーに対して手数料をETHで支払います。一方で、マイナー達は手数料をインセンティブとして、そのトランザクションを承認/計算します。 では、実際にイーサリアム上でマイナーの原動力になる、支払うべき手数料は、どのように算出されるのでしょうか?  簡潔に述べると、手数料としてマイナーに支払われるETHは、 手数料(Gas)総量 =  GasPrice × GasUsed で決まります。GasPriceはGasの単価で、GasUsedが使われたGasの総量です。この総量をマイナーが受け取ることになります。次の節では、GasUsedとGasPriceについて詳しく解説して行きます。 GasUsed この節では、上で出てきたGasUsedについて解説します。 GasUsedは、ガソリンの例で考えると、自動車を運転した時に使われるガソリンの量です。 長い距離を走ると、使用する燃料であるガソリンを多く使います。GasUsedも同様で、マイナーがトランザクションを処理し、検証するときに、使ったマシーンの計算量などによって決まります。したがって、複雑な処理の方が、単純な処理を実行する時よりもより多くのGasが必要になります。具体的な処理とそれに必要なGasの量は、イーサリアムのBeige Paperに書かれています。例えば、前回の記事で述べたハッシュ化(SHA3)の作業には、30Gasが必要になることが書かれています。 正確には、Gasは高級言語で記述されたcontract(コード)を、低級言語であるアセンブラに直した時に、アセンブラで処理する各プロセス(opecode)、計算ごとに消費するGasが定義されています。 トランザクションを生成するユーザーはあらかじめ、そのトランザクションで消費しても良いと思う、十分なGasの量を指定します。この指定されたGasの量をGasLimitと呼びます。 先ほども述べたように、スマートコントラクトのトランザクション実行時に消費されるGas量を前もって正確に見積もることは困難です。しかし、使われなかったGasはユーザーに返却されるため、多めにGasLimitを設定しておくのが良いでしょう。というのも、もしトランザクションの処理中にGasが切れた場合は(必要なGasがGasLimitを上回ったら)、そのトランザクションは中断されます。さらに、使われたGasはユーザーには返却されず、マイナーが受け取ります。 ここで重要なのは、ユーザーの設定したGas Limitを超えては、Gasも手数料も取られないような仕組みになっていることです。もし、実行しようとしているプログラムに誤りがあり、無限に同じ操作を繰り返えすように設定されていたとしましょう。この場合、ユーザーは、無限にマイナーに対して手数料を払わなくてはいけない状態が発生します。(車の例だと、車が故障して家の周りを無限に回り続けるイメージです。しかし、燃料は決まった量しかないので減り続けていつか車は停止します。)。 そのため、GasLimitは、払うGasの限界を定め、不必要に手数料を払い過ぎないような安全装置として機能します。プログラムに誤りがあり、何度も同じ操作が繰り返された場合は、設定しているGasLimitに対して使用するGas(GasUsed)が多くなり、そのトランザクションが中断されます。 Gas Price 再びガソリンの話に戻りましょう。GasUsedが使われたガソリンの量であったのに対して、GasPriceはガソリン1リットルあたりの価格(単価)に対応します。 イーサリアムの場合、マシーンパワーを使って実行した仕事の単価がGasPriceです。 先ほどユーザーが確実にトランザクションなどの処理を実行してもらえるように、十分な量をGas Limitとして設定しなければいけないことを述べました。GasPriceも同様に、ユーザーに決定権があります。では、このGasPriceが低いとどうなるのでしょうか。 マイナーのインセンティブは手数料ですので、単価が安い仕事はやりたくないでしょう。したがって、GasPriceの安いトランザクションは後回しになってしまいます。安すぎる場合は、そのトランザクションは永遠に処理されないことになります。できるだけ早く承認してもらいたい場合は、このGasPriceを高く設定しましょう。 Ethereum gas stationでは、現在の設定するGasPriceに対応する承認時間が書かれています。またMyEtherWalletでは、通常時(トランザクション詰まりなどが起きていないとき)の基準として 40 GWEI Gas Price・・・ほとんどの場合、当該のトランザクションが次のブロックに格納される。 20 GWEI Gas Price・・・ほとんどの場合、2~3個後のブロックに格納される。 2 GWEI Gas Price・・・ほとんどの場合、8-12個後ブロックに格納される。 と書かれています。 ただし、通常の取引所ではこれらを自動で行ってもらえるので気にしなくても問題ありません。 (ここで出てきたGas Priceの単位であるGWEIについては、次の節で説明していきます。) Example 上記の復習として、Meta Maskの設定を参考にしながら、一度計算をしていきましょう。 Meta Maskでは以下のように、はじめにGasLimitとGasPriceを設定する欄があります。 今回はこの例にあるように、GasLimitを21000にして、GasPriceを1GWEIに設定しました。ここで、1 GWEI は 0.000 000 001 etherのことです。ETHの単位変換は以下の表を参考にしてください。 単位 ether wei(最小) 0.000000000000000001ether kwei 0.000000000000001ether mwei 0.000000000001ether gwei 0.000000001ether szabo 0.000001ether finney 0.001ether ether 1ether 上記のようにユーザーが設定したとしましょう。したがって、ユーザーは最大の手数料(Gas)として、 最大手数料= 0.000 000 001 ether × 21000 = 0.000 021 ether を支払うことになります。しかし、実際にマイナーが処理したところ、使用されたGasが19000だったしましょう。これがちょうどGasUsedです。この時実際に支払われる手数料は、 手数料= 0.000 000 001 ether × 19000 = 0.000 019 ether で、差額分の0.000 002 etherはユーザーに返却されます。 まとめ 今回の記事では、イーサリアムにおける手数料の仕組みであるGasについて説明しました。 GasPriceとGasLimitを独立させることで、1)トランザクションに取り入れるか入れないかのマイナー心理と、2)プログラムでエラーが起きた時にお金を使い切らないような構造を独立させています。このような特徴もビットコイン(Bitcoin)にはない工夫されている部分です。
イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーンを活用し、UNICEFやWFPが人道支援を活発化

イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーンを活用し、UNICEFやWFPが人道支援を活発化

2018/05/15 at 4:10 PM 0 comments
近頃、仮想通貨やブロックチェーン技術を活用した慈善活動が増えてきています。 2018年4月、シリアのアサド政権が一般市民に対し化学兵器を使用した疑いから、ついにアメリカ、イギリス、フランスの3カ国が武力攻撃を開始しました。シリアや他中東の国々は混乱を極めており、多くの人々が故郷から去ることを余儀なくされました。 そんな中、このような難民を対象に、UNICEFやWFPなどの慈善団体によるブロックチェーン技術や仮想通貨を使った最先端の人道支援プロジェクトが動き出しています。ブロックチェーンなどの技術を活用し、人道支援の効率化を図る今回の取り組みは大きな意味を持つと同時に、科学技術や最先端デジタル技術の発達が社会解決へ繋がることを表しています。 イーサリアムブロックチェーン技術を使い難民の食糧支援、個人情報の保護 難民を支援するために、WFP(国連世界食糧計画)と業界パートナーによって、ブロックチェーンを用いたプロジェクト「Building Blocks」が開発されました。このプロジェクトは食糧支援の効率化と支援対象者(主に難民)のIDの管理、プライバシーの保護を目的としています。「Building Blocks」は開発パートナーであるドイツの「Datarella」や英国の「Parity」との提携のもと、ブロックチェーンの代表的なプロトコル、イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーンをベースとしています。 「The United Nations agency in charge of food aid—often billed as the largest aid organization in the world—is betting that an Ethereum based blockchain technology could be the key to delivering aid efficiently to refugees while slashing the costs of doing so.」 (引用:https://qz.com/1118743/world-food-programmes-ethereum-based-blockchain-for-syrian-refugees-in-jordan/) 中東でのWFPの食糧支援は、現金や電子マネー、デビットカード、引換券などを配布し、支援対象者はこれらを使って地域の小売店で自由に食糧を購入する方法を採っていますが、このやり方では決済のたびに金融機関への手数料が発生する上、第三者機関を介在させることによる個人情報の漏洩や取引に関わるセキュリティ上のリスクがありました。 そこで、イーサリアムブロックチェーンを活用することによって、WFPが食糧支援を行う際の現金の移送をより早く、より低コストに実行することができます。また、WFPが行うすべての取引をリアルタイムに記録し、認証されるシステムとなっているため、機密データを第三者と共有する必要もなく、難民のセキュリティとプライバシーはさらに強化されます。 「The WFP’s move to adapt Ethereum was part of an effort that explored better, cheaper, and less risky means to deliver cash-based transfers. It had to be secure and fast at the same time. Blockchain, being the decentralized digital ledger that it is, seemed to be the most viable option. It offers a level of transparency, coupled with cryptography-based security, that makes it ideal for monitoring transactions. 」 (引用:https://futurism.com/blockchain-is-helping-us-feed-the-worlds-hungriest-families/) 2017年5月にシリア難民1万人以上が、ヨルダンのアズラック難民キャンプでの食糧支援において「Building Blocks」を試験的に導入したところ、地元の金融機関に支払う手数料の98%削減に成功し、支援対象者の個人情報を国連以外の第三者に提供することもありませんでした。これまで金融機関への手数料の支払いにかかっていたコストが大幅に削減されることになり、そのコストを生活の再建費に回せるようになります。 「For instance, the WFP would usually deliver food to people like the Syrian refugees in the Jordanian camp. But instead, they’re empowering these individuals by giving them money instead. The blockchain-fueled program cuts out much of the friction tied to bank transfers and the fees that accompany them, as evidenced by a 98% reduction in those costs. That leaves the refugees more money with which to rebuild their lives.」 (引用:https://www.ccn.com/an-ethereum-blockchain-is-restoring-the-identity-of-syrian-refugees/) 2018年以降、さらに多くの地域で「Building Blocks」の導入を引き続き検討し、ブロックチェーン技術を用いたデジタルID管理やサプライチェーンオペレーターなど、現金送金以外の利用についての応用も模索され始めています。イーサリアムブロックチェーンの活用により、慈善活動の効率化を進める取り組みは、最先端テクノロジーが社会課題の解決に大きく貢献できるることを示しています。今後のさらなる発展が期待できるでしょう。 社会的/経済的の両面でメリット このプロジェクトは社会的、経済的なメリットがあり、厳しい状況下にある人々の生命を救い、彼らの人生の質を高める事に大きく貢献します。人道的側面から、人生を再建するチャンスを与えるでしょう。プログラムの設計者、Houman Haddad氏は、シリアの難民たちが身分証明書からなる単一のデジタルウォレットから、ブロックチェーンIDシステム経由で取引できることを期待しています。 「The architect behind the program, Houman Haddad, hopes to see these Syrian refugees one day be able to transact from a single digital wallet comprised of a record of their purchase history, identification and “access to financial accounts” via a blockchain-fueled ID system, as per MIT Technology.」 (引用:https://www.ccn.com/an-ethereum-blockchain-is-restoring-the-identity-of-syrian-refugees/) 透明性向上により多くの資金が慈善事業に流れる ブロックチェーンを基盤とした支援システムは、慈善活動への信頼向上にもつながります。第三者機関を通しての支援活動は、資金の多くが諸経費に充てられ、プログラムに直接投入されているかを疑問視する声が多数あります。 そこで、ブロックチェーン技術を活用し、仲介機能をなくすことができれば、直接支援者と受給者を繋げることができます。諸経費を減らすことによって運営効率をさらに上げることができれば、懐疑的な資金提供者の慈善行為に対する信頼を回復させることができるかもしれません。 これがやがては、慈善活動への関与や、資金を提供するという行為の全般的な高まりにつながります。 「The WFP’s move to adapt Ethereum was part of an effort that explored better, cheaper, and less risky means to deliver cash-based transfers. It had to be secure and fast at the same time. Blockchain, being the decentralized digital ledger that it is, seemed to be the most viable option. It offers a level of transparency, coupled with cryptography-based security, that makes it ideal for monitoring transactions. 」 (引用:https://futurism.com/blockchain-is-helping-us-feed-the-worlds-hungriest-families/) このように可能性は無限大ではありますが、多くの懸念すべき点があることは事実です。 一番の問題は、デジタル通貨による資金提供やブロックチェーンによるシステムは、いまだ慈善活動分野では新しい挑戦であり、実証されていないことが多く、個人の寄付提供者や慈善団体のなかでもなかなか周知されていないのが現状です。 しかし、長期的に考えると仮想通貨やブロックチェーンプラットフォームは、これまでの慈善事業や人道支援の在り方を著しく変えながら取って代わる可能性を秘めています。ビットコインやイーサリアム、その他の仮想通貨による寄付が今後より活発に行われ、仮想通貨市場の繁栄がこの先も続くと認識されれば、仮想通貨による慈善事業はより身近なものになってくるでしょう。 まとめ 発展途上国や政情が不安定な地域では、国際機関や非営利団体の活動も困難を極めます。そこで、いくつかの団体は仮想通貨やブロックチェーン技術を活用することで、最大限の支援を得られる事を望んでいます。ブロックチェーンは、暗号化されたデータの記録や転送が効率的で、透明性も高いとされています。金融業界のみならず、政府やNGOなど様々な機関や団体がこれらを積極的に導入していくことでしょう。 また、イーサリアム上で寄付、追跡を管理するスマートコントラクト契約やブロックチェーンについての研究をさらに重ね、それらが実証されれば、資金を寄付する者と受益者が直接的につながります。これにより、寄付やその結果の透明性が著しく増すことで慈善活動への信頼が高まり、現状より多くの資金が社会問題の解決に充てられるでしょう。
EOSの価格上昇、イーサリアム(Ethereum)とEOSの相違点

EOSの価格上昇、イーサリアム(Ethereum)とEOSの相違点

2018/05/15 at 11:29 AM 0 comments
近頃、仮想通貨市場全体がバブル崩壊から回復しきれていない中、現在時価総額5位に位置付いてるEOSの価格は日々上昇しており、最高値を更新し続けています。 EOSとイーサリアム(Ethereum)は両者とも、DApps(分散型アプリケーション)が開発され、それが動作するために設計されたスマートコントラクトを実装したプラットフォームです。EOSのプロジェクトが成功すれば、イーサリアムプラットフォームを基に開発されたERC20の様なトークンが生まれると言うことです。 イーサリアムとEOSは、考えの相違から様々な面で異なる特徴を持ちます。この記事では両者の特徴とEOSの将来性について分析します。 イーサリアムとEOS:特徴の比較 コンセンサスアルゴリズムの違い 両者の異なる点として多く挙げられるのが、コンセンサスアルゴリズムの違いです。 イーサリアムは現在POWからPOSに移行することを計画(メトロポリスの次の段階であるセレニティで移行すると言われている)しています。これに対しEOSは、DPOS(Delegated Proof of Stake)を採用しています。 DPOSとはエコシステムにより選出された少数の人(21人)のみが、マイニングやコンセンサスに参加できるというコンセンサスアルゴリズムです。限られた人のみがコンセンサスプロセスに関わるため、一見分散化が実現できていない様に思えます。しかしPOWやPOSでもマイナーはマイニングプールと呼ばれる、マイナーのグループに所属する事になります。 結果的にこれはマイナーがどのマイニングプールを選択するかという”選挙形式”となっており、DPOSと類似するシステムであるとも考えられます。 傍観主義的アプローチ VS スタンダード機能の内蔵 イーサリアム・ネットワークは、Vitalik Buterin氏が中心となって開発された全てのアプリケーション開発に対応したプラットフォームです。イーサリアム設計原理書はイーサリアムに初期設定がなく、ユーザーが自身でコントラクトにサブプロトコルを付け加え、独自の機能も開発する事を求めるとしています。この傍観主義的なアプローチが柔軟性をもたらし、アプリケーションの機能肥大化による効率低下を避けます。 これに対しEOSは、開発者が自社のビジネス面の機能に集中できるように、暗号アルゴリズムや、アプリ/ブロックチェーンのアクセス機能があらかじめ内蔵されています。これによりブロックチェーンに精通していない開発者も、時間や資金をかけることなくアプリケーションを作成することができます。 フォークによるコミュニティの統一性 VS Graphene technology イーサリアムは規範を遵守する事を重視し、コミュニティ内で大きな見解の相違が生じた場合、DAO事件と同じくフォークにより解決します。この解決方法を採ることにより、コミュニティの統一性を保ち、ネットワークの効率化を高める事ができます。 EOSはDelegated Proof-of-Stake (DPOS)合意メカニズムを用いる、Graphene technology Scalabilityを利用します。このメカニズムはハードフォークの際、チェーンが分岐し競合チェーンが生まれる事を防止します。さらに、EOSは法的拘束力のある第三者機関を取り入れ、コミュニティ内における争いを解決し、ステーク加重投票制で自己資金によるコミュニティのアプリケーション開発に関する決断を下します。 GAS VS 0フィー イーサリアムは、計算処理、データ保存、バンドワイズ使用の際、GASというフィーを支払う必要があります。必要とされるフィー(GAS)の額は変動し、マイナーはフィーが高いトランザクションを選択することができます。開発者たちはGASの低価格化と、マイナーが GASの大きさをもとにトランザクションを選択できない様にする計画を進めています。 EOSは所有権モデルを採用しており、EOSトークンの所有者は、発行されているEOSトークンを占める自身の所持割合だけネットワークのバンドワイズ、ストレージ、処理能力の一部を所有する事ができます(全体の5%のEOSトークンを所有する場合、システムの5%を所有し、これを自由に利用することができる)。 ユーザーは予測可能な量のネットワーク・バンドワイズと処理能力が提供され、EOSを追加で購入することにより、これらをアップグレードする事ができます。ネットワークの取引手数料はゼロ(イーサリアムで言うGASはなし)であり、開発費用を徴収される事もありません。DAppsを無料で使うことを可能にしているのです。アプリ開発側としても、無料で使えるほうがユーザー獲得に有利なはずです。 トランザクション数 イーサリアム・プラットフォームは現在、約毎秒15のトランザクション処理が可能です。今後は、POSへの移行、Raiden、Plasmaなどを実装することによるスケーラビリティ問題の解決を計画しています。 EOSはストレステストで毎秒10,000-100,000トランザクションを処理することに成功しました。またシステムの並列化により、何百万ものトランザクションを可能にしネットワークのスケーラビリティを向上する事を目指しています。 ヴィタリックのEOS批判 Reddit上のイーサリアムに関するスレッドで、自身が開発したEOSプラットフォームが可能なトランザクション数とそのシステムの柔軟性からイーサリアムのそれより優れていると主張するDan Larimerに対し、イーサリアムの顔であるヴィタリックが反論しました。 ヴィタリック氏はEOSが多数のトランザクションを処理できることは認めましたが、マークルツリーのセキュリティ性を無視する形で実現していると批判しました。(マークルツリーについての説明はこちら) ヴィタリック氏は、EOSプラットフォームは一般のユーザーがシステムを監査するには自ら大規模なハブを購入する必要があり、稼働させない限り不可能なシステムを構築していると主張しています。さらに、EOSの分散型システムDPOS(Delegated Proof of Stake;EOSコインの所有者が投票により選出されたマイナーだけがマイニングする)はシステムに関わる人全体が投票しなければ成り立たないとも指摘しています。投票を動機付けるメカニズムが作り出されなければ、投票結果はかなり偏ったものになると予想されます。1つのマイナーグルーブがマイナーの座を独占する様なことがあれば、もはやプラットフォーム として成り立たなくなることは明らかです。 またヴィタリック氏はフィーについて、取引可能量は所持しているコインの量に比例することから、資金力のないユーザーにとって、システム上で取引する際に必要なコインは途方もない金額となるとして批判しています。 価格の上昇 EOSチームが、7月2日にメインネットのローンチを発表した事により、4月20日から1週間で約60%の上昇をみせました。ビットコイン、イーサリアム、リップルなどの代表的な仮想通貨が下落前の半分以下の価格で停滞しているなか、EOSは1月に記録した$18.00を越えて$22.00付近まで上昇しました。 まとめ 理論上ではEOSは、イーサリアムの高いフィー、スケーラビリティ問題を解決する次世代のプラットフォームであり、より優れているものだと考える人も多いでしょう。確かに手数料がかからず、イーサリアムの何倍ものトランザクション数を処理できることはかなり魅力的です。 しかしEOSのプラットフォームはメインネットにまだローンチしておらず、イーサリアムが実際に稼働しているプラットフォームを持つことを考えると、EOSがイーサリアムと同規模までに発展することはまだ先だということがわかります。 DPOSは消費エネルギー、スピードなど様々な面で優れていますが、本当に成り立つかは、実際に稼働してからわかることでしょう。
イーサリアム(Ethereum)のデータ構造~マークルパトリシアツリー

