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SEC イーサリアムは証券ではないとの見解

SEC イーサリアムは証券ではないとの見解

2018/06/22 at 6:30 PM 0 comments
6月14日にイーサが証券ではないという見解を米証券取引委員会(SEC)のディレクターが公開しました。この発表により、価格が大きく上昇するなどイーサリアム(Ethereum)コミュニティに大きく影響を及ぼしました。この記事ではイーサリアムの証券問題についてのこれまでの過程と、ビットコインが証券となりえない理由などについて詳しく解説していきます SEC、イーサは証券ではないと発表 仮想通貨市場において第2位の時価総額を誇るイーサリアム/ETHについて、アメリカの規制当局、米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFEC)では、仮想通貨イーサリアムが”Security”(証券、有価証券)に該当するか協議が行われ、規制当局は1993年の証券法に定めにより、イーサリアムを有価証券として規制すべきかどうかを精査してきました。 そんな中、ヤフーファイナンスが主催するサミットに出席したSEC (米証券取引委員会)コーポレートファイナンス部のディレクターであるウィリアム・ヒンマン局長は、政府のガイドラインに基づいて、仮想通貨イーサリアム(ETH)は有価証券として分類されないと発表しました。さらに中央集権的なものやイーサリムを管理している機関が存在しないという事実を説明し、それゆえ、イーサのアセットは投資契約に該当しないとしました。 (引用:https://www.ccn.com/newsflash-sec-director-says-ether-is-not-a-security/) 証券問題に関する議論の発端 この議論の発端となったのは、2014年に行われたETHトークンの先行販売プレセールです。イーサリアム財団はイーサリアムの開発のために合計3万1000BTCの調達に成功しました。これは当時1830万ドル(約19億9000万円)、およそその価値は当時18億円相当にもなります。この資金はイーサリアムのプラットフォームの開発に使用されたことから、規制当局は、投資家などが将来的にコインの価値が上昇を見込んで買い取った可能性が高いとされ、この売買自体が証券の販売に当たるのではないかとの検討をしてきました。 今回、Hinman氏は、「現在のイーサの状態を考慮すると、イーサリアムネットワークとその分散化構造や、イーサの発行、販売は証券取引ではない」との考えを表しました。 「Based on my understanding of the present state of ether, the ethereum network and its decentralized structure, current offers and sales of ether are not securities transactions.」 (引用:https://www.sec.gov/news/speech/speech-hinman-061418) イーサリアムはICOやクラウドセールを通して発行されましたが、現在では完全に分散化されており、もはや中央で管理する母体を持たず、イーサリアムの非中央集権構造ネットワークは、特定の個人や団体がその価値を左右することはないとしています。 今年に入り仮想通貨市場への介入姿勢を強めていた規制当局は、市場価値上位のイーサリアムやリップルなどを規制の対象として調査していましたが、Hinman氏の発言によりイーサリアムが証券として規制される可能性は限りなく低くなりました。 これまでのイーサリアム側の見解、証券としての見方に反対 5月初旬、イーサリアム財団の共同設立者であるジョセフ・ルービン氏は、ニューオーリンズで開かれたテックカンファレンスで講演を行い、「証券問題」についての言及しました。このカンファレンスは、連邦規制当局がイーサリアムが有価証券に分類されるかどうかを調査しているさなかに行われ、イーサリアム財団は「現在の議論について、まったく心配していない」と述べました。 「We spent a tremendous amount of time with lawyers in the U.S. and in other countries, and are extremely comfortable that it is not a security; it never was a security… many regulators that matter understand what Ethereum is.」 「米国や他の国の弁護士と長時間にわたり協議してきたが、イーサリアムが有価証券であるかないかについてまったく心配していない。絶対に証券ではない。多くの規制当局はイーサリアムが何であるかを理解している」 (引用:https://www.thestreet.com/investing/bitcoin/ethereum-co-founder-says-ehter-is-not-a-security-14575717) ルービン氏はさらに、デジタルアセット(イーサ)はイーサリアムをベースに作られたアプリケーションを稼動させるためのものであり、投資や投機を目的としたものではないと位置ずけています。さらにイーサリアムブロックチェーンはマイナーが取引を検証し、新しいブロックを作成していくので、ETHトークンをアンロックする手続きが必要となります。ルービン氏は多くの当事者が価値の作成に関わっているという事実により、イーサリアムは証券としての分類されることはないと考えています。 