イーサリアム(Ethereum)のデータ構造~マークルパトリシアツリー

2018/05/10 at 5:55 PM 1 comment
はじめに 前回の記事で説明したように、イーサリアム(Ethereum)上ではユーザーの残高は、Account Stateで管理されています。そしてこのAccount Stateは、ブロックチェーンには含まれません。しかし、この仕組みでは異なるノード(マイナー)同士で各アカウントが持っている残高などの合意が取れないため、発行された全てのアカウントから抽出されるState rootという値を、ブロックチェーンに刻むことによって合意を取ることを説明しました。その際、State Rootはマークルツリーなどを用いて計算されることを述べましたが、その詳細は割愛しました。 そこで今回は、①State Rootの計算方法と②State変更が生じた際のState Rootの再計算方法について解説します。まずはじめに、Sate Rootがどのように計算されるのかについて説明します。さらに、トランザクションによってアカウントのStateが変更された時に、どのようにその変更が伝わって、State Rootが計算され直すかについて説明していきます。 イーサリアム(Ethereum)上でのデータ管理 前節で述べたように、各アカウントの状態はブロックチェーンには刻まれません。そのため、改ざんに対して耐性を持たせる必要があります。また、全てのStateをノードのコンピュータに保存するので、データ容量を小さくする必要もあります。さらに、約15秒に1度ブロックが生成されるので、その都度、アカウントの状態(残高など)の変更をState Rootに反映させる必要があります。State Rootに変更を反映するには、はじめに当該アカウントの検索をし、当該アカウントの状態を変更した後、変更があった全てのアカウントを元に計算されたハッシュ値をブロックに書き込む、といったステップが必要です。 そのためアカウントの状態は、以下の条件を満たすように保存されるのが望ましいと考えられます。 データ構造が改ざんに対して耐性を持っている。 データ容量を抑えられる。効率的に保持できる。 検索、データの挿入、削除が早く容易。 イーサリアムのKeyとvalue イーサリアム(Ethereum)では、各アカウントのアドレスとそのアカウントの残高が紐づいています。そのため特定のトランザクションがあった時に、トランザクションに記述されているアドレスをもとに、コンピューターが変更を加えるべきアカウントを探しに行きます。 このとき、特定の情報を探すためのキーワードをKeyと呼び、探すもの自体をvalueとよびます。イーサリアム(Ethereum)の場合、Keyはユーザーのアドレスに対応し、ValueはAccount Stateとなります Tree(ツリー) ここまでで準備ができたので、上であげた要件を満たすための仕組みについて考えていきましょう。ここでは、まず基礎となるPrefix Treeについて説明します。その後、Patricia TreeとMerkle Treeについて説明し、最後にイーサリアム(Ethereum)で用いられているMerkle Patricia Treeについて述べます。 Prefix Tree(プレフィックスツリー) イーサリアム(Ethereum)では、トランザクションに応じてアカウント状態をその都度変更する必要があります。その際、状態に変更があったアカウントの検索を高速にする必要があります。 イーサリアム(Ethereum)における検索の仕組みに入る前に、まずは検索のイメージを掴んでもらいたいと思います。例としてA,B,C,D のアルファベットからなる4文字の文字列を複数並べて見ました。並べ方は二種類用意してあります。文字列を不規則に並べた場合と、樹形図状に並べた場合です。 それでは以下に示す二つの図からBCDAという文字列を探してみてください。 不規則に並ぶ文字列(下図) すぐに見つけられたでしょうか? では、同じBCDAを次の樹形図状の配列の中から探してください。これは簡単ですね。この樹形図がBから始まる図では、上から順にB→C→D→Aというように探している文字を追って行くことで、目的物にたどり着ける構造になっています。 樹形図状に並ぶ文字列(下図) どうでしょうか? 仕組みさえわかってしまえば、樹形図状の構造の方が整理されていて、すぐに見つけられることが実感できたと思います。また、データの数がさらに多くなると、この樹形図はさらに威力を増します。(辞書などが良い例です) 。このデータ構造のことをPrefix Treeと呼びます。 EthereumにおけるPrefix Treeの考え方 これをEthereumに対応させて考えて見ましょう。上の文字列でBCDAなどのアルファベットに対応する部分は、Ethereumのアドレスに対応します。例えば、6f46cf5569aefa1acc100929・・・というkeyに紐づくアカウントの状態(value)を探す場合は、6→f→4→6・・・のようにtreeをたどることですぐに見つけることができます!! Patricia Tree(パトリシアツリー) Patricia Treeは、Prefix Treeをデータの容量面でさらに進化させて、データ量を軽量化させた構造です。比較のために先ほどのPrefix TreeとPatricia Treeの図を示します。 Prefix Tree(下図) はじめにあげた図とは異なり、BACD、BCADというアドレスをもつアカウントがないとしましょう。このとき、一番左側(BADCの枝)の経路のようにAからは必ずDに行く分岐のない経路が現れます。このような場合、AとDを別々に保存する必要がなくまとめてしまおうというのがPatricia Treeの考え方です。以下のようにADをまとめて保存することでデータ容量を節約して軽量化した構造を作ることができます。ちなみに、Patricia Treeは、Radix Treeとも呼ばれることもあります。 Patricia Tree(下図) Merkle Tree(マークルツリー) Merkle Treeは、大きなデータを要約し、その値を検証することでデータが改ざんされていないかを検証できる構造のことです。要約の際に、ハッシュ関数を用います。そのためハッシュツリーとも呼ばれます。ハッシュ関数とは任意の長さの文字列を入力したとき、一定の長さの入力文字列を反映した文字列を出力する関数です。早速、Ethereumの場合でこの要約の方法について見ていきましょう。 EthereumにおけるMerkle Treeの考え方 前回の記事でも述べたように、Account Stateには四つの情報(nonce,code,storage,残高)がありました。この情報をつなぎ合わせて要約(ハッシュ関数に入れる)して、一つのハッシュ値(要約した値なのでダイジェスト値とも呼びます)を得ます。例えば、 hash(nonce)が17で、codeはなくて残高は0.17ethでstorageには何もない)=ba57d3f1ef8・・・ というようにです。(実際には日本語ではありません。) アカウントの情報が要約できたら、この要約を他のアカウントの要約値と合わせてさらに要約します。 下図は、その要約構造を示しています。HAはアカウントA(一番左のアカウント)を、HBはアカウントB(左から二番目のアカウント)を要約したハッシュ値です。これらをまたハッシュ関数に入れてさらに要約値を得ます。これを繰り返すことで、図の一番上のRoot値が得られます。 注意すべきことは、最下層のアカウントの情報が少しでも書き変わると、このRoot値が全く異なる値に変化します。このようにして、アカウントの状態が改ざんされていないかどうかを、この要約値を使って瞬時にチェックできる仕組みがMerkle Treeです。 また、前回の記事で紹介したTransaction RootもReceipts Rootも、どちらもこの構造を用いていて、データの検証を行なっています。 Merkle Tree(下図) ハッシュ化、ハッシュ関数に関しては、以前の記事を参考にしてください。 [イーサリアムアドレス 〜EIP-55によるチェックサムの導入〜](https://consensysmediajapan.com/4443.html#chapter-4) Merkle Patricia Tree(マークルパトリシアツリー) 上であげたPatricia TreeとMerkle Treeを合わせることで、三つの要件を満たすデータ構造が作れます。それがMerkle Patricia treeです。 はじめに述べたように、Ethereumではブロック生成時間が15秒程度に一度なので、トランザクションが起きたらすぐに関連するアカウントをPatricia Treeから探してきて残高などを変更し、さらに改ざんに対して耐久を持たせるために、変更後の要約(ハッシュ)値をすぐに計算する必要があります。 実は、Merkle Treeは以下の図にあるように、変更が加えられたハッシュ値以外は変わらないので、着目しているトランザクションに関係ないアカウントの要約値は変更しないような仕組みなっています。そのため例えば、アカウントC(左から三つ目)の状態が変わったとしても左側の分岐のハッシュ値は変わらないので、ハッシュをすぐに計算する構造も備わっています。 Merkle Tree(Account Stateの変更)(下図) それでは、最後にMerkle Patricia Treeがどのような構造でできているか考えていきましょう。 以下では、Key(ユーザーのアドレスに対応する値)が7b2d(便宜上、4桁の場合を考えています。)であるアカウントに紐づくAccount Stateを見つけにいきましょう。7→b→2→dとたどることでアカウントにたどり着けるはずです。そこで、下図にあるように、16進数なので0,1,2,・・・fの中から7の四角に進みます。 ここで、ポインターと呼ばれる次にどこのデータの塊を参照すればいいかを示すある値を得ます。今回、7に紐づく値は、a85fだったとしましょう。(もちろん、他の値にもそれぞれ特定のポインターが紐づいています。) 今度は、この値を参考にa85fに紐づくデータの塊のなかで、ユーザーのアドレスの7の次のbの値に対応するポインターを参照します。そこには、3aa7とかいてあるのでその値に対応するデータの塊を参照します。これを繰り返すことで、目的であるアドレスが0x7b2dのAccount Stateにたどりつけます。 ここで、ポイントとなるのは、今まで参照してきた謎のポインターの値は、実は複数のアカウントから抽出された要約(ハッシュ)値であったということです。Merkle Patricia treeの最下層には、全てのAccount Stateが紐づきそれの要約値が、まとめられてその情報の塊を参照するポインターの役割をしているわけです。   このような構造によって、Etherrumのカウント構造は効率よく変更され管理されているわけです。この構造は、うまくできていて感動します。 まとめ Merkle Patricia Tree の構造は、少々複雑です。ですが、解説記事があまり少なかったため今回まとめました。もっと詳しい実装に関しては、Ethereumのgithubが参考になります。わからないところがあれば下記のコメントからも質問を受け付けます。 [Patricia Tree](https://github.com/ethereum/wiki/wiki/Patricia-Tree)
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part18 ~落ち着き~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part18 ~落ち着き~

2018/05/10 at 2:12 PM 0 comments
5月10日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格はレジスタンス9,200USDの壁をブレイクすることに成功し、不安視されていたサポートを割ることなく、上昇することに成功しました。しかし、後半に若干の価格下落を引き起こし、現在は以前のレジスタンスであった9,200USD付近にて推移しています。 今回焦点を当てる期間は2018年5月3日〜2018年5月10日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (5月3日~5月10日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.com/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安987,500 - 最高1,079,713(JPY) 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は前回記事で言及したレジスタンス9,200USDの壁をブレイクすることに成功し、上昇することに成功しました。しかし、後半に若干の価格下落を引き起こし、現在は以前のレジスタンスであった9,200USD付近にて推移しています。その他仮想通貨と比較しても、ビットコインは安定して価格を伸ばしてはいますが、仮想通貨ビットコインに次いで時価総額の大きいイーサリアムの継続した上昇により、対ETHのレートは下落しています。 今回記事は、サポートを維持し安定している要因と、今後のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格推移を考察していきます。 安定している要因 先々週の上昇の後、ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は約2週間に渡って日本円にして100万円付近で安定を見せています。一時、BTC/USDでは$9,940.00と後少しで$10,000.00の壁に到達するところまで登りつめました。若干の上昇・下落はありますが、極めて安定していると考えられます。 「When Bitcoin Core (BTC) prices touched a high of $9,940 USD this past Saturday buyers met resistance and the price tumbled to a low of $8,975.」(引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-cryptocurrency-prices-see-relief-after-three-day-losses/) 10,000USDレジスタンスのブレイクに失敗 上記にて、ビットコイン価格が9,200USDをブレイクしたことによって上昇しましたが、現在は9,200USD付近にて安定していると示しました。その理由として、10,000USDのレジスタンスを超えることができなかったことが考えられます。もし、このレジスタンスをブレイクすることがあれば、現在のビットコイン価格は大きく上昇していた可能性がありました。しかし、その挑戦は失敗に終わり、2週間に渡る価格の停滞(安定)を見せています。 「The BTC markets have rallied to test resistance at the $10,000 area.」(引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-btc-resistance-10000-holds-recent-gains-dwarfed-alternative-markets/) 今後の予測 先週から引き続き、現在のビットコイン/Bitcoin(BTC)は、8,900USD-8,600USD付近の重要なサポートを形成しています。もし、このサポートをブレイクすることがあるならば、価格は大きな下落を見せる可能性があります。詳細を見ていきましょう。 (ビットコインの売り買い状況 引用:https://www.tradingview.com/symbols/BTCUSD/technicals/) 下方では、現在9,000USD付近にて新規サポートラインが形成されています。一方、上方では、9,500USD付近にて新規レジスタンスが形成されています。現状は買いが売り圧に勝っており、上昇していく傾向が見られます。また、2日続いた弱気トレンドが収縮しきったと考えられ、今後、強気傾向に変わる可能性が考えられます。 「So the bulls have to go above 9,500 USD pretty quickly (green box). If they manage to hold that level for some while, it will create a lot of hope, which might give the bulls that extra push to go through the ugly zone 9,7xx-10,000 USD of confluence resistance. 」(引用:https://www.tradingview.com/chart/BTCUSD/dCVoM6Qh-BITCOIN-Bulls-Are-Waiting-JUST-Around-The-Corner-10K-USD/) 今後は、現在形成されている9,500USDレジスタンスを超え、さらなる上昇が期待されます。しかし、下落する可能性も完全にないとは言い切れません。現在形成されているサポートラインを維持していくことが重要になってきます。
Amazon、ビットコインやイーサリアム等の仮想通貨トランザクション情報をデータ管理や販売に応用?

Amazon、ビットコインやイーサリアム等の仮想通貨トランザクション情報をデータ管理や販売に応用?

2018/05/07 at 4:28 PM 0 comments
ビットコイン/Bitcoin(BTC)等の仮想通貨は個人情報を一切登録することなく保有・送金することが可能です。一方で、個人は各自の仮想通貨ブロックチェーンが提供するアドレスを保有し、それを介して取引を行うことで、特定の個人を断定することは難しくとも、その特定の個人の取引記録を遡ることは可能です。さらに、匿名性を担保した(取引記録さえ残さない)匿名性仮想通貨も存在しています。 現在は多くのネットショッピングや、Webサービス、店舗でビットコインの決済が可能になってきています。ここで、ある一つの課題が生まれることとなりました。それは、ビットコイン決済を受け付ける場合、その個人を断定することができないため、ビットコインを利用して「誰が、何を購入したのか」といったデータを取得することが難しいのです。この問題を解決することは、企業の製品マーケティング戦略等の観点から重要となってくるでしょう。つまり、ビットコイン決済を行ったその個人情報をどのようにして取得するかが問題なのです。 データ管理の方法 以下、上述した問題に対してどのような解決方法があるのか述べていきます。また、最近Amazonが特許申請を行った、ビットコインユーザーデータに注視したプラットフォームを実例に紹介します。 先ほど、ビットコイン取引記録はトレースすることが可能であると述べました。つまり、ビットコイン決済を使用した履歴を追跡し、その商品の発送先等の情報と照合していけば、個人を断定することができるはずです。 Amazonが特許申請した”streaming data marketplace”とは Amazonは仮想通貨のトランザクションから得られるデータ情報を、Amazonの管理するプラットフォームで管理し、第三者はそのプラットフォームを介してデータを販売・購入することが可能になるプラットフォーム構築を画策しています。 「On this platform, data relating to cryptocurrency transactions could be coupled with other data (such as IP addresses) associated with particular blockchain addresses and sold as a single item.」(引用:https://www.ethnews.com/amazon-patent-describes-marketplace-for-bitcoin-user-data) というのも、この章の冒頭で述べたように、仮想通貨のトランザクション記録だけでは個人を特定することはできません。そこで、その他の関連したデータを所有するサードパーティーから情報を取得できれば、それらデータを結合させ、より実用性のあるデータを作り上げることができます。Amazonはまさにこの考えをいち早く取り入れ、実用化しようと計画しているのです。 「"One example is a data stream that publishes or includes global bitcointransactions (or any crypto currency transaction) … The raw transaction data may have little meaning to a customer unless the customer has a way to correlate various elements of the stream with other useful data. For example, a group of electronic or internet retailers who accept bitcoin transactions may have a shipping address that may correlate with the bitcoin address."」(引用:https://www.ethnews.com/amazon-patent-describes-marketplace-for-bitcoin-user-data) 今後は、政府や法律家等、専門家の意見を取り入れ、実用化に向けた動きが加速する可能性が期待されます。 課題 昨今話題となっているFacebookとCambridge Analytica'sの個人情報の扱いは、このAmazonの取り組みにおいても大きな関係性を孕むでしょう。データ活用・管理におけるコンプライアンスの確定と、それらデータの売買行為が行われることの意義を立証することが求められてくるでしょう。その為にも、政府や、法の専門家の意見は重要視されると考えられます。 匿名性の不安 匿名性が担保されることが強みであり、個人情報が守られると言われている仮想通貨から、このように情報が取得できることは、好ましくないものと考えられます。 しかし、ハッキングによりコインチェックから不正に引き出された大量のNEMを追跡し、その個人を特定することが困難であったように、匿名性が高いことは、一方で幾つかの問題を抱えているのです。 さらに、マネーロンダリングや違法薬物売買などの決済手段に利用される恐れも考えられ、このような目的の利用者が増加すると、法によって匿名性の強い仮想通貨(DASHやMonero)は流通を規制されることも考えられるかもしれません。 今後、Amazonの特許申請が認められ、仮想通貨の取引情報と個人情報が紐づけられたデータ取引が行われる未来が到来するのか、注目が集まります。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part17 ~上昇ならず安定~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part17 ~上昇ならず安定~

2018/05/02 at 11:55 AM 0 comments
5月2日(水)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は一度の下落はあったものの、形成されていた$8,700.00-$9,000.00付近のサポートエリアで持ち直し、現在は安定傾向にあります。更なる上昇予測もあった中、今回は上昇には至りませんでした。 今回焦点を当てる期間は2018年4月25日〜2018年5月2日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (4月25日~5月2日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.com/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安953,210 - 最高1,070,667(JPY) 前回記事では、ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格はレジスタンスであった8,500USDをブレイクしたことにより、価格を大きく伸ばすことに至ったと言及しました。さらに、その後に形成されたサポートエリアにて踏みとどまれば、下落の可能性は低いことも示唆しました。今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格はそのサポートをブレイクすることなく、結果、上昇は起こらなかったものの、9,000USD付近にて安定を見せています。 今回記事は、下落を引き起こすことなく安定維持に至った要因と、今後のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格推移を考察していきます。 価格維持要因 先週の上昇の後、今週、ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は下落することなく現在安定を見せています。今回その要因として、2つのポイントを紹介します。 Gil Beyda氏のコメント内容 Comcast VenturesのマネジメントディレクターであるGil Beyda氏がCNBCのインタビューにていくつかのコメントを残しました。Gil氏は、今回の価格のリバウンドを2017年に起こったバブル的上昇と比較して、仮想通貨の潜在能力や技術力を多くの方が理解しだしたことが要因であると述べました。以前は簡単に述べると単なる流行であり、現在は仮想通貨のテクノロジーが如何に実用的で、可能性を秘めているのかを皆が認識したと発言しました。仮想通貨に代表されるブロックチェーン技術は多くの企業に取り入れられ、実用性を証明していることが大きいと考えられます。また、Gil氏は今年確実に価格の上昇が起こることを予測しました。多くの業種が仮想通貨の技術を取り入れると考えています。 このインタビューは今回の安定した上昇の要因を端的に示し、投資家の仮想通貨に対する信頼をより強固なものとしました。 ゴールドマンサックスが仮想通貨トレーダーJusting Schmidt氏をデジタル資産担当役員として雇用 アメリカの金融企業であるゴールドマンサックスが仮想通貨に関心のある顧客のため、証券部門にデジタル資産運用担当者として、仮想通貨トレーダーを雇用しました。この出来事は、仮想通貨の投資業務においても事業を展開していくこと、仮想通貨がある程度安定した資産運用の型になりつつあることを提示していると考えられます。 「On Monday, Goldman Sachs hired cryptocurrency trader Justing Schmidt as vice president of digital asset markets of its securities division, “in response to client interest in various digital products.”」(引用:https://cointelegraph.com/news/crypto-market-in-green-following-correction-bitcoin-above-9000-eos-gains-significantly) 今後の予測 (引用:https://www.tradingview.com/chart/BTCUSD/3lb0JEbk-BITCOIN-Bull-Market-OR-Crash-Like-2014-Take-a-Look/) 現在のビットコイン/Bitcoin(BTC)は、8,800USD-8,600USD付近の重要なサポートを形成しています。もし、このサポートをブレイクすることがあるならば、価格は大きな下落を見せる可能性があります。しかし、現在は買い圧が売り圧に対し優勢であり、大きな下落は起こらないと考えられます。 (ビットコインの売り買い状況 引用:https://www.tradingview.com/symbols/BTCUSD/technicals/) 上方では、9,200USD付近にてレジスタンスが形成されています。 今後、上昇を見せるのか、それとも現在のサポートをブレイクし、弱気トレンドに入ってしまうのか、ビットコインの動きに注目が集まります  
ICOの成功事例とは?イーサリアムベースのプロジェクト紹介

ICOの成功事例とは?イーサリアムベースのプロジェクト紹介

2018/04/27 at 4:52 PM 0 comments
  仮想通貨を活用した資金調達の新手法であるICO。2017年から2018年にかけて多くのICOが行われ、ICOの認知度は大きく上昇しました。しかし、その多くのICOは失敗に終わっているのが現状です。 news.Bitcoin.comの調査によると、2017年に行われた46%のICOが失敗に終わっている事が明らかになっています。さらに、現在そのプロジェクトが停滞、プロジェクトとして進展がないとみなされている”Semi-Failed”を含めると、実に59%のICOを行った企業、プロジェクトがICOによる成功を収めるに至っていません。そのため、ICOの安全性、信用を担保するためにICOに対する様々な規制が確立する昨今ですが、世間のICOに対するイメージは益々低迷しているように感じます。 一方で、ICOにはもちろん成功事例も存在します。ICOに関するネガティブなニュースが多い中、あまり取り上げられる事のない成功事例を紹介します。 ICO成功事例 ICOの成功と言っても、ICOを行う事によってお金が集まる事を成功と呼ぶ訳ではなく、それによるプロジェクトの進展が好調であるか、ROI(Return of Investment)が高い事を成功事例の定義とします。最も成功しているICOといえばイーサリアム(Ethereum/ETH)ですが、今回はそのイーサリアムベースの他プロジェクト、ICO成功事例を紹介します。 Status(調達額:約9000万USD・約92億円) (引用:https://coinmarketcap.com/currencies/status/) Statusはスマートフォンユーザーをイーサリアムのエコシステムにつなげることを目的としたメッセージプラットフォームです。Status Network Token (SNT)を発行し、ICOを行いました。このICOは2017年全ICOの中でも5指にはいるICO規模(約$90,000,000集めた)となりました。 本来、Statusのβバージョンが2017年のQ3に公開される予定でしたが、未だプロジェクトの遅延により公開されていません。しかし、α版のアップデートは頻繁に行われていて、進捗がSlackのStatusグループもしくはTwitterにて情報提供されており、β版がリリースされることは確かでしょう。Statusのメッセージアプリケーション(Dapps)はアンドロイドのグーグルプレイにてダウンロードできます。 SNTの役割は、 ブッシュノーティフィケーションの設定 ネットワーク上に登録が可能 プロトコル変更に伴う投票権 Semi-trustedでトークンベースのチャットの展開 スパムを減らす為に、不明なユーザーはSNT保有者にコンタクトをとる場合、ミニマムのSNTを設定することを義務づける メカニズム構築、発展のコミュニティーに参加できる。 P2P、Crypto-Flatな取引所ネットワークにおいて売り手になれる。 Status Sticker Marketに参加できる。 1SNTの現在の価格は0.118USDです。これは、ICO開始時の0.06USDと比較してROIは高いと考えられます。仮想通貨全体の価格下落が起こったにもかかわらず、価格が安定してきていることは、Statusプロジェクトの信頼が高いといえるでしょう。 (参照:https://blog.status.im/) AirSwap(調達額:約1260万USD・約14億円) (引用:https://coinmarketcap.com/currencies/airswap/) AirSwapは、ハッキングのリスクに晒されたり交換手数料を払うことなく、グローバルネットワーク上でEthereumトークンをトレードする機会を提供することを目的としています。分散型のシステムは、安全で拡張性があり、プライベートな価値交換を可能にします。AirSwapは12月5日、約40名のトレーダーと共にテストネットβ版を開始しました。 (AirSwapのロードマップ 引用:https://blog.airswap.io/the-airswap-roadmap-1c1a3c3b20d3) AirSwapはICOをしてからのロードマップを明確に提示しており、今後の指針が明確で、信頼も固いです。AirSwapが未来の分散型取引所として地位を確立するといった期待も高まっています。 AirSwap Token(AST)には2つの主な役割があります。 トレーダーはEthereumベースのトークンを取引する意図をAirSwapのインデックスに追加することを可能にする。(売り買い) AirSwapプラットフォーム内でオラクルの役割を管理する際に、その管理方法を決定する投票権を得られる。 「First, holding AST will give traders the ability to add their “intent to trade” to the Index. This effectively signals to peers their intent to buy or sell specific Ethereum-based tokens. Second, AST gives traders voting power to manage the roles of Oracles within the platform.」(引用:https://blog.airswap.io/the-airswap-token-42855fe5e120) 1ASTの現在価格は0.45USDです。これは、ICO開始時の0.35USDと比較してそこまでROIが高いとは言えませんが、最近再び値を上げてきています。今後イーサリアムが更に上昇し、AirSwapのロードマップが実現されていくことで、更なる価格上昇も期待できるでしょう。 (参照:【AirSwap】Token Traderを発表) 4/27追記:4/25にサービスが開始され、Airswapプラットフォーム上でのトレーディングが可能になりました。 Cindicator(調達額:1500万USD・約16億円) (引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/cindicator/) Cindicatorは「Hybrid Intelligence for Effective Asset Management」というキーワードを掲げ、効果的な資産運用/投資を行うために「人間とAIによるハイブリッド型の知能」を活用して、正しい投資判断が出来るようユーザー/投資家達をサポートするプラットフォームを構築することを目的としています。CindicatorはICOを行う以前から自身のサービス(アプリケーション)を公開していました。ICOによって投資をする人々にとって、プロダクトがすでに稼働しているといったことは大変な安心感と信頼性の担保となりました。去年のICOを行って以来、Cindicatorが生成するデータ量は月間で30倍に増加しており、機能面での改善、発展が行われています。 「Since September, the volume of data we generate every month is up 30x. Learn more about how our indicators evolve」(引用:https://coincheckup.com/coins/cindicator/news) Cindicator Token(CND)には四つの特徴があります。 CNDホルダーはCindicatorのサービス/プロダクトを利用することが可能。 Cindicatorのサービス/プロダクトの一部は、CND保有量に応じてアクセスレベルが設定され、限定的に使用できる。 Cindicatorのサービス/プロダクトの一部は、CNDを支払うことにより利用できる。 CNDプールが形成され、投資予測を行ったアナリストや他の貢献者へCNDの報酬が与えられる。 (参照:【CND】Cindicator(シンジケーター)のICO(トークンセール)が終了) 1CNDの現在の価格は0.087USDです。これはICO開始時の0.02USDと比較して約4倍に位置しています。このことからも、Cindicatorの期待値、需要の大きさがわかります。 Blockmason(調達額:2500万USD・約28億円) (引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/blockmason/) BlockMasonはイーサリアムブロックチェーンのテクノロジーを駆使し、複数のプロジェクトを立ち上げ、相互的に連携し合うプロトコル/システムを開発しているチームです。主に貸借/信用に関する情報を「クレジット・プロトコル」の開発によって、イーサリアム上に記録し取引可能にすることを目的にしています。これは、スマートコントラクトの実用度拡大と具現化を実現します。BlockMason Credit ProtocolToken (BCPT)は2018年2月に「Bitrex」及び「BitBTC」に上場したことで、取引量が一時大幅に上昇しましたが、現在は他仮想通貨の暴落とともに下落してしまいました。 (参照:【Blockmason】とは?複数プロジェクトの相関性について) 最近では、BaseLayre社とパートナーシップを結んでいたこともあり、BlockMason Japanが遂に設立されました。プロジェクトとしてはまだ進展はないものの、ビジョンの壮大さ、期待値がとても高いプロジェクトだと考えられます。 1BCTの現在の価格は0.48USDです。これはICO開始時の0.18USDと比較しても未だに高い水準をキープしています。 まとめ 多くの規制が確立し、ある程度ICOにも歯止めがかかってきましたが、2018年も多くのICOが行われることでしょう。そんな中、ICOに投資として参加する場合は、そのプロジェクトの本質を理解し、どれだけの期待と可能性を持てるのか自身で判断していくことが必要となります。また、ICOを行おうと考えるプロジェクト、企業は、如何にそのプロジェクトが有益で、今後の未来を変革することができるのか、長期的な視点が必要となるでしょう。以上にあげたICOプロジェクト等を参考に、分析、比較していくことを推奨したいと考えます。
ビットコイン、$8,600以上を維持しなければマイナーに損失?

ビットコイン、$8,600以上を維持しなければマイナーに損失?

2018/04/27 at 4:27 PM 0 comments
仮想通貨の市場規模1位を維持しているビットコイン価格は一度は$6,000(約65万円)近くまで下落したものの、現在は回復を継続しており、記事執筆時は$8,900(約95万円)まで上昇しています。しかし、モルガン・スタンレーの調査によるとビットコイン価格が$8,600ライン以上を維持しなければ、マイニング事業は赤字になる可能性が高いという事を公表しました。この記事では、マイニング報酬の問題について分析します。 モルガン・スタンレーの分析 モルガン・スタンレーは、価格の低い電力によるマイニングが可能だとしても、ビットコインが$8,600を超えなければ、損益分岐点を下回るという分析結果を4月19日に公表しました。マイニングマシンの性能上昇により、ビットコインマイニングのディフィカルティが上がり、2018年下半期には、マイナーの利益が大幅に減少する事も予測されています。 *ASIC・・・ビットコインマイニング用の集積回路 (参考:https://www.cnbc.com/2018/04/19/bitcoin-miners-are-losing-money-at-any-price-below-8600-morgan-stanley.html) 「電気料金がとても低い状況(US$0.03 kW/h)を想定しても、大手マイニング業者の損益分岐点は$8,600となる事が予測されます。」ーCharlie Chan "We estimate the break-even point for big mining pools should be US$8,600, even if we assume a very low electricity cost (US$0.03 kW/h)," ーCharlie Chan 半減期とディフィカルティの上昇 半減期 ビットコインのマイニングは計算処理能力の高いPCを用いて複雑な計算式を解き、マイナーがブロックチェーンに取引情報を記録します。マイナーは計算式を解決した報酬としてビットコインが付与されます。 ビットコインの創始者、サトシ・ナカモトは発行上限量が21,000,000BTCとなるようにシステムを設計しました。初期の頃はマイニング難易度は低く、ブロックの生成に成功したら、50BTCを報酬として得られていました。しかし、ずっと50BTCがマイニング報酬として発行され続けてしまうと、ビットコイン供給量が需要を上回り、ビットコイン価格が低下してしまう可能性があります。 この問題の対策として、中央管理者のいないビットコインは、21万ブロックが生成される度に、報酬が半減するという“半減期”が設けることにより、マイナーがハイペースでマイニングすることを防いでいます。1個のブロックは約10分毎に生成されることから、“半減期”はおよそ4年に1度訪れ、次回の半減期は2020年6月に起こることが予想されています。この半減期はマイニング事業の利益確保に大きな影響を与え、損益分岐点をあげる要因となる可能性が高いと予測されます。 ディフィカルティの上昇 中国に拠点を置く、多くのマイナーは「プール」に所属する事でマイニングの効率をあげています。しかし、マイナーの数とマイニング能力が上昇するにつれ、ディフィカルティも上昇します。上記の半減期が設定されている理由と同様に、ディフィカルティはマイニングされるスピードを落とすために設計されたシステムです。2週間に1度ディフィカルティは更新され、ブロック生成時間が約10分になる様設定されます。 ディフィカルティが上昇すると、計算量に対するブロック生成の成功確率が下がるため、マイニングから得られる利益が下がります。 「私たちはマイニング能力の上昇の影響で、2018年下半期にはさらにディフィカルティが上昇しているでしょう。・・・ 2018年下半期までビットコインが現在の価格を維持したとしても、私たちの模擬実験の結果からは、マイニング事業の利益が大幅に落ちる事が予測されます。」ーCharlie Chan "We think the injection of new mining capacity will further increase the mining difficulty in 2H18… Even if the Bitcoin price stays the same in 2H18, we believe mining profits would drop rapidly, according to our simulation."ーCharlie Chan 下の図は2009年から現在までのディフィカルティ数の推移です。 (ディフィカルティの上昇、引用:https://btc.com/stats/diff ) まとめ マイニング報酬が下がる“半減期”と、必要な計算量が増加するディフィカルティの上昇により、BTC価格が$8,600以下に下降した場合、マイニング業者は厳しい状況に立たされることになります。しかし、現在のビットコインの値動きを見ると、上昇トレンドに転じており見通しの良い状況が続く事が予想されます。 マイニング事業が赤字に転じると、多くのマイニング事業者が撤退することが考えられ、ディフィカルティも下降するかもしれません。あくまで推測の域ではありますが、必要計算量の低下により、再度黒字に戻る事もあるかもしれません。長期的視点にたつと、モルガン・スタンレーの分析により表面化したマイニング報酬問題は、深刻なものではないとも考えられます。 しかし、一部のマイニングプールが独占することがあれば、51%攻撃に対し脆弱性を持つことになるという別の問題を抱えることになります。ビットコインの安定性、実用性を高めるためにはやはり、$8,600以上を維持する必要があると思われます。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part17 ~止まらない上昇~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part17 ~止まらない上昇~

2018/04/26 at 3:56 PM 0 comments
4月26日(木)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)も大幅な上昇を見せ、9500USDの壁を一時打ち破りました。その後、少し下落したものの、強気傾向を維持し、9000USD付近をキープしています。 今回焦点を当てる期間は2018年4月18日〜2018年4月26日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (4月18日~4月26日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.com/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安704,447 - 最高1,046,385(JPY) 前回記事では、ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格が30分間に10%以上の急激な上昇を見せ8000USDを越えることに成功しました。その後のForecast(予測)として、長期にわたるダウンフェーズを抜けることに成功したことで、さらなる上昇が期待できると言及しました。今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格はレジスタンスである8,500USD付近をブレイクすることがあれば、9,400レベルに上昇を引き起こす可能性も示唆されていた通り、価格を伸ばすことに成功しました。 今回記事は、この上昇傾向を維持した要因と、今後のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格推移を考察していきます。 上昇維持要因 ついに今週、7週間ぶりに仮想通貨市場が$400Billion(約43兆円)に到達しました。今回の上昇要因は多くのポジティブな話題、規制に関するニュースによるものですが、その中でも重要なポイントを紹介していきます。 「This weekend has seen some potentially good news for crypto regulation.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-brushes-9000-as-crypto-markets-continue-making-steady-gains) 韓国市場で安価な価格帯 BTC/KRWの換金レートがその他の市場よりも安価でした。そのため、韓国取引所でのビットコイン購入が増加し、多くの取引ボリュームを記録したことが一因と考えられます。   $9,000! Bitcoin premium in South Korea is back. Last week, bitcoin and other cryptocurrencies like Ethereum were actually cheaper in South Korea. Optimistic trend, growing demand. pic.twitter.com/gdRdCeyT6c — Joseph Young (@iamjosephyoung) 2018年4月22日 インド準備銀行(RBI)の仮想通貨対応問題 インドの中央銀行であるインド準備銀行(Reserve Bank of India)が示した仮想通貨撤廃命令に関して、デリー高等裁判所で公聴会が行われることが決定しました。命令が出た当時は多くの人が抗議し、仮想通貨価格の下落要因にもなりました。しかし、今回の裁判所行きを受けて仮想通貨の潜在的可能性や期待値を再確認するきっかけとなり、ビットコイン価格の上昇を手助けすることとなりました。 「In India, a crypto company has filed a claim against the Reserve Bank of India (RBI) for their earlier decision to end dealings with crypto-related entities, claiming the ban is unconstitutional. RBI has until May 24 to respond to a notice, then reportedly issued by the High Court of Delhi.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-brushes-9000-as-crypto-markets-continue-making-steady-gains) 今後の予測 現在のビットコイン/Bitcoin(BTC)は、ついにサポートであった強気トレンドラインをブレイクし若干のダウンフェーズにあります。現在は9000USD付近にて重要サポートエリアが形成されていますが、このサポートゾーンを下回ることがあれば、下落傾向が促進される可能性があります。 (引用:https://www.tradingview.com/chart/BTCUSD/kfBGpTCH-D4rkAngrY-is-Super-BULLISH-BITCOIN-Will-Now-Go-To-10-800-USD/ ) 上記引用チャートでは、今後さらなる上昇を期待できることが示唆されています。確かに、以前の上昇後、一度は下方修正しましたが、再び強気傾向を取り戻し今週の高値にまでたどり着くことに至りました。(図の(2)から(4)の動きと(4)から現在にかけての推移の類似) 上昇を続けると予測する理由としては、 買い圧が弱いにも関わらず上昇を見せていたこと 50日EMAが上昇傾向にあることでゴールデンクロスを生み出すと考えられること 現在のサポートが固いこと 取引ボリュームが強気エリアで大きく上昇すること 心理的に買い欲が高まると考えられること 以上の点が挙げられています。 「- Bulls have shown super power again and again even though BTC 0.01% was overbought on RSI . - We are starting to see a real uptrend with the EMA50 above EMA100 and EMA200 (blue circle) - I still believe we first are in a real bull market when we get through the double top at 11,7k, but it doesn't really matter so far - We have a Class B Regular Bearish Divergence on the MACD , but in a sick uptrend like this, the bulls have proven that they can make a longer wave 5 extension. - We have found nice support on a steep uptrend line and the RSI keeps making higher highs. - Increase in bullish volume (almost all bars are the double of MA20 Volume ) - When we take a look at the psychology of the market cycle we are in the optimism/belief-phase, which means that we are ready to get fully invested. 」(引用:https://www.tradingview.com/chart/BTCUSD/kfBGpTCH-D4rkAngrY-is-Super-BULLISH-BITCOIN-Will-Now-Go-To-10-800-USD/) 一方で、サポートを破り、8000USDへと下落する可能性も示唆されています。 「トレンドラインはサポートを提供しなかった。BTC/USDペアは20日EMAへ下落する可能性がある。移動平均線はサポートを提供せず、8000ドルまでスライドするかもしれない。そのため、残りのポジションのストップを損益分岐点に置くことを勧める。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-bitcoin-cash-ripple-stellar-litecoin-cardano-neo-eos-price-analysis-april-25) 再び上昇を見せるのか、それとも現在のサポートをブレイクし、弱気トレンドに入ってしまうのか、今後のビットコインの動きに注目が集まります。
元NSA/CIA局員スノーデン氏、ビットコインに関するスパイ監視を暴露