「“the Foundation neither controls the supply of, nor has the ability to issue Ether, and the quantity of Ether that the Foundation holds (under one percent of all Ether) is already lower than that held by many other ecosystem participants.”」 (引用:https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-05-07/dancing-badgers-draw-more-attention-than-sec-at-ethereum-meeting) さらに、イーサリアム財団はイーサの需要も供給をコントロールしておらず、発行することもできないとしています。加えて、財団が所有しているイーサリアムの保有量は全体の流通量の1%以下であり、その他多くのエコシステム参加者の保有量より少ないと主張しています。これはつまり、イーサリアム財団がイーサリアムの価値に影響を与えていないということを示しています。 証券と分類することのSECの見解 ここ二年間で、ICOで発行された仮想通貨は1000種類以上にまで登り、またその大半が何の規制もかけられない取引プラットフォームを通して行われました。ICOトークンに対して、SECの委員長を務めるJay Clayton氏は、ほぼ全てのトークンがICOによって発行されており、有価証券として規制するべきだという姿勢を貫いてきました。 「SEC chairman Jay Clayton has publicly expressed the sentiment that all tokens issued through initial coin offerings should be “registered as a security.”」 (引用:https://cryptoslate.com/reaction-sec-ico-probes/) 今回、証券とみなされないユーティリティトークンもあるという考えとは別に、「単純に分散化ネットワークでの交換手段としてのみ機能するユーティリティ付きのデジタルアセットは、投資戦略としての販売とみなされ、証券に分類される可能性はある」とWilliam氏は述べました。 「even digital assets with utility that function solely as a means of exchange in a decentralized network could be packaged and sold as an investment strategy that can be a security."」ーWilliam Hinman(引用:https://www.coindesk.com/sec-official-ether-is-not-a-security/)   ビットコインは証券に分類されない? ビットコインは、当初からICO、プレセールのような資金調達を行うことなく、通貨の発行元となる管理機関が存在しないため、証券としては取り扱えない、というのが投資家の共通認識であるようです。ビットコインと同様な成り立ちを辿ってきた通貨、例えばライトコイン、モネロなどについても、同様に証券の枠組みには当てはめられないと考えられています。 「SEC Chairman Jay Clayton told a congressional subcommittee that bitcoin is a pure medium of exchange and “has been determined by most people not to be a security,” and the publication confirmed that bitcoin is not a focus of the current regulatory probe.」 「SEC(証券取引委員会)会長、ジェイ・クレイトン氏は議会の小委員会でビットコインは純粋な交換媒体であり“多くの人により証券ではないとされている”と述べました。 (引用:https://www.ccn.com/us-regulators-examining-whether-ethereum-is-a-security-wsj-report/) What makes Bitcoin different? ビットコインは金と似た”価値の保存”という見方が強いです。他の通貨よりも安定しており、分配される通貨の供給量が制限されています。また、他の通貨との大きな違いは、ICOを通して発行されていないということから、完全に分散化されているということが特徴であります。ビットコインには真のオーナーが存在せず、事実誰も実際に誰が通貨を創ったか知りません(イーサリアムはヴィタリック、リップルはリップル社という明確なインフルエンサー、母体が存在する)。またビットコインを発行する中央主体が存在しませんし、多くの人は支払い、マイニングによって通貨を獲得しています。また、単に購入、売買の目的としてデザインされたものであり、政府機関も証券ではなく通貨としての見解を示しています。 (参考: https://www.thestreet.com/investing/bitcoin/ethereum-and-ripple-prices-might-come-under-pressure-soon-14567420)   イーサ、先物上場の可能性 SECがイーサを証券としてみなさないという発表により、イーサリアムの先物上場への可能性が大きく広がりました。CBOE(シカゴオプション取引所)グローバルマーケッツ社長のクリスコンキャノン氏は、Bloombergに対し、規制当局がイーサリアムを証券としない見方を示したことは、CFTC(米商品先物取引委員会)がイーサリアムの先物取引を承認することに近づくとし、先物上場への障害をなくすことに繋がると述べました。 「We are pleased with the SEC’s decision to provide clarity with respect to current Ether transactions. This announcement clears a key stumbling block for Ether futures, the case for which we’ve been considering since we launched the first Bitcoin futures in December 2017.」ー Concannon said in a statement. (引用:https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-06-14/ether-surges-after-top-sec-official-says-it-s-not-a-security) 2017年12月、CBOE とCMEはビットコインの先物上場を行い、両局はさらに多くの仮想通貨のデリバティブ商品の上場の可能性も示唆しましたが、まだ実現してません。今年始め、米先物取引所運営最大手であるCMEパートナーグループの仮想通貨取引所は、リアルタイムのイーサ価格インデックスと標準価格、指標銘柄を作るために仮想通貨取引所とパートナー契約を結びました。この動きは最終的にイーサリアムの先物商品の発足につながるでしょう。 (引用:https://www.ccn.com/sec-statement-on-ether-clears-stumbling-block-for-ethereum-futures-cboe-president/) まとめ 今回SECが公式にイーサリアムの証券問題について発表したことにより、SECによる規制を心配してきたイーサリアムコミュニティ全体が安心したことでしょう。イーサリアムは単に通貨の交換手段ではなく、共有されたコンピュータリソースへアクセスする手段であり、スマートコントラクトなどあらゆる目的のために使えるブロックチェーンプラットフォームであることが再確認されました。また、William Hinman氏はイーサリアムだけでなく、その他の通貨も証券と分類される可能性があるということを主張しました。彼はトークン自体が証券となりえない一方で、販売期間中の購入者の価格上昇への期待があったかどうか、発行時に管理者が存在するか否かが証券と分類されるか判断の決め手となることを指摘しました。SECはトークンプロジェクトとの連携に積極的な姿勢を示しており、同時にプロジェクトが規制当局に登録すべきかどうか共に判断する法律相談所を設立する方針です。今後規制当局と仮想通貨コミュニティの連携が期待されます。  
ConsenSys Diligenceとは

ConsenSys Diligenceとは

2017/06/30 at 11:38 PM 0 comments
イーサリアムエコシステムのセキュリティのベストプラクティスのレベルを引き上げる イーサリアムブロックチェーンの人気はうなぎ登りに上がっています。先月、ユニオンスクエアベンチャーズのフレッド・ウィルソンが、イーサリアムの時価総額が2017年ビットコインのそれを越えると予想し、ニューヨークタイムズのDealBookも彼に同意しているようです。エンタープライズイーサリアムアライアンス(EEA)の認知の広まり、イーサリアムプラットフォーム上でのスマートコントラクトの機能の改善に加え、トークンのローンチがより多額のお金を引き寄せています。開発者はこの動きに乗じて彼らのトークンをなるべく早く公開することを望み、急いでコントラクトを書いてデプロイしなければならないという重圧にさらされています。   逆説的な結果として、賭け金が上がった一方で人々は慎重さが足りていません。 The paradoxical outcome is that the stakes are higher, but people are becoming less cautious.   The DAOの事件の教訓を忘れないようにしましょう。2016年6月の攻撃の後、開発者達はセキュリティとスマートコントラクト開発のベストプラクティスに注意を向けました。しかし、時間が経つにつれ、The DAOの痛みの記憶が薄れつつあるように見えます。 分散型イノベーションの新時代を導き入れるには、人々にエコシステムに参加してもらう必要がありますー多くの人々に。そして楽観主義が彼らのために上手く働く必要があります。コミュニティでお互いを助け、気にかけなければなりません。なので、「ConsenSys Diligence」が始まりました。     ConsenSys Diligence:イーサリアムエコシステムのセキュリティのベストプラクティスのレベルを引き上げる ConsenSys Diligenceは、技術的卓越、セキュリティのベストプラクティス、法的予防措置、そして倫理的なビジネス慣行の促進によって、イーサリアムエコシステムの改善にコミットします。   現在私達はいくつかの、影響力のあるコントラクトシステムのデプロイを準備中のプロジェクトと協働しています。私達はプロジェクトに対し、市場のタイミングを見計らうよりも、準備が出来た時にローンチすることを勧めています。私達の「準備OK」の基準は基本的なコードレビューにとどまらず、仕様、テストドライブ人員、静的解析、そして段階的なロールアウトが含まれます。 このアプローチはGnosis、WeiFund、SingularDTV、uPort、そしてadChain等の顧客と仕事をした経験から来るものです。またConsenSysディリジェンスは世界有数の最大手フォーチュン500企業のいくつかと、プライベートチェーン上のプロダクションシステムでデプロイされるコードの作成とレビューに積極的に関わっています。   今後、私達はこれらのサービスを拡大し、法的構造とビジネスケースの評価を含める計画です。ホワイトペーパーにとどまらず、事業計画、チーム、プロジェクトを支えるコードの基礎を見ていきます。 