元NSA/CIA局員スノーデン氏、ビットコインに関するスパイ監視を暴露

2018/04/24 at 6:43 PM 0 comments
スノーデン氏が公開した、仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム)ユーザーを特定し、ハッキングを可能にするために構想されたNSAの2つの極秘プロジェクト、OAKSTAR、MONKEYROCKETについて解説します。 スノーデン氏はNSA、CIAの元局員であり、2013年6月にNSA(アメリカ国家安全保障局)の個人情報収集の手口を告発した人物です。NSA(アメリカ国家安全保障局)はCIA(中央情報局)と同じく諜報活動を行う機関ですが、人間ではなく電子機器を用いて情報収集を行います。 スノーデン氏のNSAに関する新たな情報公開により、ビットコインをアメリカのスパイが監視しているという陰謀論は、実は的を得た疑念であった事が明らかになりました。ビットコインは、もともと取引を公、数学的に立証可能にし、資産管理権を所有者が持つことを可能にするという崇高な世界観を元に開発されたものであります。 しかし、ビットコインの根底にある自由主義的な金融秩序は、既存の政府の財政における特権を揺るがす可能性があり、当然それを阻止しようとする機関も現れてくるでしょう。スノーデン氏はNSA(アメリカ国家安全保障局)が機密プロジェクトを通して、ビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨に関するネット上の動向を監視している証拠をThe Interceptに受け渡しました。 NSAの極秘プロジェクト スノーデン氏が公開した書類には、ビットコインユーザーを特定し、ハッキングを可能にするために構想された2つの極秘プロジェクト、OAKSTAR、MONKEYROCKETが記載されています。 OAKSTARは企業(主に通信会社)と秘密裏に契約を結ぶ事により、光ケーブルから直接インターネット・データを入手する事で、ネット上のコミュニケーションの監視を可能にするプロジェクトです。 このサブプログラムとして、2012年MONKEYROCKETが開始されました。考案当初は、中東、ヨーロッパ、南アメリカ、アジアにある、ネットワークに接続された機器を監視するためのプロジェクトでした。しかし2013年の春には、MONKEYROCKETがビットコインユーザーを監視するための唯一の情報源である事が明らかになり、ビットコインに関する情報は後々の分析のため保存するという“full take”の扱いを受ける事になりました。 正確には記述されていませんが、MONKEYROCKETは非西欧圏を対象とした表向きは匿名性を高めるとされるマルウェアであり、ユーザーがインストールする事でNSAに個人情報が漏洩するというシステムを持つものでした。 (引用:https://theintercept.com/document/2018/03/20/entry-from-sso-news/ ) The Interceptの記者、サム・ビドル氏は3月21日に公開された記事で、NSAの長期に渡るビットコインに関する情報詮索を説明しています。 「NSAは世界中にいるビットコインユーザーを標的とするため、迅速に行動した—そして少なくとも“ビットコインの送信者、受信者を特定する”のに役立つ1つの情報ソースを入手した」 「情報ソースはNSAが世界中の生のインターネット通信情報を入手、分析する能力を増幅させた。また他の公開された書類によると、不正なソフトウェアプログラムをユーザーには匿名性を高めるものとして宣伝し、情報を取り入れることが行われていた。」ーサム・ビドル “worked urgently to target Bitcoin users around the world — and wielded at least one mysterious source of information to 'help track down senders and receivers of Bitcoins.” “The data source appears to have leveraged NSA's ability to harvest and analyze raw, global internet traffic while also exploiting an unnamed software program that purported to offer anonymity to users, according to other documents.”ーSam Biddle (引用:https://theintercept.com/2018/03/20/the-nsa-worked-to-track-down-bitcoin-users-snowden-documents-reveal/) NSAのビットコインユーザーの追跡は、ユーザーのコンピューターから特定のデータを引き出すというレベルまで深く行われており、2013年、3月29日に記録されたNSAの覚書によると、NSAはユーザーのパスワード情報、ネット動向、MACアドレスを入手していました。 下の画像はNSAのメモであり、下部にモンキーロケットがビットコインの送信者、受信者を特定するのに有用である事が書かれています。 (引用:https://theintercept.com/document/2018/03/20/pages-from-oakstar-weekly-2013-03-15/ ) 同記事には標的を特定するため、NSAがユーザーのインターネットアドレス、ネットワークポート、タイムスタンプを不正入手している事実も記載されています。 まとめ スノーデン氏が公開した機密情報は、NSAがプライバシーの侵害を侵しており、合衆国憲法修正第4条(不法な捜索や押収の禁止)に反しているという疑惑を強めるものであります。仮想通貨の匿名性が、テロリズムや犯罪組織に利用される中、政府機関が警戒を強め、監視する事は仕方がないものだとも考えられます。 しかし、フェイスブックの個人情報流出問題や、中国IT機器の政府への個人情報の受渡が話題になっており、プライバシー関連問題に敏感になっている人々が世界的に増加している事を考慮すると、政府の個人情報を詮索する行為は世間的に容認されないものとなるかもしれません。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part16 ~春が来る?~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part16 ~春が来る?~

2018/04/18 at 4:02 PM 0 comments
  4月18日(水)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 今週のビットコイン/Bitcoin(BTC)は大幅な上昇を見せ、8000USDの壁を打ち破りました。その後も強気傾向を維持し、現在はそのエリアで安定な動きを見せています。 今回焦点を当てる期間は2018年4月11日〜2018年4月18日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (4月11日~4月18日BTC/JPYチャート 引用:https://consensysmediajapan.com/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安709,161 - 最高793,118(JPY) 前回記事では、急な下落が発生し、伸び悩んでいる状態にあると言及しました。しかし、12日の急激な上昇によって8,000USDレジスタンスを超え、現在は日本円にして約85万円付近で安定することに成功しました。前回記事の予想では、ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格が$8,000以上を維持することは売り圧を強める可能性があると示しましたが、価格は下落することはありませんでした。 今回記事は、この急上昇要因と、今後のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格推移を考察していきます。 急上昇要因 (引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-btc-prices-jump-over-1000-in-less-than-an-hour/) 12日、ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は約30分間で1,000USD(10%以上の伸び)上昇しました。しかし、特定の原因はなく、様々な理由が考えられています。というのも、ポジティブな仮想通貨関連のニュースが多く、特段的に要因を確定できないためです。そこで、今回はそのポジティブなニュースの中で最も影響を及ぼしたであろう話題をピックアップします。 「While no specific events have been confirmed as the reason for the sharp price jumps across the board, Twitter users have speculated that the recent news that Bitcoin has been declared compliant with Shariah law – according to a report published online today, April 12 – may have contributed to the spike:」 (引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoins-price-jumps-1000-in-30-minutes-of-market-growth-across-the-board) イスラム法がビットコインを認可 イスラム法がビットコインを認める旨を含んだレポートが12日に公表されたことがTwitter上で大きな話題となりました。それにより多くの人がビットコインを買い、取引ボリュームが大幅に増加したことが今回の急上昇の一つの要因と考えられています。 「Abu Bakar summarizes all of the various definition in Islam for both property (mal) and currency as a way of deciding whether or not cryptocurrencies like Bitcoin fall under the halal (permissible) category, or the haram (prohibited), as well as listing the various Islamic organizations globally that have issued official stances about Bitcoin’s role in Islam.」(引用:https://cointelegraph.com/news/fintech-startup-report-concludes-bitcoin-is-generally-permissible-under-sharia-law) 確定申告期限、リップルの動き、買い圧の上昇 多くの人は仮想通貨によって得た利益を申告する確定申告を完了し、仮想通貨売買を再びスタートしたことが取引ボリュームの増加の一因となりました。リップルのブロックチェーン決済サービスの立ち上げ発表に起因した期待値の高まり、価格の伸びに伴うショートポジションでの決済も取引ボリュームの増加を促し、ビットコインの急激な上昇に一役買うこととなりました。 「ブルームバーグによると、ファンドストラット社のトム・リー氏は仮想通貨急騰に理由について、サンタンデール銀行がリップルと提携し、ブロックチェーンに基づく国際決済サービスを立ち上げると発表したこと、確定申告期限前の仮想通貨売却がほぼ終わりに来ていること、そして、価格の上昇によりショートポジションの決済がさらに加速し、買い圧力が高まったことが組み合わさったためと述べた。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/crypto-markets-see-steady-growth-following-yesterdays-sharp-price-jump) 今後の予測 (引用:https://www.tradingview.com/chart/BTCUSD/x98UqciZ-BITCOIN-Bulls-Seem-Weak-The-Bears-Are-About-To-Take-Over-Again/) 現在は、若干の弱気傾向にあり、ビットコイン価格は下方調整される可能性が有ります。一方で、今回の上昇波による強気傾向は未だ継続しているといった考えもあり、もし、さらなる上昇からレジスタンスである8,500USD付近をブレイクすることがあれば、9,400レベルに上昇を引き起こす可能性も示唆されています。 「The support of the range is likely to be $6,757.26. The resistance of the range is still not final because if the bulls break above the 50-day SMA, the next move will carry the BTC/USD pair to $9,400 levels.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-bitcoin-cash-ripple-stellar-litecoin-cardano-neo-eos-price-analysis-april-16) さらに、今年の仮想通貨の停滞期は終焉を迎えているといったニュースも公開され、今後の仮想通貨市場に春がやってくる期待が高まっています。 「Crypto Asset Management’s Timothy Enneking asserted that the bear market has largely run its course. On crypto Twitter, many traders are also cautiously optimistic. For the first time in a long time, they’ve actually begun sharing calls with their followers, something they’d hitherto been hesitant to do.」(引用:https://news.bitcoin.com/bitcoin-in-brief-thursday-crypto-winter-is-almost-over/) 現在安定しているビットコイン価格の推移が上下どちらへ動くのか注目が集まります。
イーサリアム(Ethereum)のブロック構造とその仕組み

イーサリアム(Ethereum)のブロック構造とその仕組み

2018/04/17 at 4:44 PM 0 comments
はじめに 今回の連載記事では、イーサリアム(Ethereum)ブロックの構造を、ビットコイン(Bitcoin)などと比較しながら解説します。 はじめに、イーサリアム(Ethereum)におけるユーザーのアカウントや、スマートコントラクトなどの情報がどのように管理されているかについて、解説します。次に、Ethereumブロックの構造をBitcoinなどと比較しながら解説します。 ぜひ、この機会にEthereumのブロックがどのような情報を持っていて、どのように承認されるかについて学んでいきましょう。 Ethereum Account イーサリアム(Ethereum)のアカウントには、以下の二種類があります。 外部アカウント・・・EOA(Externally Owned Account)とも呼ばれます。Ethereumを利用するユーザーが保持しているアカウント。秘密鍵によってコントロールされます。 コントラクトアカウント・・・CA(Contract Account)とも呼ばれます。コントラクトに紐づくアカウントでコントラクトに関するコードや情報を持つアカウント。コントラクトアカウントは、秘密鍵は持っていません。 これらのアカウントは、どちらも20byteのアドレスと状態(State)と呼ばれる情報を持っています。このStateについては以下で説明します。また、コントラクトアカウントは、外部アカウントから作成されます。 実際にどのようにしてアドレスが生成されるかなどの詳細は、以下の記事が参考になります。 (参考:イーサリアムアドレス 〜EIP-55によるチェックサムの導入〜https://consensysmediajapan.com/4443.html) Account State アカウントの状態には、以下の4つの情報が含まれます。 どちらのアカウントも共通して、「残高(Balance)、nonce」を記録する部分を持っています。アカウントが持つnonceは、二重支払いを防ぐ役割をしています。着目しているアカウントが行うトランザクションの回数を記録するカウンターとして作用し、トランザクションは、このnonceの小さい方から順にブロックに詰められるようになっています。 そしてコントラクトアカウントのみが、コード(code)、ストレージ(storage)というスマートコントラクトのコードとデータを保存する部分を持っています。外部アカウントの場合、コード、ストレージは無く、空です。 このように、Ethereumでは、アカウントごとの残高が明示的に管理されています。これは、Bitcoinと異なる点です。Bitcoinでは、各アカウントごとに残高が管理されていません。散らばっているUTXOをかき集めることによって、着目しているアカウントがもつ残高を計算しています。そのため、Bitcoinではブロックチェーンから残高を導出する時間計算量も問題視されています。ビットコインのUTXOについては以下の記事が参考になります。 (参考:イーサリアムを理解するためにビットコインの基本を理解しようhttps://consensysmediajapan.com/2485.html) State Root 上であげた全てのアカウントの状態をEthereumのブロックに入れておこうとすると、ブロックのサイズがとてつもなく肥大化してしまいます。そこで、Ethereumでは以下の図に表すように、全てのアカウントの状態をマークルパトリシアツリー(下図の木構造のこと)によって管理しています。(Ethererumでは、すべてのアカウントの状態を記録して管理している全体を特にWorld Stateと呼びます。) すなわち、全てのアカウントの状態ではなく、全てのアカウントのハッシュ値を掛け合わせて作られたState rootと呼ばれるハッシュ値のみがブロックの中に格納され記録されます。このState rootは全てのアカウントのハッシュから計算されるので、いずれかのアカウントの状態が改ざんされると、このstate rootも変わってきます。そのため改ざんなどを防ぐ役割も担っています。 ちなみに、アカウントのStateはブロック内には保存されませんが、マークルパトラシアツリーの状態で各ノードに保存されています。また、全てのアカウントのStateは、ブロック内に保存されている全てのトランザクションから推測、生成することができます。 一番下の段が各アカウントであり、複数のアカウントがもつStateを繋げてハッシュ化することで、全てのアカウントの情報を含む一番上のState Rootが作られます。(マークルツリーなどでは一番上の値をRootと呼びます。) 今回は、あくまでブロックの構造を知ってもらうことをメインに解説しています。 そのためマークルツリーについては次回の記事で詳しく取り上げることにします。 次に、ブロックの中に保存されている項目について整理していきましょう。 ブロック構造 イーサリアム(Ethereum)のブロック構造は、ビットコイン(Bitcoin)のそれに対して複雑です。まず、ハッシュ化されるブロックヘッダーと呼ばれる「ブロックの核」となる部分について比較してみましょう。 BitcoinのBlock Header Bitcoinの場合は,ブロックヘッダーには以下の情報が含まれます。 - nVersion・・・現在のBitcoinのバージョン - hashPrevBlock・・・一つ前のブロックのブロックヘッダーのハッシュ値 - hashMerkleRoot・・・複数トランザクションを先ほど述べたマークルツリーで処理したRoot値 - nTime・・・現在のタイムスタンプ(おおよそ現在の時刻が記録されます) - nBits・・・difficulty(難易度)に関する値。目標とするbit数が入り、この値よりも小さな値になるよう計算を行います。 - nNonce・・・マイナーが選べる任意の値。上にあげたハッシュなどと合わせて、現在のblockから計算されるハッシュが、設定されているtargetよりも小さな値になるように決定します。 これら6つの要素から成り立っています。 ビットコイン(Bitcoin)のブロックチェーンに内包されるBlock header(下図) EthereumのBlock Header 次に、Ethereumのブロックヘッダーについてです。こちらは、項目がBitcoinに比べ格段に多くなります。 Ethereumは、ブロック生成時間が10分であるBitcoinとは異なり、13~15秒と40倍も速い速度でブロックの生成が行われます。 しかし、承認速度が早いということは、計算の難易度が比較的に容易で、すぐにフォークが起きてしまいます。そのため、Ethereumには、承認されなかったブロックに対しても分け前を与えるシステムがあります。また、このときに、承認されずフォークしてしまったブロックのことをUncleブロックと呼びます。このUncleブロックのハッシュ値なども現在のブロックに取り入れられる構造になっています。また、Gasと呼ばれるマイナーに働いてもらうための手数料も特徴的です。 - ParentHash・・・一つ前のブロックのブロックヘッダーのハッシュ値 - UnclesHash・・・Uncle ブロックのブロックヘッダーのハッシュ値(OmmersHash/sha256Unclesとも呼ばれる) - Timestamp・・・現在のタイムスタンプ - Difficulty・・・ブロックを生成する難易度.これ以前のブロックの難易度とTimestampから算出される.Bitcoinとは異なり難易度調整はブロック毎に変動します。 - Nonce・・・マイナーが選べる任意の値。ここにあげたhashなどと合わせて、現在のblockから計算されるhashが、設定されているtargetよりも小さな値になるように決めます。 - TxTrieRoot・・・トランザクションをマークルツリーで処理したRoot値 - Coinbase・・・ブロック生成のマイニング報酬を受け取るアドレス(minerとも呼ばれる) - LogsBloom・・・トランザクションに関連する内容と、それに付随する内容がブルームフィルタと呼ばれる空間効率の良い形で保存されています。(詳しくは,次回以降の記事で紹介する予定です。) - Number・・・ブロック高,現在のブロック数を表します。 - GasLimit・・・このブロックで使用できる最大のGasサイズ - GasUsed・・・このブロックで使用されたGasの使用量 - ExtraData・・・ブロックに関連する任意の情報を記録する場所. - MixHash・・・このブロックで十分な計算が実行されたことを証明するハッシュ - ReceiptsRoot・・・ブロックに入っているトランザクションの実行結果を先ほどのマークルツリーで処理して保存しています。. - StateRoot・・・先述した通り、Ethereum上の全アカウントの情報から得られるハッシュ値(KECCAK-256)。アカウントのstateはblockの外で管理され、ノード値のみブロックに格納されます。 合計15個から構成されています。(正確には、UncleBlockのhash値とUncle BlockのBlockheaderも含まれます。これを含めれば17個の要素から構成されていることになります。) 下図のように、BitcoinとEthereumとの対応が取れるものについては、上図と同じ色で統一しました。 イーサリアム(Ethereum)のブロックチェーンに内包されるBlock header(下図) イーサリアム(Ethereum)ブロック構造のまとめ 今回は、Ethereumのブロック構造について解説しました。今までよりも、ブロックにどのようなデータが格納されているか、具体的に理解が深まったのではないでしょうか。 最後に、イーサリアムのブロック構造をまとめます。上で述べたブロックヘッダーは、ブロックの中でたくさんの要素が含まれている大切な部分です。 Ethereumのブロックには、他にも各ブロックごとに、その時起きたトランザクションを保管する部分があります。これには、Uncleブロックの分も含まれます。このように大きく分けると三つの要素からブロックが構成されています。(下図) このブロックが連続的に繋がっていくことでブロックチェーンが長く長く伸びて行くのです。 イーサリアム(Ethereum)のブロックに格納される3要素(下図) 次回以降は、今回触れることができなかったトランザクションやGasなどについても詳しく解説して行きます。
ビットコイン等を取り扱う仮想通貨取引所の買収ニュース一覧