ConsenSysの一部門として、私達のインセンティブは短期の売上よりもむしろ、長期的なエコシステムの健全性と一致します。私達にとってエコシステムは常に優先事項であり、見込み顧客、ビジネス慣行、そして売上はその次です。顧客の希望とエコシステムにとっての最善が衝突する時、私達はエコシステムの側にいます。エコシステムとコミュニティに寄与しないコードや行動が見られる時、私達はコミュニティに知らせることを優先します。   私達と一緒に働きたいですか?   プロジェクト:: 私達は次のような顧客と協働する事を希望しています: -長期計画の地平とビジョンを示している -緊急性よりも準備の程度を優先にするつもりがある -エコシステムに大きな影響をもたらす潜在性を持ったプロジェクトを持っている -コミュニティへの貢献を行ってきた歴史を持つ   もしこれがあなたなら、 diligence@consensys.netまで遠慮なくご連絡下さい。   チームメイトの候補: Prospective Teammates:   私達はチームを拡大しようとしています。もしあなたがSolidityやイーサリアム仮想マシン(EVM)に関する深い知識を持ち、セキュリティへの情熱があり、エコシステムにとって最も価値があるとあなたが考えることに自ら取り組みたいという強い動機を持っているなら、是非、お会いしたいです。 話をしてみたいという開発者の皆さんは、スマートコントラクトベストプラクティスのGitterチャンネルにお立ち寄り下さい。   この記事が気に入った? 私達のウィークリーニュースレターに登録下さい。   免責事項:上で著者によって表明された意見は必ずしもConsensys AGの意見を代表するものではありません。ConsenSysはは分散型コミュニティで、ConsenSys Mediaはメンバーが自由に多様なアイデアと視点を表明するプラットフォームです。ConsenSysとイーサリアムについてもっと詳しく知るには、私達のウェブサイトをご覧下さい。   (ソース元記事:https://media.consensys.net/introducing-consensys-diligence-cf38f83948c)
【Swap】ICO間近コンセンシス(ConsenSys)の新プロジェクト「Swap」のベータに参加しよう

【Swap】ICO間近コンセンシス(ConsenSys)の新プロジェクト「Swap」のベータに参加しよう

2017/06/22 at 7:03 PM 0 comments
  分散型トークン取引のエコシステムの構築 私達コンセンシス(ConsenSys)は、Swapトークンとベータリリースプログラムを紹介できることを誇らしく思います。 Swapはイーサリアムブロックチェーン上での分散型でピア・ツー・ピアのトークン取引に関する必要性に触発されたプロジェクトです。分散化は人々が「トラストレス」に、仲介業者を介さず価値を交換するのを可能にします。ピア・ツー・ピアでユーザー同士が直接取引するのを可能にすることで、ブロックチェーンベースの注文台帳の限界問題を効果的に回避します。 この問題を解決するために、私達はトークンを見つけて、価格を設定し、トレードを行うための各サービスを開発しています。Swapトークンをそれらのサービス上で利用することで、シンプルで流動性の高いトーク取引体験ができる各サービスへのアクセスが可能になります。Swapトークンは今年後半にローンチされる予定です。 ベータに参加される最初の500人の方々は、報酬としてSwapトークンの配分への独占的アクセスを得られます。   更新:ベータグループの募集は既に埋まって、登録は終了しました。参加者の皆様ありがとうございます。現在もSwapの更新情報をお求めなら、メーリングリストへの参加をお願いいたします:   コミュニティでの素晴らしい議論とフィードバックに基づき、私達はプロトコルを拡大して、更新されたホワイトペーパーを公開しました。   こちらは、Statusで動いており新しいプロトコルを利用しているシンプルなトークンショッピングアプリのデモです。     いつでもteam@swap.techで質問や、コメント、関心などについて私達に連絡できます。もしあなたが挑戦を求めている経験豊富なエンジニアなら、https://swap.tech/jobsをチェックしてください。Swapの最新情報はhttps://swap.tech/   免責事項:上で著者によって表明された意見は必ずしもConsensys AGの意見を代表するものではありません。ConsenSysはは分散型コミュニティで、ConsenSysメディアはメンバーが自由に多様なアイデアと視点を表明するプラットフォームです。ConsenSysとイーサリアムについてもっと詳しく知るには、私達のウェブサイトをご覧下さい。 (ソース元記事:https://media.consensys.net/join-the-swap-beta-fafae498b915)  
【Grid+】 – エネルギー市場の未来 –

【Grid+】 – エネルギー市場の未来 –

2017/05/19 at 10:04 PM 0 comments
ConsenSysは長い間エネルギー関係の事業に取り組んでおり、私たちはここ数年の間に多くのプロジェクトに取り組んできた(transactive grid, co-tricity,および秘密保持契約(NDA)のためにまだ公表できないものもある)。過去9ヶ月間、われわれはエネルギー市場の構造に革命をもたらすと考えているシステムを(半内密的に)開発するのに熱心であった。私たちはパブリックイーサリアムネットワーク上で登録と支払いを行う、分散型電力供給プロバイダー&マーケットである「Grid+」を開発している。登録された顧客はわれわれのネットワークを使用してリアルタイムで支払いを決済することができ、本来関わるべきでないユーザーエージェンシーをシステム内から押しやることにより、リスクと管理コストを大幅に削減できる。また、最も重要な点は、われわれのネットワークを既存のグリッドの上にレイヤーとして構築できることである。 私たちは現在、より効率的な電力供給プロバイダーを開発しており、私たちがどのようなチームで、エネルギー市場の将来についてどのような長期的ビジョンを持っているか共有しようと思う。現状では、未来はより多くの電池を必要としている。 なぜ私たちはバッテリーを必要とするのか? 太陽光発電電池(PV)は、主に急激な投資コスト低下の結果、記録的な数(PVは電池なしで正常に動作する)で設置されている。私たちは、分散型太陽光発電がまもなく、世界中の多くの地域で最もコスト効率の良い発電手段になると考えている。なぜなら、長距離伝送中に無視できない量のエネルギーが失われるからであり、送電のインフラ整備コストと送電中損失コストが、電気代の約38%を占める。屋根から冷蔵庫へエネルギーを動かすのは、150マイル離れた発電所から移動させるよりもはるかに効率的だ。したがって、PVを実装するためには大幅な初期投資が必要だが、時間の経過とともに利益を得ることになる。 より多くの再生可能エネルギー源が利用されることは喜ばしいが、不幸なことに、高いPVの普及率が電力網の問題を引き起こす可能性がある。下は2017年4月17日のカリフォルニアの電気負荷の時系列プロットである。   カリフォルニアが再生可能エネルギーの導入にある程度成功していることがわかる。 しかし、ここではなにかがうまくいっていない。 考慮すべき重要な事項がいくつかある。 風力発電は、24時間では比較的均一だが、日によって高い変動性に悩まされる問題がある。これは、グリッド上の他の発電機によって賄う必要がある。 ソーラーは当然ながら(明らかに)日中しか稼働できない。 だが、このグラフは24時間のウィンドウ全体の平均分布を示している。実際には、任意の場所での太陽光の供給は、雲により断続的になる傾向がある。これによる断続的な損失は、大規模なストレスと技術的課題につながり、他のグリッド参加者によって補償されなければならない。 日が沈み太陽光発電が減ると、炭素ベースの発電所は約50%の生産増量が必要となる。エンドユーザーは無限のエネルギー需要に慣れてきているため、この生産増をすばやく実施することが期待されている。 これは高価で困難であり大量のエネルギーを浪費する。 グリッドにPVを並べるのは、生産が負荷の限界を超えない時でしか有効でない。 限界を超えるとグリッドに過電圧が導入され、これは望まれる事ではない。この時点で、グリッド参加者はエネルギーを吸い取ったり、グリッドインフラストラクチャを損傷するリスクを冒す必要がある。 では、なぜ太陽エネルギーを蓄えるために電池を使用できないのか? これは合理的なサービス利用ユーザーが低供給で高価格の時に電力を売るので、世代の経過を修正するためである。 その結果、日中の供給が平準化され、太陽光発電に固有の中断が緩和される。 残念ながら、ほとんどの市場はまだ準備が整っていないため、バッテリーはPVの普及に追いついていないことが判明した。   効率の悪い市場  残念なことに、ほとんどの場所の顧客には電力を蓄えるインセンティブがない。 なぜかと疑問を持つだろう。 それはグリッドの情報処理能力がそれほど発達してない為である。 彼らはまったく同じ価格でパワーを買って、それをあなたに売るだろう。 そして、これは常に24時間365日、同じ価格(ほとんどの地域で)である。あなたはいつもそのエネルギーに同じ価格を手に入れたら、後でエネルギーを蓄えるために、バッテリーに5000ドルを費やすだろうか? 合理的なユーザーはそうしないだろう。 幸いにも、グリッドはこれを認識しており、効率的な市場を実現するために必要なインフラを少しずつ追加している。 あなたの家に「スマートメーター」と呼ばれるものがあるだろうか? あなたのユーティリティが「使用時間の料金設定」を導入するのを待って、私たちのシステム上でエネルギーを交換することができる。 現実的には、この価格設定モデルは、今後数年間に徐々に進歩的な地方自治体に普及し、その後は世界中に広がると考えられる。 電気事業者は現在の速度で太陽光の普及率を上げることができないため、我々は真にグローバルなグリッド移行の変曲点にある。 さらに、私たちが過去1年間に話したほとんどすべてのユーティリティは、この問題に取り組むためにイノベーション予算を割り当てられる。     スマートバッテリーの集合体  私たちのシステムは、スマートバッテリーをグリッド上で独立したアクターとしてネットワーク化することによって機能する。より広義には、これらのアクターを「エージェント」(バッテリーである必要はない)と考えている。 ネットワークは機能的には2つのバッテリーまたは200万個のバッテリー(現在はパイロットに4つのネットワークバッテリがある)と同じである。既存のグリッドインフラストラクチャを使用するように設計していることに注意することが重要である。 マイクログリッドはより効率的な計算システムを設計することで、既存のワイヤの効率をかなり上げることができると確信している。  これは先に議論した、効率的な市場にうまく役立つ。 グリッドのエネルギーが大きすぎると、価格が低くなることが予想される。 電池は安いエネルギーで自動的に充電し、価格が上がるまで売るのを待つ。 システム上の多くのアクターが存在すると、グリッド負荷と1日の総負荷が平準化され、グリッドが安全な範囲内に維持されることが期待される。   開発中のGrind+のロードマップ  様々な理由から、GridX+をほんの最近一般に公開し始めた。これはライス大学でわれわれのテクニカルアーキテクチャーについて講義したものである。  この記事では完成したシステムに焦点を当てているが、Grid+はいくつかのステップを踏んでそこに到達する。 我々はイーサリアムをエネルギープロバイダーの世界に導くために必要な、より長期的な計画を持っており、今後数ヶ月にわたってその計画を明らかにする予定である。パブリックイーサリアムネットワークがまだ表に出ていない産業に浸透する事が、一部の人が考えるよりも早く起こるということをコミュニティに示したいと思う。 