ビットコイン等を取り扱う仮想通貨取引所の買収ニュース一覧

2018/04/13 at 6:24 PM 0 comments
一般投資家が仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム)を売買できるプラットフォームを提供する取引所は、仮想通貨が社会に定着していくにあたって必要不可欠なものとなります。国内外で過去10年間で同サービスを提供する企業やスタートアップは急速に増え、当局の規制が追いつかない状況が続きました。取引所がハッキングを受け、巨額の仮想通貨が不正流出してしまう事例も多く見られました。最近ニュースを賑わせているのは仮想通貨取引所運営会社の買収案件です。 本記事では直近の大手仮想通貨取引所3社(ポロニエックス、ビットスタンプ、コインチェック)の買収に関する報道を取り上げます。 ポロニエックス (出典:http://coinpost.jp/?p=913) 会社概要 2013年にアメリカで設立された仮想通貨取引所で、扱うアルトコインの幅広さが売りとなっています。BTC建て、ETH建て、XMR建て、USDT建ての4種類で取引が可能で取引ペアは100種類程度あります。昨年夏ごろまで取引シェアはトップレベルで、売買代金が10億ドルに達したのはポロニエックスが史上初だったようです。 買収の経緯 2018/2/26、Circle Internet Financialによって4億ドルで買収されました。Circleは世界有数の仮想通貨アセットファンドでありながら、アプリを通して仮想通貨の送金を可能とするプラットフォームを提供する企業で、2013年に創業されました。Circle PayやCircle Investといったサービスをアメリカ、イギリス、ヨーロッパで展開しています。 Circleによると、買収後はカスタマーサポート・リスク管理・コンプライアンス・オペレーションを改善していく考えです。 Circle社のブログ記事には以下のように述べられています。 今後数年間で私たちはポロニエックスプラットフォームを発展させ、仮想資産のみの交換業務以上のことを実現しようとしています。現物、資金調達、株式、不動産、芸術作品、音楽・文学作品等のクリエイティブな制作物、サービス・リース、時間ベースのレンタル、クレジットなどあらゆる価値を表すトークンを扱える頑丈なマルチサイド分散市場を想定しています。何かと何かを交換することに関する契約上のルールは、分散型グローバルソフトウェアで表されるようになり、分散元帳の形で分散共有メモリに依存し、Circle Poloniexのようなグローバルな多次元市場のサービスから恩恵が得られると考えています。未来の世界経済は選ばれ限られた数のゲートキーパーだけでなく、関わる人全員にオープンに共有され、包括的で均等に分散され、強力になるでしょう。 “In the coming years, we expect to grow the Poloniex platform beyond its current incarnation as an exchange for only crypto assets. We envision a robust multi-sided distributed marketplace that can host tokens which represent everything of value: physical goods, fundraising and equity, real estate, creative productions such as works of art, music and literature, service leases and time-based rentals, credit, futures, and more. We believe that the contractual rules around exchange for anything and everything will become increasingly represented in distributed global software, rely on inconvertible distributed shared memory in the form of distributed ledgers, and benefit from the services of global multidimensional marketplaces such as Circle Poloniex. The future of the global economy is open, shared, inclusive, far more evenly distributed, and powerful not only for a few chosen gatekeepers, but for all who will connect.” (引用:https://blog.circle.com/2018/02/26/circle-acquires-poloniex/) ビットスタンプ (出典https://99bitcoins.com/bitstamp-review-is-it-the-cheapest-exchange-for-buying-bitcoin/) 会社概要 2011年にイギリス設立された仮想通貨取引所で欧州最大級です。現在はルクセンブルグに本社を置いており、現地の規制に従って運営しています。2018/3/26時点でビットコインのドル建ての取引量は世界2位、ユーロ建ての取引量は世界4位となっています。ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュの5種類の通貨を取り扱っています。 (引用:https://www.cryptocompare.com/coins/btc/analysis/USD https://www.cryptocompare.com/coins/btc/analysis/EUR) 買収の経緯 ビットスタンプは韓国の投資家集団によって買収されることが、ニューヨークタイムスの記者Nathaniel Popper氏の2018/3/23のツイートによって明らかとなりました。取引所側も投資家側も声明を出していませんが、4億ドル程度で買収される交渉の最終段階に入っているようです。未だ公式の発表はないため、単なる噂、という説もあります。 Along with all the other news about virtual currency exchanges, I've heard from numerous sources that one of the oldest exchanges, Bitstamp, is in the final stages of being sold to South Korean investors for ~$400m. Neither the exchange nor the buyers are commenting. — Nathaniel Popper (@nathanielpopper) 2018年3月22日 (引用:https://twitter.com/nathanielpopper/status/976855339927785473) Coincheck (出典:https://coincheck.com/ja/) 会社概要 2012年に日本で設立された仮想通貨取引所サービスを運営する会社です。2018年4月時点でビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムをはじめ13種類のコインを取り扱っています。金融庁は2017年4月より仮想通貨交換業者に登録制を導入していますが、コインチェックは登録申請をしていたものの認可を得られず、みなし業者として運営していました。 2018年1月26日、同社が保持していた約580億円に相当するNEM(5億2300万XEM)が外部に流出し、被害者数は26万人にのぼりました。同社の仮想通貨流出事件が発端となり仮想通貨交換業に対する日本政府の規制が強化されたと言っても過言ではないかもしれません。 買収の経緯 ネット証券大手のマネックスグループは2018年4月6日、コインチェックの買収を発表しました。買収額は36億円で、上記ポロニエックス、ビットスタンプと比べ格安に感じられますが、流出事件を機に多くの訴訟を抱えたコインチェックを買収するのはかなりのリスクだとする見方もあります。マネックス側の狙いとしては、以下のように世界でも有数のユーザー数を誇るコインチェックの持つ顧客基盤や、ブロックチェーン技術を自社の伝統的なセキュリティー体制を融合させることにあるようです。 「コインチェックは、2018 年 1 月 26 日の不正アクセスによる仮想通貨 NEM の不正送金に関し、関東財務局 から業務改善命令を受け、経営管理態勢及び内部管理態勢の改善を図っている途上にあります。当社として は、同社の改善を全面的にバックアップすることにより、同社のお客様に安心してご利用いただける環境を 作っていきたいと考えています。具体的には、当社がオンライン証券業界で創業以来培ってきた経営管理や システムリスク管理のノウハウや人材および、顧客資産保護の体制を最大限活用することにより、お客様が 安心して利用することができ、社会的に有用な仮想通貨交換業者として、コインチェックが今後とも持続的に 成長できるようサポートしてまいります。 さらには、コインチェックが持つブロックチェーン技術や仮想通貨に関する知見と、当社グループの金融業 に関する知見を融合することで、「第二の創業」を加速させ、仮想通貨業界の健全な発展にも貢献することを 通じて、未来の金融の在り方をデザインし、新たな価値を提供するという両社に共通するビジョンを発展させ てまいります。」 (引用:http://file.swcms.net/file/monexgroup/jp/news_release/auto_20180405405861/pdfFile.pdf)  
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part15 ~期待破り~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part15 ~期待破り~

2018/04/11 at 4:45 PM 0 comments
4月11日(水)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。先週末に回復の兆しを見せたビットコイン価格でしたが、急な下落が発生し、現在も伸び悩んでいます。 今回焦点を当てる期間は2018年4月4日〜2018年4月11日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (4月4日~4月11日BTC/JPYチャート 引用:https://bitflyer.jp/ja-jp/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安709,161 - 最高793,118(JPY) 前回記事では780.00USD付近にて停滞することが今後の強気傾向を継続する最低条件であることを言及しました。結果、ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は急激な下落により、強気トレンドを維持することは叶わず、現在も停滞傾向にあります。 今回記事は、この急落の要因と、今後のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格推移を考察していきます。 急落要因 インド中央銀行の仮想通貨廃止令 急落が発生した日にインドの中央銀行が金融機関に対し、仮想通貨に関連する個人・法人との取引を停止するよう求める決定を下しました。これは、中央銀行が仮想通貨により税収を確実に徴収できないことや、ブロックチェーン技術に対する不安はインドの失業率問題を悪化させるといったことが理由として述べられています。この動きは、ビットコイン価格の下落に拍車をかける一因となりました。 「インドの中央銀行が5日、金融機関に対し、仮想通貨に関連する個人・法人との取引を停止するよう求める決定をしたことを受け、署名収集サイトのChange.orgで請願活動が行われている。請願書公開の4月5日から現在までに、1万7000人以上が署名した。」(引用:https://jp.cointelegraph.com/news/petition-to-reverse-indian-central-banks-crypto-ban-gains-17000-signatures) 仮想通貨取引ボリュームの低下 実際、上記のようなインドの仮想通貨に対する規制が強化されることは予測が立っていました。今回のインドの動きは、その他各国の仮想通貨規制に対する不安を煽ることにつながりました。その結果、最大のボリュームを誇る日本や、韓国、米国での取引ボリュームが減少し、ビットコイン価格の下落を生じさせました。 以上のような要因から、たった1日で10%以上の下落を生み、弱気トレンドを発生することとなりました。 (世界取引ボリューム 引用:https://cointelegraph.com/news/btc-below-7000-as-crypto-markets-see-modest-downward-trend) 今後の予測 (引用:https://www.tradingview.com/chart/BTCUSD/EanoAI2f-Sugar-Magic-No-Thanks-I-m-Already-Sweet-Enough-BITCOIN-BTC/) 急落によりサポートであった黄土色のラインを割ったことで、現在はレジスタンスとして存在しています。この$7,000レジスタンスを超えることは、ビットコイン価格の上昇が期待できるかもしれません。しかし、現在は未だに弱気トレンドを抜け出せずにいます。今後上昇を見せるためには何かしらの要員が必要になってきます。ビットコイン価格が$8,000を維持できる状態にあれば、売り圧が強まる可能性もあります。 「We’ll see the first signs of bullishness when the BTC/USD pair breaks out and sustains above the descending channel. We shall look to buy only if the price sustains above $8,000 levels.」(引用:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-ethereum-bitcoin-cash-ripple-stellar-litecoin-cardano-neo-eos-price-analysis-april-04) この停滞しているビットコイン価格の推移が上下どちらへ動くのか注目が集まります。
イーサリアムアドレス 〜ICAPとENSへの発展〜

イーサリアムアドレス 〜ICAPとENSへの発展〜

2018/04/11 at 4:38 PM 0 comments
ETHの送金などを行う際には、0xから始まる42文字のアドレスを使用します。このイーサリアムアドレスは一文字でも間違えると正しく送金することができません。通常、間違ったアドレスに実際に送金が起こってしまえば、送金したETHは戻ってきません。連載記事の前半では、このようなアドレスの打ち間違いによる誤りを検出する技術 -Capitals-based checksum-について解説しました。 連載の後半にあたる本記事では、イーサリアムアドレスをより使いやすく、送金時のミスを減らせるよう提案された、ICAP(Inter exchange Client Address Protocol)やENS(Ethereum Name Service)について解説していきます。 イーサリアムのアドレス形式 連載前半の記事にて、イーサリアムのアドレスはHEX(16進数)形式であり、この形式であることを示す0xから始まる42文字となっていることを示しました。 例:0x001d3f1ef827552ae1114027bd3ecf1f086ba0f9 HEX形式は、よりコンピューターが扱いやすい形式であって、一般的に私達人間が扱いやすいものではありません。試しにイーサリアムアドレスを暗記したり、書き写したりすれば、その難しさを簡単に実感できるでしょう。 またこのイーサリアムのアドレス形式は、チェックサムと呼ばれるアドレスが間違えているのかどうかを検証するための文字列を含みません。 これは後ににICAPやENSといった仕組みによってチェックサムを追加したり、より人間に読みやすい形式に見せたりする意図が設計時にあったために、あえてそのようなチェックサムの追加がなされなかったのです。 ICAP ICAP(Inter exchange Client Address Protocol)はイーサリアムのアドレスの誤りを検出可能にし、国際送金の規格に準じてアドレスを表記する方法として提案されました。ICAPは、銀行間で取引する際にその所在地や、支店、口座番号といった情報を特定する国際標準規格であるIBANコードを参考に設計されています。対応したICAPコードはIBANコードと互換性があります。 IBANコード IBANコードは最大で34文字のローマ字と数字からなる文字列です。ただし、最初の2文字は所在国を示すローマ字2文字、次の2文字は送金情報の誤りを検出するチェックサムに使われることが決まっています。 例えばイスラエルにある銀行では、IBANコードは以下の様になります。   例: IL## AAA BBB CCCCCCCCCCCC IL…イスラエルを表す国名コード ##…チェックサム AAA…銀行コード BBB…支店番号 CCC …口座番号   IBANコードを採用している国同士での送金であれば、IBANコードを使用することによって常に正しく送金を行うことができます。 3つのICAPコード方式 ICAPコードはIBANコードのイーサリアム版と言えます。全てのICAPコードは、どこの国にも属さないイーサリアムのアドレスを意味するXEから始まるという特徴があります。XEのEはEthereum、Xはextendedを表しています。 ICAPコードはその形式でDirect、Basic、Indirectの3つの方式があります。この中で、IBANコードとして使用することができるものは、DirectとIndirect方式のICAPコードの2つです。Basic方式は、IBANとの互換性も無く、チェックサム機能も無いため事実上利用する価値はあまり無いものです。よって以下でDirectとIndirect ICAPコードについて紹介します。 Direct ICAPコード この方式でのICAPコードは、数字とアルファベットを合わせた36種類の文字で表すことができ、最大で34文字となります。Direct ICAPコードの例を示します。   例: XE60HAMICDXSV5QXVJA7TJW47Q9CHWKJDA(34文字)   最初の”XE”はイーサリアムを表しており、次の”60”はチェックサム、それより後ろのHAMI….KJDの部分がイーサリアムアドレスを示しています。 元々のHEX形式のイーサリアムアドレスとの大きな違いは、チェックサムが付いていることによって、アドレス入力時の誤り検出ができることです。 またアドレスの部分が通常のアドレスと少し異なる形をしていることに気付きましたか?HEX(16進数)形式のイーサリアムアドレスでは、使用できる記号は数字およびa〜fまでのローマ字でした。Direct ICAP形式では、数字と全てのローマ字を表記に使用することが可能です。Direct ICAP形式ではbig-endianという方式で、HEX形式からローマ字と数字の形に変換されています。 これはIBANの形式に合わせて変換されていますが、依然として人間が読みやすい形にはなっていません。 Indirect ICAPコード Indirect ICAPコードは、より人間が読みやすい形式を意識した方式です。この方式もXEから始まり、2文字のチェックサムと続きますが、その後にアドレスの代わりになる任意の16文字の文字列(通常ある単語など)が続きます。例を示します。   例: XE##ETHXREGKITTYCATS(20文字)   ここでチェックサムの##部分の以降は、資産の種類を示す3文字(ETH)、4文字のネームーサービス名(XREG)、そして9文字のアカウント名(KITTYCATS)となります。この形式であれば、HEX形式に比べて人間でも覚えやすい形になっているかと思います。 しかし、このアドレスのKITTYCATSの部分から、実際の送金先のHEX形式のアドレスを明らかにすることはできません。Indirect形式では、事前にKITTYCATSというアカウント名に紐付いたイーサリアムアドレスをどこかに登録しておく必要があります。 事前に9文字の文字列とそれに対応するアドレスが対応したデータベースがあり、送金時にはこのデータベースを参照することによって、文字列に紐付いた送金先にイーサリアムを送金できることになります。 ICAPコード利用現状 IBANコードに準拠した形でチェックサムによる誤り訂正機能を持っているICAPコードですが、あまり使用されていないのが現状です。Direct ICAPコードは対応したウォレットを使うことによって生成することができますが、ICAPコードによる取引が可能な取引所はKrakenなど極一部に限られています。 またIndirect ICAPコードについては、文字列とイーサリアムアドレスを結びつけるデータベースをどのように作るのかという現実的な部分は提示されていません。 現状でもICAPの定義には曖昧な部分が多く、これはEIP-57, 70, 77で議論されています。とはいっても現在でも議論open状態として進行中のEIP-77についても、最後の投稿が2016年の3月であり、あまり活発な議論は進んでいないようです。 Indirect ICAPコードはイーサリアムアドレスをより人間が扱いやすい形にするという取り組みの試験的なものとして示されましたが、現在ではこの考え方をより一般的に拡張したENS(Ethereum Name Service)による解決が期待されています。 ENS ENS(Ethereum Name Service)は、イーサリアムのアドレスに対してある文字列を指定することで、送金時にその文字列を使って送金処理を実現させる技術です。 普段私達がインターネットブラウザからホームページにアクセスする際には、URLを使いますが、これはDNS(Domain Name Service)と言って、インターネット上の住所であるIPアドレスに対してURLという形の文字列を指定することによって実現しています。ENSはイーサリアムアドレスにおける、DNSのようなサービスだと言えます。 ENSを使うことによって、   例:0x001d3f1ef827552ae1114027bd3ecf1f086ba0f9   このようなHEX形式のイーサリアムアドレスを、   例:consensysmediajapan.eth   のような7文字以上のドメイン名として分かりやすい形に置き換える事が可能になります。ENSではチェックサムの様な機能はありませんが、アドレスに対して好きな文字列を選ぶことができます。人間が扱いやすい単語などを使うことができるため入力時の誤りを減らすことが期待できます。 ENSの取得手順 あるアドレスとそれに対応するドメイン名の関係は、イーサリアムブロックチェーン上のスマートコントラクトに保存されます。この登録は、MyEtherWalletなどから誰でも行うことができます。 ENSの取得は大きく分けて以下の手順になります。ドメイン名の取得は合計5日間のオークションによって行われます。オークションは、入札価格を公開しない3日間と公開できる2日間に分かれています。以下にその手順を示します。  1・準備 ドメイン名と紐付けるイーサリアムアドレスを選択します。そして、自分がオークションで支払える最大額のETHを指定します。(この時、オークションのトランザクションを処理するために0.01ETHが追加で必要です。)  2・オークションの開始(72時間/3日間) あなたは、名前と入札額を提示しますが、この情報はこの段階では公開されません。  3・入札額の開示(48時間/2日間) あなたは、この期間で自分の入札額を公開することができます。入札額を公開した場合、もしこのドメイン名を落札した際に、2番目に高い入札額と自分の入札額の差額の返金を受けることができます。  4・オークションの最終処理 合計5日間のオークションが終了すると、オークションでの落札者は最終処理を行い落札したドメインを自分のものに確定させます。3.にて入札額を公開していた場合は、差額の返金を受けることができます。もし入札者が自分だけだった場合には、トランザクションの処理にかかる0.01ETH以外の全てのETHが返金されることになります。 取得したENSの有効期限 このようなオークションプロセスによって落札したENSは、落札から1年間、所有権が有効になります。落札から1年が経過した時、落札者は所有権を放棄することでオークションによってロックアップしたETHの返却を得ることができます。 また、現段階で取得したENSには1年の期限が設けられていますが、今後永続的に取得したENSを保持できるようなシステムも開発途中です。有効期限が存在しないシステムに移行した場合には、既に所有している期限付きのドメインを、所有権が無期限なシステムに登録し直す事ができるようです。 ENSの価値 企業を立ち上げる際、”屋号” つまり会社名はとても重要なものです。同様にインターネット上で何かしらのサイトを立ち上げる際にも、取得したドメインの名前はサイトの認知度合いに何らかの影響を持つでしょう。もし今後、イーサリアムによる支払いやスマートコントラクトを利用したサービスが一般化したならば、イーサリアムアドレスのドメイン名もまた大きな価値を持ってくるでしょう。 既にこのENSの取得競争は始まっています。Cointelegraphによると既に、仮想通貨の取引所を意図するexchange.ethが6,660ETH、foundation.ethが300ETHなど、非常に高額な入札が行われています。 まとめ この2回の連載記事では、イーサリアムのアドレスにまつわる誤り訂正技術や、アドレスをより人間にとって可読性が高い形式に置き換える技術について紹介しました。現在は、まだ一般社会でブロックチェーンを利用したDappsが浸透してはいませんが、今後Dappsやイーサリアムを用いた支払いが一般的になったとき、このような誤りを訂正する技術がより重要になってくるでしょう。
ビットコイン、イーサリアム等の仮想通貨、スポーツ業界での活用