私たちは、Grid+4がイーサリアムを物理世界に持ち込む最初の企業の1つになると確信しており、私たちはその道のりが楽しみで仕方がない。     私たちのチーム  ConsenSysではエネルギープロジェクトに取り組んでいる者がかなり多いが、そのうちの少数は特にGrid+に専念している。  Alex Millerは応用物理学の背景を持つソフトウェアエンジニアだ。従来の支払いインフラストラクチャを持つユーザー間で$ 2以上の支払いを実行するフィンテックスタートアップで働いていた。 2015年にイーサリアムについて知った彼は、より将来性のあるパーミッションレス・イノベーションの道を選択し、今日ConsensSysでのエネルギープロジェクトの技術開発を率いている。  Karl Krederは、オースティンのテキサス大学を卒業し、先進的なバッテリー技術を研究している材料科学の博士号を取得した。 博士号取得前に、Southwest Research Instituteで働いており、そこでエネルギー貯蔵システムの評価と安全コンソーシアムを開始した。このコンソーシアムでは、大容量リチウムイオン電池の試験、特性評価、および10 kWh以上のエネルギー貯蔵に関する研究が行われた。  Mark D'Agostinoは、ConsenSysのエンタープライズ・グループの管理パートナーである。 彼はイーサリアムベースのソリューションをFortune 500sや世界中の政府に提供してきた。 Markは、Grid+の戦略とビジネス開発を推進している。 以上である。今後に乞うご期待を。   Alex Miller / Ethereum developer at ConsenSys, co-founder of https://gridplus.io   (ソース元記事:https://blog.gridplus.io/gridx-the-future-of-energy-markets-da104c285363)
【ConsenSysアカデミー】2017年のデベロッパープログラムの紹介:ブロックチェーンが世界を変えてゆく

【ConsenSysアカデミー】2017年のデベロッパープログラムの紹介:ブロックチェーンが世界を変えてゆく

2017/05/18 at 5:53 PM 0 comments
  ブロックチェーン技術は世界規模の現象となっている。 数年前、J. P. MorganやMicrosoftといった業界の巨人によるソフトウェアのオープンソース化、イーサリアムブロックチェーンによる国連のヨルダン援助、そしてエストニアからイリノイ州へ、行政による投票からエネルギーまでのユースケースを探求するためにブロックチェーンのワーキンググループを立ち上げることを、誰が想像できただろうか。   ブロックチェーンは技術者と投資家の注目を集めただけではない。ハイチからイギリスまで、世界経済フォーラムのホールからインド最大の教育機関まで、そしてデビッド・キャメロンのような大統領や首相たちもブロックチェーン技術を“変革的”であり、将来のインpベーションの基盤であるとして称賛した。   ブロックチェーン技術の力を活用すれば、ソーラーパネルを設置し、分散型エネルギーグリッド上の隣人たちに直接電力を売るといった具合に、起業家精神がシンプルに成り立つ。現在、銀行や国民の身分証明書にアクセスできない25億人の人々は、ブロックチェーンに基づいたレピュテーションを信用する、見知らぬ人から融資を受けることができる。一般市民はファクトチェックに参加することでインセンティブを得られる。クリエイターはファンと直接つながり、仲介者によって報酬を削減されることなく、公平に報酬を受けることが知られていると自信を持って感じることができる。ユーザーは、普遍的な分散型IDシステムに接続してデータを所有し、選択したときにのみ公開または売ることができる。   この時代は、新しいインターネットの構築が可能であるというユニークな機会である。この新しいインターネットは、まずユーザーである私たちを最優先し、私たちが自らの生き方を選択することを可能にする。   新しいインターネットは、世界中のマーケットを平準化する可能性がある。途上国が3Gを採用したときに銅線技術が飛躍したように、ブロックチェーン技術は世界経済に参入する際の障壁を下げ、伝統的にロックアウトされた人々に金融包摂を提供する。   ブロックチェーン技術は非常に新しいものである。イーサリアムが生まれたのはわずか数年前だ。現実世界でのプロダクションでスマートコントラクトをサポートしている唯一のブロックチェーンとして、エンタープライズ、政府、分散型アプリケーション(dApp)開発の選択肢として急速に拡大している。今日、ブロックチェーンで作業することを学ぶことで、開発者たちは最も有望で最も急速に成長する分野の1つでリーダーになることができる。2021年までに23億を超える飛躍が見込まれる市場での専門的な機会だけでなく、気候変動、金融政策、アカウンタビリティに影響を及ぼす現実のシステムを構築するチャンスでもある。   ConsenSys Academy 2017 Developer Programは、10週間の体験プログラミングでブロックチェーンの専門家になるという前例のないチャンスである。教員は、広く採用されているイーサリアムプラットフォームに焦点を当て、ブロックチェーン開発に関する世界初の当局から構成されている。高度に厳選された厳格な2017年のプログラムを完了した人は、ConsenSysからブロックチェーン証明書を受け取り、ドバイへ招待され、実費プロジェクトの主要なConsenSys開発者と並んで仕事をするという限定的な機会を得ることができる。卒業生は、ConsenSysですぐに雇用される候補者とみなされる。   ドバイは、2020年までにブロックチェーン上で最初の政府機関になるという野心的な目標に向けて、3Dプリントされた建物からドローンタクシー、ブロックチェーンなどの最先端技術の迅速なプロトタイピングと展開を奨励しています。世界で最も未来志向な都市として、ドバイは2017年のデベロッパープログラムの卒業式に最適である。   2017年のデベロッパープログラムのアプリケーションは、2017年7月1日までオープンしている。このプログラムは完全に無料で、世界中のプロフェッショナルと学生の開発者に開放されている。詳細については、Consensys AcademyのWebサイトにアクセスし、空席が残っている間に申請書を提出してください。   (ソース元記事:https://media.consensys.net/introducing-the-2017-developer-program-blockchain-is-changing-the-world-and-so-can-you-f517a99160eb)
【ADT】MetaX, ConsenSys, Adchain: デジタル広告とブロックチェーン技術のギャップを埋める

【ADT】MetaX, ConsenSys, Adchain: デジタル広告とブロックチェーン技術のギャップを埋める

2017/03/22 at 8:19 PM 0 comments
ブロックチェーンベースのテクノロジー企業がデジタル広告業界における詐欺と戦う分散型アプリケーションを開発中 人々が広告に関する詐欺という言葉を思い浮かべる時、通常、広告主を詐欺の犠牲者と捉えるよりむしろ、広告主が広告の力を利用して、消費者が欲しいか欲しくないかに関わらず買わせることと考えます。 広告主が一般消費者にうまく商品を販売、プロモーションしている一方で、広告業界は長きにわたってサードパーティの提供元が提供する不正データに苦しんできました。この不正データによる詐欺は数十億ドルにのぼります。 英国の広告会社WPPが委託した研究によると、「全世界で詐欺的なトラフィック、あるいはボットによって自動生成されたクリックによって無駄になった広告収入は、2017年に164億ドルに達する可能性がある」とのこと。そこでMetaXは、広告トラフィックやクリックの信頼をブロックチェーン技術に移転する試みを開始しました。具体的には、デジタル広告サプライチェーンが監査可能な透明性の高い結果を生成可能にすることで、詐欺の大幅な低減につながるプラットフォームを構築しました。 MetaXはイーサリアム企業ConsenSys社と協力して、その分散型広告アプリケーションで稼働するブロックチェーンベースのプロトコル、adChainを開発しました。   ■仕組み ETHNewsに提供された情報によると、MetaXは広告キャンペーンのデータをモニタリングしイーサリアムブロックチェーンにセキュアかつ分散化された形で保管するadChain追跡ビーコンを生成します。これにより、全ての広告キャンペーンのサプライチェーンに関わる当事者がデータを信頼できることが確保されます。 MetaXにステートチャネルを実装することにより、ユーザーはデータをデジタル広告データやインプレッションを証明する暗号署名を通じてリアルタイムに追跡、保全、そして保管できます。このプロセスにより特定された詐欺は、リアルタイムにブロックチェーン状にブラックリストとして記載されます。そうすることで大きなダメージとなる前に詐欺情報が排除されます。 MetaXプラットフォームは、現行の業界のソリューションの仕組みは変えずに、ユーザーがadChainプロトコルにシンプルで利用しやすい方法でアクセスすることを可能にします。MetaXは実装が容易です。現行のシステムへの変更や大規模な統合を一切必要とせず、相互運用やデジタル広告エコシステムに容易に組み込むことが可能です。 AdChainはまた、マルウェア検知と予防の機能、そして暗号学的にセキュアなイベント処理を含むことで、広告主が「大量の取引量を実行する一方で、彼らのインプレッションデータの完全性とセキュリティを保つ」ことを可能にします。 MetaXを用いる広告主とパブリッシャー(メディア)は、実際に発生した広告クリックやインプレッションと、ボットや他の詐欺の主体が発生させる偽のクリックやインプレッションを見分けることが出来るようになります。ブロックチェーン技術の透明性が、広告や他のキャンペーンに関連するマーケティングデータのかつてないレベルの知見と信頼性を提供します。   ■どのようなものか MetaXは、他の多くの現行のテクノロジーと同様、舞台裏で動作するので、エンドユーザーの体験は現在と変わりません。 MetaXの共同創業者ケン・ブルックのコメント: 「デジタル広告業界の外にいて現在の広告プロトコルについて知っている人々が少数であるように、一般のインターネットユーザーがadChainについて認識しないことは十分ありうるでしょう。インターネットのTCP/IPなど聞いたことがない人々が大多数なように。ですが、adChainが広く採用されれば、一般のエンドユーザーはオープンでカスタマイズ可能なニュースフィードを持つアプリケーションを使うようになり、プロプライエタリでないサーチアルゴリズムを利用してコンテンツを見つけるでしょう。ユーザーはadChainの存在を全く耳にしないかも知れませんが、無料コンテンツの質とユーザー体験は現在よりはるかに素晴らしいものになるでしょう」 ETHNewとの以前のインタビューでブルック氏は、人々が自身の個人情報を保持しその売買について決定権を持つためにも、デジタル広告業界を民主化することが重要であると語りました。 現行のモデルでは、フェイスブックやグーグルのような企業はユーザーデータを収集し、外部監査不能の中央集権型サーバに保管することで、広告主にとって価値がある情報から生み出された利益を貯め込んでいます。 これにadChainが組み込まれることで、adChain上に構築されたDapp(分散型アプリケーション)は、普通の人々(広告の消費者)がサードパーティを伴わない形で直接広告主が求める情報を提供することで収入を得ることを可能にするかもしれません。 MetaXは現在、選ばれた数社と、非公開のβテストを経ているところです。