ビットコイン、イーサリアム等の仮想通貨、スポーツ業界での活用

2018/04/11 at 4:22 PM 0 comments
ビットコイン/Bitcoin(BTC)、イーサリアム/Ethereum(ETH)等の仮想通貨は様々な分野での活用が見込まれ、実用されています。特に目立つ活用方法は、その技術を使用したプラットフォームアプリケーションや、通貨と命名されているように銀行での応用活用が目立ちます。もちろん通貨としての活用法もありますが、それを凌ぐほどにそれらの技術に期待が高まっていることがわかります。このように、様々な分野からの需要が見込まれる仮想通貨ですが、一見全く関わりがないと考えられるスポーツ業界に対してもユニークな活用方法が見受けられます。今回は、その活用方法を紹介していきます。 現在スポーツ業界は一種の変革の時代に直面しています。日本代表バレーボールチームが実行したデータを活用した”データバレー”を筆頭に、現代の”サッカー、テニス、バスケットボール、野球、etc.”スポーツはIT技術を取り入れた戦略的、頭脳的な面が目立つ時代になりました。このことから、仮想通貨がスポーツ業界に進出することは何の疑いの余地もないのかもしれません。 仮想通貨がスポーツ業界に関与した実例 選手のトランスファー契約 プロスポーツでは、多くの選手の移籍契約がシーズンごとに行われます。場合によっては、シーズン中であろうと新たな選手がそのチーム、実業団へと移籍します。 今年、その契約が初めてビットコインを使用して結ばれることになりました。トルコのアマチュアチーム、ハルヌスタスポル(Harunustaspor)のオーナーであるハルドン・セヒト(Haldun Sehit)氏はCNNトルコに対し、22歳のオマール・ファルク選手と2000リラ(528ドル)相当のビットコインと、現金2500リラ(661ドル)で移籍契約を結んだことを明かしました。今回の移籍金全てがビットコインで支払われたわけではありませんが、世界初となる活用事例になりました。今後、スポーツ業界の移籍契約が仮想通貨で行われる時代が訪れれば、ハルヌスタスポルはその歴史の最初の1ページとして歴史に名を残すでしょう。 事実、イーサリアム等の幾つかの仮想通貨はスマートコントラクト技術を備えており、移籍契約における様々な手順を簡略化することに役立つと考えられます。イーサリアムを介することで、契約成立した移籍を瞬時に可視化することが可能になるかもしれません。 「A little-known sports club in Turkey claims it has completed the world's first football transfer using bitcoin. Amateur club Harunustaspor, who competes in the Sakarya First Division Group B, paid for 22-year-old Omar Faruk Kiroglu using the cryptocurrency. Club chairman Haldun Sehit told CNN Turk that the club completed to world first "to make a name for ourselves in the country and the world." Kiroglu received 0.0524 in bitcoin (approximately £385) and 2,500 Turkish Lira (£470) as part of the deal. He added: "As my chairman said, we are doing something new."」(引用:http://www.businessinsider.com/bitcoin-turkish-club-harunustaspor-first-to-pay-for-a-footballer-using-cryptocurrency-2018-1) 観戦チケット、グッズの購入 仮想通貨の保有者率が高まってきたことで、現在様々な”通貨”としての活用手段も増えてきています。オンラインショッピング、レストラン、日用品の買い物など多岐に渡ります。そこでも、スポーツ業界は触手を伸ばしています。 サンノゼ・アースクエイクス/San Jose Earthquakes(MLS) アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS:Major League Soccer)に所属するサンノゼ・アースクエイクス(San Jose Earthquakes)はサッカー業界初となるスタジアムでのビットコイン決済を導入しました。このクラブは多くのIT企業が生まれ、現代テクノロジーの最先端を行くアメリカ・シリコンバレー(Silicon Valley)がすぐ近くにあるサンノゼに所在し、それに感化され、何か革新的なことを行おうとしたことがビットコイン決済を始める発端でした。 (サンノゼ・アースクエイクスのロゴ 引用:http://www.baysportsreport.com/2014/07/23/earthquakes-homecoming-yallop-benji-joya/) 「"In the spirit of Silicon Valley, the Earthquakes are constantly looking for ways to innovate," said club president Dave Kaval. "Coinbase's bitcoin payment processor adds another cutting edge payment option that further streamlines the commerce experience for fans."」(引用:https://www.sjearthquakes.com/post/2014/05/19/quakes-become-first-team-accept-bitcoin-payments) ダラス・マーベリックス/Dallas Mavericks(NBA) 同じくアメリカ、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA:National Basketball Assosiation)に所属するダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)は来シーズンから観戦チケットの購入をビットコインで行えるようにすることを示しました。同クラブのオーナーであるマーク・キューバン(Mark Cuban)氏はNBAの来シーズンからビットコインによるチケットの購入を実現化をする旨を語りました。また、購入はビットコインに限らずイーサリアムからも可能にすることを述べています。 (ダラス・マーベリックスのロゴ 引用:http://bi-ruppara.com/dallas-mavericks/) 「Famous American entrepreneur, businessman and investor Mark Cuban has announced that bitcoin users can soon buy tickets to National Basketball Association (NBA) games directly from his team. Asked on social media when will it be possible to purchase tickets for the Dallas Mavericks (Mavs), which he owns, Cuban simply answered “Next season.”」(引用:https://news.bitcoin.com/mark-cubans-nba-team-mavericks-sell-tickets-bitcoin-next-season/) スポーツギャンブルにおける活用 多くのスポーツギャンブルサイトがビットコインでのベットを受け付けています。日本では宝くじのようなTOTOくじ、競馬、競輪、競艇が有名ですが、海外ほどスポーツギャンブル文化は浸透はしていないでしょう。各々の国によって法律の規制が様々なことが要因ではありますが、現在、様々な国でビットコインを利用したスポーツギャンブルが行われています。また、多くのオンライン仮想通貨ギャンブルサイトも存在します。Sportsbet.ioは仮想通貨ギャンブル業界でのリーディングカンパニーです。この企業は全30種類のスポーツにおいてスポーツギャンブルを提供しています。 また Why How Whatをサイト上に公表し、提供理由を示しています。 「What -Bitcoin is a digital currency, which has truly taken off in recent years, allowing users to pay their bills, buy goods and even for sports betting! Using a peer-to-peer infrastructure known as "Blockchain", disrupting traditional banking methods, bitcoins are a true modern innovation. Why -Bitcoins can be acquired across the world with ease, and used anywhere else due to a lack of traditional banking regulations. Bitcoins also allow for increased privacy as they can be utilized anonymously and are not directly managed by any organization or institute. How -Many exchanges allow you to send bitcoins you purchase directly to any address you specify, you can also create a bitcoin wallet which can be managed via an app on your computer or smart-phone, you can even carry your bitcoins on a physical device for added security.」(引用:https://www.newsbtc.com/sportsbet-io-review/) ビットコインは匿名で、Peer to Peerでの取引が可能であることにより管理企業や組織が必要ないことから安全性に長けているといった理由があると述べています。 ギャンブルのような仮想通貨 仮想通貨は現在約1500種類を超えています。その中には、その仮想通貨プラットフォーム内にて、ある1つのお題に対し、その通貨保有者が数ある正解を含む選択肢にbet(ベット)し、その正否によって順位がつけられ、利益配当を受けとるといったものを提供している仮想通貨があります。その有名な例としてはGnosis(グノーシス)があります。GnosisはGnosis Olympiaといった分散予測市場プロジェクトにより、上述のギャンブル要素のある取引を実施しました。(詳細参照:https://consensysmediajapan.com/3531.html) 今後のスポーツと仮想通貨の関係 あの有名サッカーチーム、バイエルンミュンヘンが 今年1月29日から2月2日の4日間、本拠地であるアリアンツ・アリーナにて「FCバイエルンHackdays」が開催されました。その中で行われたSAPチャレンジにおいて、「FanCoins」といった仮想通貨を利用したサービスアイディアが優秀賞を獲得しました。この試みは今後実用化に向けて取り組みが進んでいきます。 「SAPチャレンジでは、30名程度の参加者が6チームに分かれてサービス開発を行った。その中には一流の「ハッカー」も参加していた。ニューヨーク出身の34歳、サンフランシスコ在住のマーだ。彼は、すでに世界各地で100を超えるハッカソンに参加している。マーは、今回の企画に参加するにあたり、すでにアイデアを持ってきていた。それが、「FanCoins」である。「FanCoins」は、バイエルンが試合で得点するごとに仮想通貨であるファンコインを発行することができる。例えば、1月21日のブンデスリーガ第19節のブレーメン戦で、トーマス・ミュラーが記念すべきブンデスリーガ100ゴール目を決めた。このようなメモリアルゴールの場合、バイエルンはいつもより多くのファンコインを発行することができる。ファンとエンゲージを深めたいポイントで、コイン発行が自由にできるような仕組みになっているからだ。また、このファンコインにはコインが発行された時のゴール映像が埋め込まれるため、取得したファンはコインの金銭的価値に加え、特別な「感情的価値」も得ることができる。マーはこれを「Crypto Collectables(収集可能な仮想感情)」と呼んだ。感情的にはゲームのトレーディングカードを集める行為に似ているのかもしれない。」(引用:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201802220006-spnavi?p=2) 仮想通貨はついにスポーツ業界にまで普及しつつあります。活用方法は上記で述べたように様々で、今後さらに新たな活用手段が取り入れられる可能性もあります。また、Gnosisとは違った真にスポーツギャンブルに適した仮想通貨、Dappsが登場するかもしれません。
イーサリアムアドレス 〜EIP-55によるチェックサムの導入〜

イーサリアムアドレス 〜EIP-55によるチェックサムの導入〜

2018/04/04 at 8:03 PM 0 comments
はじめに 今回の連載記事では、イーサリアムの”アドレス”について解説します。読者の皆さんは、自分が保有するイーサリアムアドレスについて気にかけたことはありますでしょうか?イーサリアムアドレスは0xから始まる合計42文字の文字列です。これを正確に記憶している人はなかなかいないのではないでしょうか。 イーサリアムに限らず仮想通貨におけるアドレスは、銀行口座の口座番号のようなものです。送金・受金の際に、この長いアドレスを1文字でも打ち間違えてしまうと、保有する仮想通貨を失うことになりかねません。このような背景から、打ち間違えた際に誤りを検出する技術や、より覚えやすい文字列に置き換える技術が開発されています。 連載記事の前半では、イーサリアムアドレス生成の流れと現状取り入れられている誤り検出の技術(Capitals-based checksum)を解説します。 後半では、イーサリアムのアドレスを国際送金の基準に準じ、より扱いやすくするICAPコードや、覚えやすい文字列に置き換えるENS(Ethereum Name Service)について解説します。 必要な知識 本連載記事を読み進めるにあたり、必要となる前提知識について、簡単に解説します。秘密鍵/公開鍵・一方向ハッシュ関数・チェックサムといった用語について既に知っている場合、読み飛ばしていただいて構いません。 秘密鍵/公開鍵 暗号技術を用いて、他者に知られたくないコミュニケーションをしたい場合は、内容を暗号化および復号化する必要があります。暗号化と復号化には、それぞれ”鍵”が必要となります。 暗号化と復号化に同じ鍵を用いる場合は、共通鍵認証と呼ばれています。一方で、イーサリアムをはじめとする仮想通貨においては、暗号化と復号化に異なる鍵を用いる公開鍵認証と呼ばれる暗号方式が利用されています。公開鍵認証自体にはいくつかのアルゴリズムが存在しますが、イーサリアムでは、楕円曲線DSA(ECDSA)を採用しています。 この公開鍵認証においては、秘密鍵と公開鍵と呼ばれる二つの鍵が存在します。両者の特徴は以下の通りです。 秘密鍵 他者には知られてはいけない鍵(銀行の暗証番号に相当) ランダムに生成 公開鍵 他者に知られても良い鍵(銀行の口座番号に相当) 秘密鍵を元にして生成 公開鍵から秘密鍵を推測することは困難 より詳しく知りたい場合は、ビットコインやイーサリアムの保管、仮想通貨の公開鍵と秘密鍵が参考になります。 一方向性ハッシュ関数 ハッシュ関数(要約関数)とは、ある任意の長さのインプットのデータを与えた時に、アウトプットとして固定長の文字列や数値列に変換する関数です。インプットとアウトプットは、それぞれ”メッセージ”と”ハッシュ値”と呼ばれます。このハッシュ関数の重要な特徴として、”一方向性”が挙げられます。 一方向性とは、メッセージからハッシュ値はアルゴリズムによって計算されるものの、ハッシュ値からメッセージを逆に計算することは非常に困難であることを意味しています。このような特徴から、一方向性ハッシュ関数と呼ばれています。またハッシュ関数にインプットするメッセージが僅かでも変化すると、アウトプットされるハッシュ値が大きく変化することから、データ改竄の検出等に使うことが可能です。 一方向ハッシュ関数の重要な特徴を以下にまとめます ハッシュ値は固定長の文字列/数値列となる メッセージが僅かでも変化するとハッシュ値は大きく異なる ハッシュ値からメッセージを推測することは非常に困難 チェックサム インターネットをはじめとする情報通信においては、必ずしも送信したデータが正確に受信されるとは限りません。データの一部が誤って受信側に伝わることは頻繁にあることです。そのような状況が生じた時に、受け取ったデータが”誤っている”ことを検出できれば、送信側に対して再度送信を要求するなどの対応を取ることが可能になります。このような誤り検出を可能にする手法の一つが、チェックサムです。 チェックサムの仕組みを簡略化して説明します。 例として、”462565”というデータを送信するとします。ただし、”462565”をそのまま送信するのではなく、ある数字Sを追加して誤り検出をできるようにします。 まず”462565”のそれぞれの桁の合計値をSとして、それを計算します。   S = 4+6+2+5+6+5   = 28   この合計値 S を送信するデータ”462565”の末尾に付けて送信することにしましょう。送信データは、”462565+S” = “46256528”となります。このチェックサムの仕組みを、受信側が理解していれば、受信したデータの一部が誤っていた場合に誤りを検出することができます(データの合計値と付加したSの間に不一致が生じるため)。 例えば、チェックサムをつけた状態の正しいデータは”46256528”ですが、何らかの原因によって”46256628”とデータが受信されたとします。   正しいデータ:”46256528” 誤ったデータ:”46256628”   この時、誤ったデータのチェックサムを取り除き、”462566”の合計値S’を計算してみましょう。   S’ =  4+6+2+5+6+6   = 29   受信したデータ“46256628”から、チェックサムSは28であることが分かっています。一方で、誤ったデータを元に再度計算して求めたチェックサムS’は29です。この違いから、データに誤りがあることがわかります。 上記の例では非常に簡略化した例を用いてチェックサムの概念を紹介しました。イーサリアムにおいては、Capitals-based checksumと呼ばれる手法を用いることで、入力したアドレスが誤っているかどうかをその場で判断することができます。Capitals-based checksumについては、後ほど詳しく説明することとします。 イーサリアムアドレス生成 生成の手順 前節において解説した前提知識を用いて、イーサリアムのアドレス生成の手順を説明します。手順は以下の通りです。 ※以下で用いられるアドレス等の文字列は、Mastering Ethereumから利用しています。   秘密鍵 k を生成(32バイト) 例:k = f8f8a2f43c8376ccb0871305060d7b27b0554d2cc72bccf41b2705608452f315   秘密鍵 k から楕円曲線DSA(ECDSA)を用いて公開鍵 K を生成(64バイト) 例:K = 6e145ccef1033dea239875dd00dfb4fee6e3348b84985c92f103444683bae07b83b5c38e5e2b0c8529d7fa3f64d46daa1ece2d9ac14cab9477d042c84c32ccd0   公開鍵 K から一方向性ハッシュ関数 Keccak-256を用いてハッシュ値を計算(32バイト)    例:Keccak256(K) = 2a5bc342ed616b5ba5732269001d3f1ef827552ae1114027bd3ecf1f086ba0f9   先頭12バイトの文字を消去し20バイトのイーサリアムアドレスを取得    例:001d3f1ef827552ae1114027bd3ecf1f086ba0f9   アドレスが16進数であることを示すために 接頭辞”0x”をアドレスに付加    例:0x001d3f1ef827552ae1114027bd3ecf1f086ba0f9   さてこのようにして得られるイーサリアムアドレスは、HEX(16進数)形式のアドレスと呼ばれています。HEX形式のアドレス生成においては、チェックサムを付加するステップはありません。つまり1文字でもアドレスを打ち間違えた場合には、誤りを検出することができず、ETHを失うことになります。 イーサリアムがチェックサムを持たない理由 イーサリアムのアドレスがチェックサムを持たない理由として、将来的にアドレスをより可読性の高いネーム形式(ENS: Ethereum Name Service)に移行するためだと言われています。ネーム形式とは、”consensysmediajapan.eth”のような任意の文字列が、あるHEX形式のアドレスに対応している形式です。ユーザーはHEX形式のアドレスを利用する代わりに、より可読性が高く、記憶のしやすい文字列を使えるようになります。これは現在のインターネットのURLのドメインに相当する概念です。 加えて、イーサリアムアドレスはICAP(Inter exchange Client Address Protocol)形式のアドレスといったフォーマットも検討されています。このICAP形式のアドレスは、デフォルトでチェックサムが付加されていることから、誤りを検出することが可能になっています。 上述のENSとICAPについては、連載の後半で詳しく説明します。 EIP-55 イーサリアムはICAP形式を用いることで、誤り検出が可能になると述べました。しかしICAPへの移行はあまり進んでおらず、多くのユーザー、取引所、ウォレットがHEX形式のアドレスを利用しているのが現状です。 しかしICAP形式が広まるまでHEX形式のイーサリアムアドレスの誤り検出ができないのは大きな問題です。そこで2016年1月にイーサリアム創設者のVitalik Buterin氏が提案したのが、Capitals-based checksumと呼ばれる誤り検出方法です。これはEIP-55において議論され、最終的に正式に採択されています。 Capitals-based checksumとは Capitals-based checksumとは、HEX形式アドレスのローマ字の小文字を、ある一定の手順によって大文字に置き換えることで、誤り検出の機能を持たすことが可能なチェックサムです。変換されたアドレスは大文字・小文字が混在していますが、小文字のみのHEX形式アドレスと下位互換性があります。 つまりCapitals-based checksumに対応していない取引所やウォレットおいて、Capitals-based checksumに基づいて変換されたアドレスを用いても何も問題は生じません。 先ほどアドレス生成の流れで説明したアドレスをCapitals-based checksumを用いて変化すると以下のように変換されます。ローマ字の一部が大文字に変換されています。 変換前:0x001d3f1ef827552ae1114027bd3ecf1f086ba0f9 変換後:0x001d3F1ef827552Ae1114027BD3ECF1f086bA0F9 自分のイーサリアムアドレスを取引所やウォレットで確認してみましょう。おそらく大文字と小文字が混在したアドレスが表示されているのではないでしょうか?これはCapitals-based checksumによって誤り検出を可能にした形式のHEXアドレスなのです。 Capitals-based checksumの仕組み Capitals-based checksumによってアドレスを変換する方法と誤りを検出する方法を解説します。 アドレス変換方法 変換前のイーサリアムアドレスから接頭辞である”0x”を削除し、一方向性ハッシュ関数Keccak-256を計算してハッシュ値を得ます。 ハッシュ値 = Keccak-256(“イーサリアムアドレス”) ハッシュ値 = Keccak-256("001d3f1ef827552ae1114027bd3ecf1f086ba0f9") = 23a69c1653e4ebbb619b0b2cb8a9bad49892a8b9695d9a19d8f673ca991deae1   アドレスのローマ字部分に対応するハッシュ値の値が、16進数で8以上の場合(8,9,A,B,C,D,E,F)は、アドレスのローマ字の小文字を大文字にします。   表1:ハッシュ値と変換後アドレスの関係 表1にアドレスとハッシュ値の先頭10文字を示しました。アドレスの4文字目はローマ字の”d”です。対応するハッシュ値は6ですので、8以下ですので大文字には変換しません。次にアドレスの6文字目を考えてみましょう。対応するハッシュ値はcですので、これは16進数では8以上の値です。よってアドレスのローマ字を大文字に変換します。この手順によって、アドレスの全てのローマ字を大文字に変換するかを確認します。この際、比較されるハッシュ値は先頭20バイト(40文字)のみです。これはアドレスの長さが20バイト(40文字)であるためです。 誤り検出方法 次に誤り検出の方法について説明します。今、変換されたアドレスの一部を誤ってウォレットにタイプしたとしましょう。最後から2文字目”F”を誤って”E”とタイプしてしまいました。   正しいアドレス:0x001d3F1ef827552Ae1114027BD3ECF1f086bA0F9 誤ったアドレス:0x001d3F1ef827552Ae1114027BD3ECF1f086bA0E9   誤ったアドレス(を全て小文字に置き換えて)の再度ハッシュ値を計算します。使用する一方向ハッシュ関数は、アドレス変換時と同じくKeccak-256です。   ハッシュ値(誤)  = Keccak-256(”誤ったアドレス”) ハッシュ値(誤) = Keccak-256( "001d3f1ef827552ae11114027bd3ecf1f086ba0e9") = 5429b5d9460122fb4b11af9cb88b7bb76d8928862e0a57d46dd18dd8e08a6927   このハッシュ値(誤)を、正しいアドレスの場合のハッシュ値(正)と比較してみます。   ハッシュ値(正):23a69c1653e4ebbb619b0b2cb8a9bad49892a8b9695d9a19d8f673ca991deae1   ハッシュ値(誤):5429b5d9460122fb4b11af9cb88b7bb76d8928862e0a57d46dd18dd8e08a6927   たった1値文字のアドレス違いから、全く異なるハッシュ値が得られました。このハッシュ関数の特性が誤り検出をする際のキーポイントとなります。 表2:アドレスの入力を誤った場合のハッシュ値(誤)と変換後アドレス 誤ったアドレスに基づいて得られたハッシュ値(誤)を元にして、もう一度元のアドレスの大文字小文字を変換しました。表1と表2の変換後アドレスを比較してみましょう。先ほどまでは小文字であったdが大文字に変換されていることがわかります(4文字目)。他にも大文字であったFが小文字に(6文字目)、小文字であったeが大文字(8文字目)などに変換されてしまっています。 上記の例に示したように、正しくCapitals-based checksumによって変換さえれていたアドレスを1文字でも打ち間違えると、元のアドレスとは異なった位置のローマ字が大文字・小文字に変換されてしまいます。 この違いを検出することで、入力されたアドレスに誤りがあることを示すことができます。Capitals-based checksumは99.986%の精度で誤りを検出できるとされています。また実装も簡単なことから、現状ではイーサリアムアドレスのチェックサムとして活用されています。 まとめ イーサリアムアドレスに関する連載の前半では、アドレス生成の流れとCapitals-based checksumを利用したアドレスの誤り検出について説明しました。連載の後半では、ICAPやENSといった将来的なイーサリアムのアドレスの進展について解説します。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part14 ~下落継続→今~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part14 ~下落継続→今~