追加の情報は http://www.metaxchain.com/ で確認することができます。   ライター:ロス・シルバ(LOS SILVA) ロス・シルバはライター、そして映画監督です。テクノロジーやデザインの会社と仕事をしてきました。彼のイーサリアムへの関心は台頭する、アーティストが自身の仕事をブロックチェーン技術を通じてコントロール可能なクリエイティブアプリケーションに端を発しています。   ETHNewsは自らの編集方針にコミットしています。 読んで面白かったですか?@ETHNews_で私達をフォローして、adChain、MetaXまたは他のイーサリアムビジネスと金融の最新情報を受け取りましょう。 (ソース元記事:https://www.ethnews.com/metax-bridging-the-gap-between-digital-advertising-and-blockchain-technology)
【GNO】Gnosis(ノーシス)のベータ版が登場

【GNO】Gnosis(ノーシス)のベータ版が登場

2016/07/14 at 8:41 PM 0 comments
分散型予測市場の最新機能と今後の計画 Gnosis周りのニュースはここ数ヶ月、静かなものでした。Gnosisチームは、次のソフトウェアリリースに向けてた開発を続けており、数週間のうちに皆さんと共有できることに興奮しています。私達の2つのメジャーな新機能には、予測市場の第一ステージ、そして誰もが自身のGnosis市場を作成できる機能が含まれます。それが何を意味するか、そしてどう今後の計画に関連するかをご説明します。   ■Gnosisは誰でもオラクル(=預言者)になれる 予測市場は市場を解決するのにオラクルを必要とします。スマートコントラクトと予測市場の文脈におけるオラクルとは、現実世界のイベントデータをブロックチェーンとスマートコントラクトのエコシステムに読み込み処理させる主体です。 これは具体的には、「ある選挙でA氏が当選するか落選するか?」というスレッドがGnosis上に立てられた際、そのスレッドに参加している個人がA氏の選挙結果を提出するという形で、クラウド(=群衆)の力を使ってオラクルがブロックチェーンとスマートコントラクトにデータを記録するという仕組みです。 そのほかにも、気象観測所が気象データをアップロードする、あるいはブルームバーグ社等の現行のフィードの提供元による株価を提出するといった形で行われます。以前のオラクルに関するブログ投稿でこのトピックについて詳細に書きました。 イベント解決のためのさまざまな信頼性が高く高速なオラクルがあることは、Gnosisと予測市場のさらなる発展に必須です。その理由から、私達はオラクルのための市場を作りました。私達の今度のリリースで、誰でもオラクルの提供元として登録し、一定の手数料でデータを提出することが可能になります。将来のリリースにおいて、ソーシャルメディアを通じた評判のブートストラップ、データ特化設定、オンチェーンオラクル、そして冗長オラクルやアルティメットオラクルのようなセキュリティの機能が利用可能になります。 私達のビジョンは、Gnosisをスタンドアローンのプラットフォームとして機能させることで、オラクル提供元をスマートコントラクトの生態系全体とつなぐ予測(=オラクル)市場を作ることです。 今後は、ほぼ全ての一定の複雑さを持つDapp(分散型アプリケーション)が何らかの形で外部データを必要とするでしょう。   ■クラウド(=群衆)に由来する市場 真に分散型の予測市場は、集権化された当事者からクラウドにプラットフォームの支配を移転すべきだと考えています。 そこへ向けて私達は第一ステップとして、参加者が誰でも自身の予測市場を作れる事を可能にします。Gnosis Dapps インターフェースでは、誰でも新たな市場を公開できるようになります。それを行うプロセスはとてもシンプルなもので、市場の名前と説明、そして解決の詳細を入力し、オラクルへの提供費用を選択、そして初期の補助金を用意するだけです。この初期の補助金は市場の開始時における流動性の提供に用いられます。初期確率分布を設定し初期の補助金提供のコストを相殺するため、市場作成後すぐに株式を購入することが推奨されます。 もう一つの、次のリリース後に控えている主要な機能は、参加者が市場の補助金をクラウドファンディングする機能です。より大きい額の補助金はより正確な確立集約の結果となり、ユーザーが初期に株式を購入するインセンティブにもなります。補助金は5イーサから50イーサ、あるいはそれ以上の金額です。負担を軽減するため、市場作成者がこの初期の補助金をクラウドファンディングするための簡単なツールをリリースするつもりです。 もう一つの予定されている機能は、一層モジュラーなコードベースです。近々、新たな市場スコアルール、オラクルそしてトークンの実装はスマートコントラクトの開発者にとって単純でオープンなプロセスになります。 汎用的なスタンドアローンオラクル市場の構築とともに、真の群衆による参加とカスタマイズを可能にすることはGnosisのビジョンの主要な部分です。これはGnosis上での自分の予測市場アプリケーション作成のための一層シンプルなツールに向け徐々に進化していきます。予測市場は驚くほど広範な利用ケースに用いることができ、ギャンブルや金融の用途からガバナンス、保険、そして情報収集まで多岐にわたります。私達のエコシステム向けにカスタマイズツールを作成するのは必須であり、人々が予測市場アプリケーションを始めるのをフェイスブックページの設置と同じぐらい簡単にするだろうと私達は考えています。利用ケースそれぞれが独自のインターフェースを必要とし、異なった規制経路を要する可能性があります。 Gnosisでこれらの機能が稼働するのを、そして今後の計画についての更新をお楽しみに。 (ソース元記事:https://media.consensys.net/a-wild-gnosis-appears-in-beta-5c085dae2d7c)