2018/04/04 at 4:28 PM 0 comments
4月4日(水)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 前回記事では、100万円を下回り、さらなる下落が継続していると言及しました。今週に入ってもその傾向は変わらず、最終的には60万円台にまで一時下落を見せました。現在はその長期間に渡った下落傾向に終止符が打たれ、価格は上昇の兆しを見せています。 今回焦点を当てる期間は2018年3月28日〜2018年4月4日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (3月28日~4月4日BTC/JPYチャート 引用:https://bitflyer.jp/ja-jp/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安693,375 - 最高863,658(JPY) 前回記事ではUSDの$6800にて強力なサポートがある事で下落に歯止めがかかれば回復を見せる可能性があると言及しましたが、ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は結果として、そのサポートを割り、さらなる下落を生じる事となりました。現在は以前のサポートであった$6800レジスタンスを超え、上昇の兆しを見せています。今回記事は、このさらなる下落を呼んだ要因と、今のビットコイン/Bitcoin(BTC)価格上昇に関してを考察していきます。 下落促進要因 Google以外も仮想通貨広告の廃止を決定 前回記事での主要下落要因としてGoogleの仮想通貨関連広告の廃止を取り上げました。今回の要因もそれに少し紐づくものと考えられます。メール配信サービスのリーディングカンパニーとして知られる米メールチャンプ社(MailChimp)も、仮想通貨広告(ICOや仮想つかサービス)の廃止を決定しました。Googleが火付け役となり、今後多くのマーケティング、Webサービスを行う会社の広告枠に仮想通貨関連の情報が表示される事のない状況が確立されつつあります。 「Leading email automation services provider, Mailchimp, recently updated its terms of service – revealing that the company has chosen to crack down on the promotion of initial coin offerings and virtual currencies through its services.」(引用:https://news.bitcoin.com/mailchimp-latest-company-ban-cryptocurrency-advertising/) 仮想通貨総額の継続的縮小 今年の頭には約$8200億USDもあった仮想通貨市場総価格が、現在は$2500億USDにまで縮小の一途を辿っていました。それに応じて、ビットコインを含む仮想通貨全体的な価格が下落を継続していたと考えられます。この長期的な売り圧は、最近の一連のビットコイン価格の要因と考えられます。 「According to Coinmarketcap, which excludes data from Korean exchanges, the total market capitalization of the combined cryptocurrency markets was approximately $610 billion at the start of January, before quickly ballooning to roughly $820 billion on January 8th. Since the high of $820 billion, the capitalization of the crypto markets has dropped by almost 70% and is currently establishing a low of $250 billion for 2018.」(引用:https://news.bitcoin.com/capitalization-cryptocurrency-markets-loses-59-q1-2018/)   以上のような要因から、先週のビットコイン価格と比較して最高約20%もの下落を見せる事となりました。 現在の上昇 上述した仮想通貨総額が約$2800USDまで、5%ほど回復を見せました。さらに、世界的に取引ボリューム量が増加した事が直近の上昇の一因となりました。その中でも、日本円の市場ボリューム(日本円で行われている取引)は全体の約55%と未だに日本での仮想通貨取引が頻繁に行われています。 During the past few weeks, the Japanese yen has gradually captured over 50 percent of the global BTC trade volume. The case remains the same today as the yen currently commands 56.4 percent of the world’s trades. (引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-cryptocurrency-prices-see-some-slight-recovery/) 今後の予測 (引用:https://www.tradingview.com/chart/BTCUSD/EanoAI2f-Sugar-Magic-No-Thanks-I-m-Already-Sweet-Enough-BITCOIN-BTC/) 現在$7300USD付近にて若干の下落を見せたビットコインですが、未だ上昇傾向は維持していると考えられます。現在の最も近い重要なレジスタンスである$7500USDを超える事があればさらに$8000USDを超える可能性も見えてきます。 「Looking at order books, if bulls manage to gather some momentum then the resistance past $7,500 and $8K might not be that bad to manage.」 (引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-cryptocurrencies-lose-20-percent-this-week/) 一方で、現在の強気トレンドを維持するためにはこのまま上昇を維持し、$7800USDレベルにて停滞する動きを見せる必要性があるとも考えられています。 In order to maintain a reliable bullish reversal, traders must rally past the $7,800 zone and hold the momentum in order for things to look a bit more positive. (引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-cryptocurrency-prices-see-some-slight-recovery/) 上昇の兆しを約一月ぶりに見せるビットコイン価格の今後の推移に注目です。
【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part13~FUD状態~

【ビットコイン】チャート/相場/価格推移 part13~FUD状態~

2018/03/28 at 2:51 PM 0 comments
  3月28日(水)現在、時価総額1位のビットコイン/Bitcoin(BTC)の価格、ビットコインチャート、BTC/JPYやBTC/USDに関する今後の相場/価格/レート推移について、チャート動向を基にしたビットコイン価格分析レポートです。 前回記事では、100万円で停滞していたビットコイン/Bitcoin(BTC)価格でしたが、この2週間で大きく下落してしまいました。大幅に下落し、ついには70万円台へと下向することとなりました。一時は回復の兆しを見せたものの、現在も下降傾向が続いています。 今回焦点を当てる期間は2018年3月14日〜2018年3月28日です。この記事は、日本の大手仮想通貨取引所であるBitFlyerの提供しているチャートを参考にしています。 (3月14日~3月28日BTC/JPYチャート 引用:https://bitflyer.jp/ja-jp/bitcoin-chart) ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格:最安793,297 - 最高1,004,369(JPY) 前回記事では買いが加速し、ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格の上昇が予測されるといった予想を示しましたが、継続して下落の一途を辿りました。一度は回復を見せたものの、ビットコイン/Bitcoin(BTC)価格は未だに下降傾向にあります。今回記事は、この大幅な下落要因と、現在の継続する下降傾向の要因について考察していきます。 14日から発生した下落要因 Googleが仮想通貨広告の廃止を決定 直接的な要因となったのは、世界最大のブランド力、規模を誇るIT企業Googleが仮想通貨に関連する広告の廃止を公言したことです。Googleは今後、ICOや仮想通貨ウォレット等の広告を安全性と信頼性の観点から禁止することを取り決めました。この動きにより、多くの方が仮想通貨に対して疑心感を高め、結果ビットコイン価格の大幅な急落を促進させたと考えられます。 「The company is updating its financial services-related ad policies to ban any advertising about cryptocurrency-related content, including initial coin offerings (ICOs), wallets, and trading advice, Google's director of sustainable ads, Scott Spencer, told CNBC.」(引用:https://www.cnbc.com/2018/03/13/google-bans-crypto-ads.html) G20会議により発表されるであろう仮想通貨規制 G20の会議が3月19日〜20日に開催され、そこで新たな仮想通貨に対する規制が発表されると多くの方が予想しました。この会議による新たな仮想通貨規制が決定することになれば、様々なネガティブ要素も含まれるだろうと危惧し、仮想通貨全体の価格を下げる要因となりました。そのため、世論の予想通り、強気傾向が期待されることなく、弱気傾向が続く結果となりました。 「The problem is many traders are uncertain as bullish signals are not appearing and bear flags are prominent. These speculators are looking at global regulations and the upcoming G20 meeting.」(引用:https://news.bitcoin.com/markets-update-bears-pull-crypto-prices-near-last-bottom/) 現在の継続的下落 一時的な価格上昇はあったものの、この2週間は常に弱気傾向にあると言っても過言ではありません。その結果、FOMO、FUDといったアクロニムスが現在の仮想通貨市場にて頻繁に使用されています。FOMOはFear of missing out。つまり、見逃すことに不安を抱えているといった気持ちを表します。仮想通貨市場では、これはポジティブな意味で使用されます。価格の上昇であったり、仮想通貨のトレンドを見逃すのを恐れるほどに強気な傾向を指します。 一方、FUDはfear, uncertainty, and doubt。ネガティブな意味で使用されます。現在の継続的下落はまさにFUDによって表されます。ビットコインの価格がピーク時から60%を超える下落を見せたこと、仮想通貨といった未だ成熟しきっていない技術に対する不安、崩壊するのではないかといった恐れが連立している状態であると言われています。FUD状態が、現在の弱気な下降傾向を形成していると考えられます。 「FUD (fear, uncertainty, and doubt) is now applied to any story that bagholders believe detrimental to their chosen cryptocurrency. The story about child porn on the bitcoin blockchain definitely falls into that category – the reality is nothing of the sort. FOMO (fear of missing out) has similarly been misapplied so that it’s now used to denote anything positive. We’ll get to the upbeat stuff shortly, but first let’s finish this week’s allocation of fear.」(引用:https://news.bitcoin.com/this-week-in-bitcoin-a-new-dawn/) 今後の予測 (引用:https://www.tradingview.com/chart/BTCUSD/EanoAI2f-Sugar-Magic-No-Thanks-I-m-Already-Sweet-Enough-BITCOIN-BTC/) 上記グラフチャートの示すように、現在$6800USD付近にて強力なサポートが敷かれています。今後そのサポートが崩壊することがあれば、今回のような大幅な下落が発生する可能性があります。一方で、そこを凌げば今後のビットコイン価格は回復していく兆しもあると考えられます。 G20の会議も落ち着き、仮想通貨の今後の規制等がある程度明確になったことで、FUDを抜けて、FOMO状態に突入することに注目が集まります。
【ビットコイン(Bitcoin/BTC)とは?総集編】仮想通貨/ブロックチェーン技術仕組み/変遷

【ビットコイン(Bitcoin/BTC)とは?総集編】仮想通貨/ブロックチェーン技術仕組み/変遷

2018/03/27 at 6:50 PM 0 comments
「仮想通貨」「暗号通貨」「ビットコイン(Bitcoin/BTC)」「イーサリアム(Ethereum/ETH)」。様々な媒体を通して、これらの単語を頻繁に耳にするようになったのではないしょうか。 本章では「ビットコイン(Bitcoin/BTC)とは何か?」をテーマにし仮想通貨・暗号通貨の定義、ブロックチェーンの技術や、ビットコインの特徴・メリット・デメリット・価格変遷に関する情報をまとめていきたいと思います。 ビットコインとは? ビットコインの誕生 ビットコインは、2008年10月にナカモトサトシ(Satoshi Nakamoto)と名乗る人物が発表した論文を元に作られた通貨です。ブロックチェーンという技術を応用して作られた「仮想通貨」及び「暗号通貨」の一種です。 生みの親、Satoshi Nakamotoとは? ナカモトサトシはビットコイン・プロトコール及びソフトウェアBitcoin-Qtの創始者として知られていますが、本名・年齢・国籍等の情報はもちろん、個人か団体なのかさえ不明となっています。同人物は複数のメンバーと共にソフトウェアの開発に携わっていましたが、2010年の半ば頃に忽然と姿を消しました。様々な人物がサトシ氏ではないかと推測・憶測されていますが、未だ正体は不明のままです。これは仮想通貨界の「最大の謎」といわれています。 なお、ナカモトサトシと名乗る人物は2100万BTCの内100万BTCを所有していると推測されています(現在の相場で9880億円に相当する)。 ビットコインの特徴 ブロックチェーン技術及びP2Pネットワーク ブロックチェーンとは、 「ビットコインなどの取引のデータの塊、つまり “ブロック” を ”チェーン状” に連ねたものです。新しい取引データは新しいブロックとなりブロックチェーンに繋がれていきます。 ビットコインやイーサリアム等の仮想通貨のブロックチェーンはインターネット上で世界中に公開されており、誰でも同じ一つのブロックチェーンを信用して取引内容を確認することができます。」 (引用:https://consensysmediajapan.com/3614.html#chapter-3) この「一つのブロックチェーンを信用する」システムを採用している為、ビットコインは管理者や発行主体を持ちません。中央銀行を発行主体として持つ「法定通貨」との主な違いは、この点にあります。 具体的には、ネットワーク参加者の複数の端末によって運用されていて、直接的なやりとりを実現します。更に、ネットワーク上に取引記録が公開されており、参加者によって維持管理されているため、二重譲渡等の不正や改ざんが難しくなります。この仕組みは「Peer-to-Peer Network」(P2Pネットワーク)及び「分散型元帳」とも呼称されます。 発行上限がある ビットコインはプログラムのコードによって発行上限が2100万BTCと定められています。当初は1ブロックあたり50BTCの報酬でしたが、現在では12.5BTCで発行されています。2140年までには上限に到達し、新規発行が終了する事が予測されています。 (引用:https://jpbitcoin.com/about/whatisbitcoin1) 通貨としての「交換性」 不特定多数の人によって発行され、世界中の誰に対しても、どの通貨でも安価・即座に送金できる。個人間での直接送金を可能にします。その一方で、電子マネーの場合、発行主体が存在し、「現金の対価」として限定的な役割を果たします。 (引用:https://jpbitcoin.com/about/whatisbitcoin1) ビットコインの仕組み 秘密鍵・公開鍵・アドレス ビットコインには「秘密鍵」と「公開鍵」という対になった鍵があります。 秘密鍵はランダムに51の英数字で形成され、公開鍵はこの秘密鍵から生成されます。公開鍵は暗号化されており、公開鍵から秘密鍵を割り出す事は難しい仕組みとなっています。 更に、この公開鍵からビットコイン・アドレスが生成されます。これは27〜34文字の英数字で形成されていて、「入金口座」として各ウォレットに設定されています。このアドレスから秘密鍵を調べる事はできません。 実際にビットコインを送金する際に、上述のビットコイン・アドレス及び公開鍵が必要となります。まず、送信者が「誰に」「いくら」送るか等の情報が正しいかを確認し、それを証明するものとして自身の秘密鍵を用いて電子署名します。ビットコインの受信者は、自身の公開鍵を用いて暗号化された取引データを解読します。 これらの取引データはハッシュ関数というものを用いて計算され、一定の値に変換されます。これを「ハッシュ化」と言います。ブロックチェーン上の前取引の前ハッシュに新たな取引情報及び自身の公開鍵を加え、新たなハッシュを生成する仕組みとなります。一度ハッシュしたデータは元に戻せません。また、このハッシュ値から元のデータを復元する事もできません。 (引用:https://consensysmediajapan.com/3827.html) マイニング マイニングとは、ビットコインを「新たに発行(採掘)する」行為です。ビットコインを採掘する人々はマイナー(採掘者)と呼ばれます。 ハッシュを完成させる為には特別な条件を充した数字、「ナンス値」(Nonce / Number used once)を求める必要があります。この作業が、マイニングにおける「作業」となります。つまり、マイナー同士で競争し、一番最初にその数字を探し当てた者が「勝者」となり、報酬が与えられるシステムとなります。この作業は、鉱山で金を掘り出す作業を連想させる為、「マイニング(採掘)」と呼ばれています。 Proof of Work (PoW) Proof of Work(PoW / プルーフ・オブ・ワーク)とは、「仕事・作業による証明」の略で、ビットコインが採用しているコンセンサスアルゴリズム(合意形成)です。 上述の通り、マイナー達は「ナンス値」という「特別な条件を充した数字」を計算し、探し当てる作業を行います。具体的には、「前グロックのハッシュ値+取引データ+ナンス値」から新規ブロック用のハッシュ値を求める作業です。「先頭に一定の数以上のゼロが並んでいる」ようにハッシュ値を導くナンス値を求めます。 上述の通り、マイナー達はナンス値を探し当てる為、作業を行います。プルーフ・オブ・ワークでは、この膨大な計算処理を伴う「作業」に対する「承認」を行う仕組みを指します。一番手の計算に対して、二番手以降のマイナーによる正誤の確認が行われ、複数のマイナーによって合意・承認されたブロックが生成・認証される仕組みとなっています。 もし、PoWが採用されていなければ、誰でもブロックを生成する事が可能になり、どれが正しいブロックチェーンなのかが分からなくなってしまいます。よって、PoWは、一定且つ安全なネットワーク環境を維持する為に採用されたシステムであり、ビットコインの改ざんや二重送金等の不正を防ぐ中核的な枠組みとなります。 「Proof of Workでは世界中のマイナーが同じ計算問題を解きます。計算問題には特に攻略法は存在しないので、ただ繰り返し適当に数字を入れてみて合ってるか検算するしかありません。この繰り返しをより多くするほど答えを見つける可能性が上がるので、マイニングはどれだけ多くの繰り返し計算ができるかの競争になります。」 (引用:https://consensysmediajapan.com/3614.html#chapter-3) ビットコインの価格推移と歴史 (参照:https://consensysmediajapan.com/3621.html) 2008年 2008年10月:ビットコインの論文 2008年10月にナカモトサトシと名乗る人物によって、論文『Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System』がインターネット上に投稿及び公開され、多くのプログラマーや技術者達の関心を集めました。 2009年 2009年1月:ビットコインの最初のブロック、世界初の取引 技術者が集まり、2008年に発表されたナカモトサトシ氏の論文を元にオープンソースのソフトウェアの開発に取り組み、2009年1月3日には、ブロックチェーンの最初のブロック(genesis block)が公開されました。 更に、同月にビットコインによる初のトランザクションが行われました。ナカモトサトシ氏が暗号研究者Hal Finney氏へビットコインをスキンしました。 (引用:https://www.enigma.co.jp/media/page-4858/) 2010年 2009年5月:実世界における初の商取引 あるエンジニアがピザ2枚を宅配注文し、1万ビットコイン(1BTC=¥0.2)と交換しました。これがビットコインによる初めての商取引であったと考えられています。 (引用:https://www.enigma.co.jp/media/page-4858/) 2011年 2011年4月:ビットコインがメディアに掲載 ビットコインが大手メディアであるTIME誌に掲載された事により、世界中に広まるきっかけとなりました。その後、ビットコインの価格は急騰し、1500前後となります。 2011年6月:Mt.Gox、最初のハッキング被害 マウントゴックス(株式会社Mt.Gox、Magic: The Gathering Online eXchange)は、東京都に拠点を置いていたビットコイン取引所です。2011年に、Mt.Gox社はハッキングを受け、1習慣程取引が停止しました。 (引用:https://www.enigma.co.jp/media/page-4858/) 2013年 2013年3月:キプロス危機 キプロス共和国は元々、タックスヘイブン(租税回避地)として認識されており、多くの富裕層や投資家を引きつけていました。しかし、リーマンショックによる不況や同国のEU加盟により、「キプロス危機」とも呼称される金融危機を招いてしまいます。結果として、EUから支援を受ける代わりに、政府は全国民の預金に最大9.9%の資産課税をかけ、国民から税金を徴収しました。そこで、国民は預金を守る一つの手段として、ビットコインに着目しました。 政府や法定通貨に対する信頼の希薄化により、キプロス国民は「中央集権のない通貨」の重要性を理解し、ビットコイン(仮想通貨)の人気が高まりました。キプロスの金融危機をきっかけに、ビットコインの魅力が世界中に広まり、一時266ドル程に上昇しました。 2013年10月:シルクロード閉鎖 ビットコインは、「シルクロード」という闇市場において、薬物取引等の目的で利用されていました。2013年10月に、FBI(米連邦捜査局)によって摘発され、閉鎖しました。 2013年12月:NHKビットコイン特集 日本の放送局であるNHKがビットコインの特集を放送し、国内における認知度が上がり、ビットコイン価格の高騰要因となりました。 (引用:https://www.enigma.co.jp/media/page-4858/) 2014 2014年2月:Mt. Gox事件 2010年から事業開始後、世界最大規模のビットコイン取引所として知られるようになりました。2013年には、ビットコイン取引量の全体の70%を占める程の規模でした。 しかし、2014年2月に「マウントゴックス事件」が起こりました。マウントゴックス事件とは、ビットコインが不正操作によって消失した事件を指します。合計115億円に及ぶ資産(75万BTC及び28億円の預かり金)を消失しました。現在のレートで換算すれば、かなり巨額(約470億円)になります。同年2月24日までには全取引が中止され、最終的にMt.Goxは破綻しました。 仮想通貨界を震撼させる事件となり、特に日本国内におけるビットコイン(仮想通貨)のイメージダウンのきっかけとなりました。当然、ビットコインの価格も暴落しました。 「インターネット上の仮想通貨ビットコインの取引所「マウントゴックス」を運営するMTGOX(東京・渋谷)が28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日受理されたと発表した。債務が資産を上回る債務超過に陥っていた。顧客が保有する75万ビットコインのほか、購入用の預かり金も最大28億円程度消失していたことが判明した。」 (引用:https://www.nikkei.com/article/DGXNASGC2802C_Y4A220C1MM8000/) 2014年5月:bitFlyerがサービスを開始 日本の仮想通貨販売所である「bitFlyer」がサービスを開始しました。 2014年6月:bitbankやQuoineがサービスを開始 中国取引所のOKCoinと提携した「bitbank」及びシンガポールの「Quoine」が6月にサービスを開始しました。 2014年9月:coincheckがサービスを開始 bitFlyerに続き、日本国内において新たな取引所「coincheck」がサービスを開始しました。 2014年12月:米Microsoft、ビットコイン決済開始 Microsoft社が、アメリカ在住者を対象に、ビットコインによる決済の受付を開始しました。 (引用:https://www.enigma.co.jp/media/page-4858/) 2015年 2015年 月:Bitstamp、ハッキング 当時の最大取引所であった「Bitstamp」がハッキング被害に遭い、約500万ドル程の損害が発生いしました。 (引用:https://www.enigma.co.jp/media/page-4858/) 2016年 2016年3月:DMM.com、ビットコイン決済開始 通販総合サイトDMM.comがビットコイン決済を開始しました。 2016年8月:Bitfinex、ハッキング事件 香港にある世界最大級の取引所であったbitfinexがハッキングに被害に遭い、12万BTC(当時6300万ドル、現在では80億円)が盗まれました。その後、ビットコイン価格が急落しました。 (引用:https://www.enigma.co.jp/media/page-4858/) 2017年 2017年月4月:ビットコインの法律規定 取引所における利用者保護を含む改正資金決済法が4月1に施行されました。 2017年8月:ビットコインの分裂 ブロックチェーンの容量における問題により、コミュニティはハードフォーク(分岐)を決断しました。このハードフォークに反対した一部が分裂し、ビットコイン・キャッシュ(BCH)が誕生しました。 2017年9月:中国、ICO禁止及び取引所停止 9月2日に56万円台の最高値をつけたビットコインでしたが、その後の中国政府による規制への動きやJamie Dimon氏による発言で大暴落となりました。 中国当局による仮想通貨に関する規制強化の動きが見られました。同国政府は9月4日に「ICOの全面禁止」を発表しました。更に、国内の仮想通貨取引所(BTCC、OKCoin、Huobi等)が閉鎖されるという噂がメディアによって浮上し、ビットコインに対する懸念が益々高まりました。この事態は、チャイナ・ショックとも呼称されています。 2017年9月:Jamie Dimon氏、「ビットコインは詐欺だ」 上述の要因と併せて、JPモルガンのCEOであるJamie Dimon氏による「ビットコインは詐欺だ」という批判があり、ビットコインは大暴落し、20%以上下落しました。 2017年12月:ビットコイン先物上場 シカゴオプション取引所(CBOE)にて先物上場。 (引用:https://www.enigma.co.jp/media/page-4858/) 2018年 2018年1月:ビットコイン大暴落 1月16日にビットコインが大暴落し、120万円台まで下がりました。 2018年1月:Coincheck、NEM盗難事件 日本の仮想通貨取引所であるcoincheckがハッキングされ、過去最高の損害額である580億円程のNEMが盗難被害に遭いました。この後、ビットコインは一時60万円台まで下落します。 2018年3月:自主規制に向け新団体設立 自主規制に取り組むため、仮想通貨交換業社16社が連結し、新団体(「仮想通貨交換業協会」(仮称))を設立する予定であると発表されました。 「金融庁に登録済みの仮想通貨交換業者16社が、認定自主規制団体を目指す新団体の設置でこの2018年3月1日に合意した。2018年3月2日、JCBA会長でもあるマネーパートナーズ代表取締役の奥山泰全氏とbitFlyer代表取締役の加納裕三氏が記者会見に臨み、合意について明らかにした。2018年1月末のコインチェックへのハッキングによる仮想通貨NEMの大量盗難事件を受けて業界への規制強化、健全化への取り組みが進んでいる中、いままで遅れていた業界団体による自主規制に取り組む。」 (引用:http://jp.techcrunch.com/2018/03/02/cryptocurrency-self-reguration/) (引用:https://www.enigma.co.jp/media/page-4858/) ビットコインのメリット・デメリット / ビットコインの課題 ビットコインのメリット ①送金が早い、安い 銀行等の金融期間を介する必要がなく、インターネット上の取引となるので、営業時間に左右される事なく365日・24時間可能となります。更に、仲介者を必要としない為、送金・決済を比較的低コストで実施できます。 ②両替の必要がなくなる ビットコインは国境の無い「全世界共通」の通貨として捉える事ができます。日本では未だ発展途中の段階ですが、北米やヨーロッパ等ではインフラ設備・環境が整っており、ビットコインでの決済が普及しています。今後、仮想通貨の受け入れ体制が世界中において整えば、更に普及し、様々な国家において通貨として通用するでしょう。よって、銀行で両替をする必要が無くなってきます。 ③自国通貨の金融危機のリスクヘッジ 自国の法定通貨に対する危機感や不安を持っている国民にとって、仮想通貨はその代替えとなる一種のリスクヘッジとなるでしょう。キプロス同様に、中国の国民の人民元に対する信頼の薄さは、ビットコインが加熱した一つの要因となりえます。 ④投資対象としての魅力 市場規模や時価総額が大きく、高リターンが見込まれる為、一種の投資・投機対象としての魅力があります。 ビットコインのデメリット及び課題 ①価格変動(ボラティリティ)が激しい 2017年の12月に一時200万円を超えたものの、2018年2月には一時60万円台に下落しています。この様に、数ヶ月・数週間・数日の間に上下・変動します。また、金融市場や経済、企業の動き等、様々な要因に影響されやすくなっています。 ②決済場所が少ない CoinMapは、ビットコインが利用できる世界中の店舗に関する地図を提供しています。 現時点では欧米やアジアの一部に集中していて、未だ少ないと言えます。インターネットや仮想通貨のインフラ整備が進んでいない国では、利用可能な店舗が非常に少ない事が窺えます。 (引用:http://coinmap.org/#/map/50.28933925/14.58984375/9) ③規制問題 2017年から、各国の仮想通貨に関する規制強化に向けた動きが見られます。 各国は、金融商品に該当するか否か等の判断や仮想通貨の定義を改める必要があります。 更に、仮想通貨取引所の取り締まりややICOに関する規制強化に向けた動きも見られます。 これはビットコインのみならず仮想通貨全般に該当する課題です。 ④トランザクションの難点 ブロックサイズの1MBという上限や7tpsの極めて低い処理能力等、トランザクションにおける様々な難点を掲げます。また、Proof of Work(PoW)という合意形成を用いている為、ブロック生成に10分程所用します。 ⑤スケーラビリティ問題 ビットコインにおけるスケーラビリティ問題とは、ブロックサイズの制限により、処理が追いつかず、無数の取引が未承認のまま滞留・遅延してしまう問題を指します。 ⑥マイニング問題 PoWによる合意形成を採用しているビットコインのブロックチェーンでは、演算量(仕事量)によって報酬が支払われます。よって、マイナー達はスマートコンピュータ等の高技術を使用し、膨大なコストをかけて採掘を試みます。統計によると、ビットコインの電気コストは、159ヶ国の電気コストを超えると言われています。これにより、経済力や技術力を持つ特定の人々によるビットコインの集中化及び占領化が発生します。更に、51%攻撃の恐れもあります。 「Researchers from British energy price comparison platform Power Compare have discovered that the total volume of electricity required for mining Bitcoin – the computational process that keeps transactions on the blockchain moving – now amounts to more consumption than 159 individual countries.」 (引用:https://thenextweb.com/hardfork/2017/11/23/bitcoin-mining-electricity-africa/) ビットコインの将来性 / 今後の展望 ビットコインは単なるバブルである ビットコインは、昨年12月に240万円程に急騰したものの、2月に入り60万円台に暴落しました。この暴落により、多くの人々はビットコインの「バブル崩壊」に対する懸念を持ち始めています。 専門家や関係者の中でも、ビットコインを懸念視する人々が増えています。bitcoin.comのCo-founder兼CTOであるEmil Oldenburg氏は、「ビットコインには価値がない」と主張しています。ビットコインに対して懐疑的な姿勢を見せる人物は同氏だけではありません。GMOの再興投資ストラテジストであるGransam氏は、ビットコインは「本質的なバブル」であり、「明確な本来的価値を持たない」と主張しています。エコノミストであるNouriel Roubini氏も同様の意見を持ち、ビットコインは「人類史上最強のバブルである」と述べています。同氏達はビットコインを「バブル」として捉えている事から、「いずれ崩壊する」事を前提に考えている事がわかります。ビットコインに本質的な価値は無く、バブル崩壊後には、価値が0になるという否定的な姿勢を見せています。 「Bitcoin is “virtually useless” and has no future as a tradeable currency says Emil Oldenburg, the co-founder and CTO of bitcoin.com, one of the world’s largest bitcoin websites. 」 (引用:https://nordic.businessinsider.com/the-swedish-founder-of-bitcoin.com-one-of-the-largest-sites-in-the-industry-has-sold-all-his-bitcoins-because-its-as-good-as-useless--) 「GMOの最高投資ストラテジストのグランサム氏は投資家宛ての書簡で、『誇大妄想を助長する筋立てに加え、明確な本来的価値を持たないこと、市場がほとんど規制対象外であることが過去の何にも増して、ビットコインを本質的なバブルにしている』と指摘した。」 (引用:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180119/mcb1801190500026-n2.htm) 「Explaining the recent Bitcoin crisis, Roubini said: 『This (Bitcoin) is mother of all bubbles and it is also the biggest bubble in human history if you compare it to Mississippi bubble, tech bubble, and Tulip mania.』 ... It is on the way down to zero. The fundamental value of Bitocoin is zero," Roubini said.」 (引用:http://www.businesstoday.in/current/economy-politics/bitcoin-biggest-bubble-human-history-nouriel-roubini-2008-global-meltdown/story/269733.html) ビットコイン価格は更に上昇:1億円に達する ビットコインがバブルであると主張する人々がいる一方で、ビットコインの更なる上昇に期待する人々もいます。Morgan Creek Capital ManagementのCEO、Mark Yusko氏は、ビットコインが将来$1,000,000(約1億円)を超えると予測しています。 「Mark Yusko, a prominent hedge fund manager and the founder & Chief Investment Officer at Morgan Creek Capital Management, stated that he expects the Bitcoin price to surpass the $1 million mark in the long-term.」 (引用:http://www.newsbtc.com/2017/10/20/50924/) 実際に巨額の時価総額を持つビットコインは、国決済銀行(Bank of International Settlements)の調査による世界中の法定通貨の総額ランキングで6位を記録しています。 (引用:https://bittimes.net/news/4161.html) ビットコインはあアルトコインに負ける ビットコイン以外の仮想通貨であるアルトコインが、いずれビットコインを超えるという意見もあります。上述の通り、取引速度、容量、マイニング問題、スケーラビリティ問題等、ビットコインには様々なデメリット及び課題があります。特にイーサリアムやリップル等のアルトコインは、ビットコインが持つデメリットを克服する潜在性を持ち、仮想通貨競争の覇者候補として注目されています。しかし、現段階では未だどの通貨が覇者になるかは予測不可能であります。 ビットコインではなく、ブロックチェーン技術が未来を変える ビットコインが崩壊したとしても、その基盤となるブロックチェーン技術が経済及び社会に変革をもたらすという見解もあります。 ブロックチェーン技術は非常に柔軟で、様々な場面・幅広い分野において応用できる可能性があります。一番活躍が期待される分野は金融並びにフィンテックの分野です。ブロックチェーン技術は、既に送金手段として用いられていますが、これが更に拡大し、証券取引や、様々な金融商品における取引で応用される可能性があります。更に、プリペイドカードやギフトカード等のポイント/リワード系の分野での活用も期待されます。資金調達の面でも、仮想通貨によるクラウドファンディング(ICO等)の新たな手段が誕生しています。 他にも様々な分野で応用される可能性があります: ・不動産や土地:資産の管理、登記、価値の移転 ・医療:データ保管及び管理、医療機関同士での共有 ・保険:予測市場 ・商業:オンラインショッピングにおける決済・取引 ・シェアリング・エコノミー:カーシェアリングやサプライチェーン等 ・芸術や音楽:著作権問題、音楽のダウンロード ・身分証明:本人確認手段